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白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!これで厳しい残暑を乗り切ろう、ということで貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
なんかここ最近やれ体調が悪いだのなんだのを始めとして、なんとも鬱ブログ化しつつあったので、軽やかなブログを今一度目指したいものだ。あ、体調は昨日あたりには完全復活、と言えるくらいになりました。なぜそう言えるかというと一風堂でラーメンなぞ食べてしまって、しかも小玉と言えども替え玉までしてしまったのにお腹は全く大丈夫で、夕食にはチキンオーバーライスを作成して美味しくいただいて、それでも全くお腹が大丈夫だったからである。お騒がせいたしました。
 
ということで軽やかに。昨日夕方買い物に出かけようとしたら、我がアパートの共有エントランス(というほど大したものでもないけれども)にナスが1個落ちていた。エントランスにナス。まあ普通、あれ、と思うのだけれどもさして不思議にも思わず、お隣さんかな、と思いながらとりあえず出かけた。
 
何故お隣さん、と思ったかというとお隣さんのご実家が近所で野菜を作っていて、作った野菜を我が家の近所のJAのでっかい直売所でも売っているのだが、その直売所の休み(水曜日)の前の日(火曜日)には売れ残った野菜を大量にくれたりする。だから、野菜、と言えばお隣さん、とリンクしたのである。ちなみに先日ベランダで洗濯物を取り入れていたらお隣さんが帰宅してきて、挨拶したら我が家のベランダの手すりに玉ねぎを6個くらい並べられて、どうぞー、とくれたりした。良いでしょ。
 
で、買い物から帰宅したらまだエントランスにナス、だったので意を決してお隣さんのインターホンを鳴らし、ナスありますよ、と言って、やはりお隣さんの落とし物だったらしく、無事に渡せたのであった。
 
一件落着、と買い物してきたものを冷蔵庫に入れ始めていたら今度は我が家のインターホンが鳴り、お隣さんから今度はナスを10個もいただいた。落とし物のナスを1個届けたら10倍になってやってきた。なんか身銭を切っていないわらしべ長者のような話だが、宮城県仙台市の片隅では、こんなギチギチとした令和の世の中でも野菜を媒介にしたほのぼのコミュニケーションが行われているんだぜ。
 
「Rough Trade Shops Covers Vol. 1」を聴く。 
Rough Trade Shops Covers Vol 1

Rough Trade Shops Covers Vol 1

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私は今やその存在意義もサブスクの世の中に於いては風前の灯火、と思われるようなコンピCDというのが滅法好きで、とくにこのRough Trade Shopsのシリーズはコンプリートするくらい大好きである、と今書いて調べてみたら我が家にない、つまり私が知らないうちに出ているシリーズが2作ほどあることが判明。ヤバい、即買いだな・・・。コンピCDって、なんか色々なフォーマットで出ていたものを再編集してCDにまとめる、というのが好きで曲順や選曲にそれぞれ大いに意味があるように感じられるのだな。プレイリストもまあある意味コンピ、と言えるのだけれども新たな枠組みが与えられる、という点でわかりやすくコンピ、ってのが好きである。これは上にシリーズ、と書いたがRough Tradeのスタッフたちがテーマに基づいて選曲したコンピシリーズで他にも色々、「Country」だの「Rock n' Roll」だの「Post Punk」だの、色々ある。でこれはタイトル通りカヴァー曲を集めたものだが、まあ一筋縄ではいかないメンツで知ってるものもあれば知らないのも、当然ながらある。The DamnedにThe RaincoatsにKirsty MacCollにBongwaterにFlying Saucer AttackにBruce SpringsteenにIceageにMac DeMarcoにMinor Threatに、ともうたまらない面々によるカヴァー曲が、既発ではあるけれどもぎゅっとまとまっているのでトータルで楽しめるし、へーこの曲のこんなカヴァーがあるんだ、とか発見も夥しくある。さすがRough Tradeの店員さんじゃのう、と唸らせられること請け合い。久々に聴いたらめっちゃ盛り上がってしまって鬼リピート中。未聴の方は、今更CDなんて、とか言わずに是非とも一聴を。