Drama

csgb Vol. 79 ~Stream~ 2021年7月31日(土)15:00~21:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru, hirasho

https://www.twitch.tv/  

上記アドレスで視聴可、です(投げ銭あり)!

またもや何だかよくわからない時短要請のために、変則的、しかし健康的な時間にお届けいたします。私は15時40分から、18時20分から、の2回。よろしくお願いいたします。

 

そしてこちらもまだまだ!

aobanunoise.thebase.in

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!この間の4連休はこのTシャツで乗り切りました。貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
Peter Rehbergが亡くなってしまって、結構EditionsMegoレーベルを熱く(サブレーベル含め)追いかけている私としては大ショックを受けている。勿論Pita名義、そして彼がやっていたKTLとかShampoo Boyとか、その他のユニットの将来もだが、何よりもレーベルがきちんと続いてくれるのだろうか、ということが気がかりである。だって、多分今既に予定されているもの以降も面白いリリースが続いただろうし・・・。何とか存続してほしい、と切に願うばかりである。
 
ところでこの間の連休は結構色々と活発に動いていたら、暑くて疲れて若干最終日はぐんにゃり、としていた。ぐんにゃり、としながらうだるような暑さの中(我が家はたまに外より暑い時がある)、脳内で突然The Drumsの「Let's Go Surfing」が流れ出したのだった。


www.youtube.com

アルバム
Drums [12 inch Analog]

Drums [12 inch Analog]

  • アーティスト:Drums
  • Island
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も持ってはいたけれどもそれほど強い印象はなく(手放したな)、さして思い入れのないバンドではあるけれども、何故かこの曲は脳内に残っている。早速iPhoneApple Music内を検索し、ブルートゥースのスピーカーで小音量で聴いて脳内再生を補完してみた。

 

多分この曲を各種イヴェントで沢山聴いたりした2010年の夏のことを思い出したのだろう、何だか楽しい予感に満ちた記憶が蘇った。カジヒデキHalfbyが仙台にやってきた時のイヴェントでカジさん自らDJで流して踊ってたな、とかそうだ、あの年の夏はTwee Grrrls Clubという存在を知って(6月のThe Raincoatsの下北沢での追加公演での時だな)、それまで全く知らなかったからその存在や活動内容を後から知って、物凄くわくわくしたんだったな。それで意外に私が昔から好きだった音楽が、やはり一部で途切れることなく世代関係なくずーっと愛されてたんだな、ということも知れて、ちょっと励まされたりしたんだった。

 

おかげでまた(所謂)インディもののレコードとか(主にシングル)買うようになったりして、そう、個人的には90年代の初頭から中期のころのちょっとしたわくわくがあったんだなあ、2010年の夏には、とちょっと珍しく、ノスタルジー混じりの楽しい気持ちになったりしたのだった。うだるような暑さの中。

 

それ以降は震災があったり本当に世の中ろくなことなかったし、個人的にも色んな身内や友人がこの世からいなくなってしまったり、とかあったりしてヘヴィな時代が続くのだけれども、2010年、最後の気楽な夏、のサウンドトラックとして、リリース年はその1年前だけれどもThe Drumsのこの曲のことは記憶しているのかも知れない。

 

でも結局The Drumsのこの曲の中だけで2010年の夏の回想は終了し、この間出たErika de Casierの「Sensational」を聴いていた。

ファースト

のアナログをやっとのことで入手して聴いていたら4ADと契約、となってびっくりしたけれども、その4ADから出たこのセカンドアルバムは、今年の夏は10年以上経ったらどんな夏として記憶されるかわからないけれども、そんな今年の夏のサウンドトラックになるのかな、という1枚である。デンマーク出身でR&B的な歌を聴かせてくれる、という音楽性に変化はないけれども、より一層シンプルになっていて絞り込まれた音になっているから「聴くぞ」と集中して耳を傾けて聴くことを要求されるようなアルバムに仕上がっている。私本当に今様のR&Bと目される音楽は、たまたま目について(耳について)気になるものしか聴かないから全く暗いのだけれども、Ellla Mai

ELLA MAI

ELLA MAI

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とThe XXのセカンド

Young Marble Giants

が合わさって、そこから「流れている」音を抜いて、音を「置いた」ような、そういう隙間と言えば隙間を最大限に聴かせるようなバックに乗せて、残念なデートや恋愛模様やら何やらを抑えた声で親密さを持って歌うアルバム、である。ご本人はJanet Jacksonとかに影響を受けたらしいのだが、熱量的には同じかもしれないけれども表向きそこまでではなく非常にスムーズな感じ、である。そんな最小限、と言っても良い音なのにきちんと全体的にグルーヴ(!)が感じられるのは、私が疎いだけなのかも知れないけれども、凄く新鮮なプロダクションだなあ、と感じられるのであった。ここでも音作りに絡んでいる同国のNatal Zaksはこの間のAlle名義のアルバム 

Alletiders

Alletiders

  • Olea Records
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でもハウスっぽいエレポップっぽい、でも全体的に軽めなのに妖艶、な音で凄く良かったので、今後何か更なる展開がありそうで楽しみ。