Earth Died Screaming

csgb Vol.86 2022年3月18日(金)20:00~@ Monet ( pre Monet )

入店: 2000yen(1D)

Guest DJ; tmym

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk

bar famが旧Hi-Hat跡地に移転して、Monetに改名してオープン、なのですがまだ本格始動ではないのでpre-Monet、という名称になります。なんか嫌な世の中ですが、貴兄貴女に会いたいです、よろしくお願いいたします!私は20時30分とか22時40分とかからやりますが、全員激務とか逆境に負けずに頑張ります。あ、あと会場、つまりMonetは禁煙になりますのでお気をつけて!

 

aobanunoise.thebase.inあkk

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
昨夜は珍しくちょっと早めに全てが進行していたので、大体いつもは日付けが変わるあたりで入浴しているのだけれども、23時半くらいに入浴していたのであった。
 
そうしたら揺れが来たので、浴室の扉を開けてバスタオルで身体を拭きつつ、近くの食器棚を押さえたりして、まあ治まったから浴室に戻ったらさらにやばい、何と言うか道路に穴を掘る掘削機に自分がなってしまったかのような、どどどどどどどどどどという揺れが来てまたかよー、と言いながらバスタオルを体にかけて洗面台と電気温水器を押さえていた。我が家はオール電化物件なので、洗面所にあるどでかい電気温水器が心臓部なのである。どでかくて重いのに、面白いように揺すられていて、11年前には斜め上の部屋とか真上の部屋で電気温水器が倒れて、階下の我が家の一部が水浸しになったりして大変だったのう、とか思いながらいたわけであるが、あのiPhoneからぎゅおぎゅお緊急地震速報が鳴り響く中、どどどどという揺れの音と、色々なものがぶつかったり落っこちたりするどがちゃんどがちゃんという音を聞きながら全てが揺れる中にいるのは、もう毎年よくあることになってしまったけれども、それでも嫌だわねえ。
 
ということでまたしてもでっかい地震に見舞われてしまって、こういうのがデフォルトになりつつあるのは本当に嫌なんだけれども、なんか悪いことしたかな、俺・・・、とか思ったりしたけど、最近調子に乗ってる奴多いもんな、うちの職場にいるけど好きな仕事しかしない奴とか、机の上の整理ができないで雪崩起こしてくる私の隣のデスクの奴とか(しかも臭い)、あと戦争ふっかける奴とか、ミサイル的なもの打ち上げる奴、人権蹂躙してる奴、テレビやネットで知ったかぶりしてわあわあ吠えてる奴、そんなお前らのせいでこちとら全裸で揺れの真っただ中、耐える羽目になったんだぞ!
 
まあそういう連中が足掻けば足搔くほど深みに嵌る底なし沼に沈んでいくのを見届けることを願いながらTom Waitsの「Bone Machine」を聴く。
Bone Machine

Bone Machine

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おそらく皆様が最も心配しているであろう我が家のレコードとCDのどんがらがっちゃん状況であるが、床に置いていたレコードはまあぱたぱた倒れたけれども、レコード棚はびくともせず、他のレコード箱も大丈夫、ではあったがCDは2メートルの高さの棚がシェイクされた故に高いところのCDが飛んでしまって、「聴きたいけどちょっと前をどかさんと手が届かないからな」と日頃は思っていたCD群が目の前にある状態になったので、不幸中の幸い、ということで聴きながら仕事に行ったりしたわけである。って言うかそれくらいポジティヴに考えないとやってられないでしょう、ココロ的に。だからThe Jesus And Mary ChainとJohnny CashとSwansとThe TheとScott WalkerとU2Everything But The GirlKeren AnnとDes'reeとWillie Nelsonが目の前にあるわけだ。そしてTom Waitsも一式同様に飛んできたので92年のこのアルバムを聴いていた。グラミー賞取ってるのかこれ!と改めて驚くガラクタパーカッションと地底の底からのだみ声、全体の音響もミックスも何かがおかしい(Tchad Blakeは独自の音ってのを90年代に作ったよなあしかし)、不穏極まりない、Blind Boys Of Alabamaの目が見えるようになったりさえしそうな、そういうびっくり音楽、である。でもやっぱりIsland時代の彼の必殺技である急にほろりと来る美バラードが顔を覗かせたりKeith Richardsが絡んだり、とまあ無茶苦茶やってそうで無茶苦茶だけれども、地に足の着いた、まさに「実験」の産物。しかし地震の翌日に聴くべき音楽は多分他にある、ということは重々承知している。