csgb Vol.86 2022年3月18日(金)20:00~@ Monet ( pre Monet )
入店: 2000yen(1D)
Guest DJ; tmym
DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk
bar famが旧Hi-Hat跡地に移転して、Monetに改名してオープン、なのですがまだ本格始動ではないのでpre-Monet、という名称になります。なんか嫌な世の中ですが、貴兄貴女に会いたいです、よろしくお願いいたします!私は20時30分とか22時40分とかからやりますが、全員激務とか逆境に負けずに頑張ります。あ、あと会場、つまりMonetは禁煙になりますのでお気をつけて!
おそらく皆様が最も心配しているであろう我が家のレコードとCDのどんがらがっちゃん状況であるが、床に置いていたレコードはまあぱたぱた倒れたけれども、レコード棚はびくともせず、他のレコード箱も大丈夫、ではあったがCDは2メートルの高さの棚がシェイクされた故に高いところのCDが飛んでしまって、「聴きたいけどちょっと前をどかさんと手が届かないからな」と日頃は思っていたCD群が目の前にある状態になったので、不幸中の幸い、ということで聴きながら仕事に行ったりしたわけである。って言うかそれくらいポジティヴに考えないとやってられないでしょう、ココロ的に。だからThe Jesus And Mary ChainとJohnny CashとSwansとThe TheとScott WalkerとU2とEverything But The GirlとKeren AnnとDes'reeとWillie Nelsonが目の前にあるわけだ。そしてTom Waitsも一式同様に飛んできたので92年のこのアルバムを聴いていた。グラミー賞取ってるのかこれ!と改めて驚くガラクタパーカッションと地底の底からのだみ声、全体の音響もミックスも何かがおかしい(Tchad Blakeは独自の音ってのを90年代に作ったよなあしかし)、不穏極まりない、Blind Boys Of Alabamaの目が見えるようになったりさえしそうな、そういうびっくり音楽、である。でもやっぱりIsland時代の彼の必殺技である急にほろりと来る美バラードが顔を覗かせたりKeith Richardsが絡んだり、とまあ無茶苦茶やってそうで無茶苦茶だけれども、地に足の着いた、まさに「実験」の産物。しかし地震の翌日に聴くべき音楽は多分他にある、ということは重々承知している。