Introvert

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!涼しくなってきましたが、まだまだTシャツ必要ですよね。そして昨日のSHAFTのTwitchをご覧になった方々や、貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
さて近況としては、仕事ではどこにいても誰かに捕まえられ、誰かに探され、何かをしていてもすぐに誰かに話しかけられ、という日々がずーっとここ最近続いている。
 
こうなってくると1日の終わりにはほぼ何も誰とも話したくない、と言う気持ちになってきて(いや実際問題、生活上そうはいかないのだけれども)大変に疲弊してしまう。なるほど、人間にはもしかしたら1日に人と話せる容量、というかキャパのようなものがあって、それを超えてしまうとどうもな、という風になるのかしら、と新しい気付きを得ている昨今である。
 
おお、今の世の中の状況からのリモート、とは違った意味で自分のためにリモートなところからリモートで何かをしたいものだ、とか思ったりもするのだがなかなかねえ。
 
ということでLittle Simzの「Sometimes I Might Be Introvert」を聴いている。

ラッパー、というかシンガーというか、同時に女優でもあるらしい彼女の4枚目のアルバムである。私は前作

と本当にたまたま店頭で出会い、珍しく試聴し、そして本当に珍しく試聴して惹かれてしまって以来の付き合いなので本当に大して彼女のことを知っているわけでもないのだけれども、前作は本当にシンプルな中にぶっとく、馴染みの良いビートにキャッチーなジャズファンク的なノリが散見され、渋いダブ加工が印象的ながら聴きやすいポップな作品であった。今作はそれと比べると、2枚組でヴォリュームが増し、且つサンプリングも往年の、まだ何だかおかしくなる前(と言っても良いのか)のKanye West

LATE REGISTRATION [12 inch Analog]

ばりに存在感を増し、ストリングスはあしらわれ、インタールードもあり、と言う感じで盛沢山、ではあるが基本的にぶっといビートに出まくる低音が強烈で、且つ関係者も絡んでいるSault

Untitled (Rise) [Analog]

Untitled (Rise) [Analog]

  • アーティスト:Sault
  • Forever Living Originals
Amazon

のようなキャッチーなジャズファンクのりも、80年代的デジタルなダンサブルさも、メロウな空気も、ヴォリュームが増した分クオリティはそのままにヴァラエティ豊かになっていて、めちゃくちゃ聴きごたえがあるのでこれまた今年のベストに入る作品。そして何よりも彼女の、内省気味なリリックを滑らかに言葉を紡いでいくようなラップ具合がまた、色々やってるけれどもポップでスムーズなバッキングと相まって、良いのよねえ。