UMAN Spirit

csgb Vol. 83~Stream~ 2021年11月19日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk, hirasho, GIN

https://www.twitch.tv/ barfam

上記アドレスで視聴可、です(投げ銭あり)!

私は21時30分からと12時からの2回やります、よろしくお願いいたします。奇跡的に何となくレコードを発見できたので明日も頑張ります!

 

最近なんか、転倒したり財布忘れたり慌ててレコード買ってよくよく考えたらダブってたり、とか何とも焼きが回ったような感じの日々なので、気をつけないといかん。仕事が爆発的な忙しさだった日々を乗り越えたら気が抜けてしまったのだろうか、とか色々理由はつけられるけれども、まあ何よりも諸々注意しないと命にかかわることも起きそうな年齢なので、そろりそろりと生きていこうと思うのだった。

 

ところで私は・・・、いや、俺は仙台生まれNEW WAVE育ち悪そうな奴は大体友達、なわけだが(ところでこの間の期間、ブックオフ店内放送でDragon Ashの「Grateful Days」が流れてて、曲紹介でZeebraのここのリリックに関しての言及があったにもかかわらず、その前に曲がフェイドアウトして次の曲に変わっていってたのにはなんかこう、諸行無常を感じたものである、余談ながら)、そんなに仙台が大好きで離れたくなくて今も住んでます、というわけでもなく、まあ生まれてからずっとだからな、という感じでいる。

 

大学も就職も仙台で、思えばあまり高校を出てから他の街に住む、ということの想像がつかなかったし、多分あんまり色々なものに興味ややる気がわく性質でもなかったので、いられるならこの街で良いかな、ということでずっといるわけである。まあ、暴力団の抗争が激しい、とか爆撃される、とか民族間の争いが熾烈、とか海面上昇で沈む、とかいう場所でなかったからそういうことができるのであって、そこはとても、本当に生まれてくる場所としては幸運だったかも知れない。

 

先日、「仙台のどこが良いですか」と聞かれることがあって、はた、と困った。データ的なものとかを調べれば色々出てきて、皆が納得するような良い点が挙げられるのかも知れないけれども、客観的に第三者にぱっとプレゼン(そこまで大それたものではないけれども)するとしたらどんな点かしら・・・。

 

私としては友達がいるところで私が暮らしているところ、というところが一番良いのだけれども、そんなの第三者には全く関係ないわけであるし。でも・・・、結局のところ私のような人間がひっそりと暮らしていけるくらいに平和なところ、という結論になってしまうな・・・。

 

中にいるとなかなか難しいものである、街の魅力の説明というものも。じゃあ離れて眺めてみようかしら、というやる気も起きないような、そういう良い街ですよ、ということか。でも、この間の宮城県の知事選の結果を受けて、仙台どころか宮城県外に引っ越しても良いな、と思ったことは確かだ。

 

UMANの「Chaleur Humanie」を聴く。

CHALEUR HUMANIE [12 inch Analog]

RVNG傘下のPete Swansonとかが主宰するレーベルから再発された、92年のファーストアルバムである、って当然微塵も知らなかったわつい2週間前まで。フランスの兄妹が片田舎のプライヴェートスタジオで作り上げた作品なわけだが、Windam Hillにライセンスされた楽曲もあったりもするらしく、所謂ニューエイジ的な文脈でも聴ける音楽、と言えば音楽である。しかしアラビア語やロシア語、ヘブライ語に英語に、と様々な言語で歌われるヴォーカルは完全に楽器の一部として使われ、その楽器、というのも全体的にFM音源のシンセを駆使して作り上げられたであろう、なんか良い意味でプラスティックな感触の重層的な音楽である。ワールドミュージック的にも聴こえるのだが、それはどこの国の音楽でもなく、非常に小さな密室にThe Blue NileとPrefab SproutDead Can DanceEnigmaとThe Art Of Noiseの誰もあまり話題にしないクラシック~ジャズ的側面とかをぶち込んでシェイクしてしまったような、マジで謎の音。これ当時だったら、手触り的になんか埋没してしまっていた(してたから今こうしてアナログで再発されて盛り上がったりしてるのか)だろうな、という気もする、「今」聴ける音楽。この断片的なイメージの羅列みたいなアルバムの作りも謎が増して、面白いのう。