csgb Vol.86 2022年3月18日(金)20:00~@ Monet ( pre Monet )
入店: 2000yen(1D)
Guest DJ; tmym
DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk
bar famが旧Hi-Hat跡地に移転して、Monetに改名してオープン、なのですがまだ本格始動ではないのでpre-Monet、という名称になります。ややこしいですが、場所は変わってもcsgbはcsgbでしかありえないのでもしよろしかったら是非に!なんか嫌な世の中ですが、tmymさんも出てくれますし、私も年度末のマジくっそ忙しい最中ではありますが健康第一で楽しくやりたい所存です。
トルコ系イギリス人の彼女のセカンドアルバム、である。UKソウルの、とかよく形容されるのだけれどもデビュー作
の時から、今日び珍しく非常にギターがメインの所謂ロックぽい曲が多いのう、という印象だったが今作では何だかスケールアップしているぞ・・・。何だかタイトなビートに生々しい音の冒頭曲から一気に引き込まれ、結構繊細に紡がれたソングライティングに舌を巻き、そしてベースのでかさが一貫しているのであまり最初思わなかったが、意外にブルージーだったりパンクロックっぽかったりソウルフルだったりヴァラエティ豊かな曲群、そして内省的な歌詞、と非常に生々しくも高品質なロック~UKソウルアルバムである。Sadeの新作が出るたびにこういうのを期待してたんじゃないかなもしかしたら、とか突然思ったり。まあ今作もギターの響きが全曲凄く印象的で、Sadeはこんなにある意味ロックンロールの方面には振れない、か・・・。プロデュースは前作からのWilma Archer、そしてBig Thiefとかでお馴染みのAndrew Sarlo、そしてなんとまさかのBullion!という間違いのなさすぎる布陣による間違いない傑作。とはいえ、結局は彼女の曇り空と晴れの空を行ったり来たりするようなヴォーカル(突然Sam Prekopを謎に想起!)、これが一番なんですが。