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白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
私は結構音楽を聴くのが好きな方なのだけれども、どんな音楽が好きなのか、という問いが一番困る。自分でもよくわからない。
 
ただ、自分でもどんな音楽が好きなのかよくわかっていないのだけれども、一つ言えるのは自分の好きな音楽を聴くのが大好き、ということである。裏を返すと好きでもない音楽を聴かせられることはこの上なく嫌い、ということになるので、そんなにそんなに、音楽って良いよねー、と無条件に言えるような感じでもない人なのだな、と自分で最近わかってきたようにも思える。
 
好きな音楽、曲はたくさんある。でもやっぱり例えば油そば屋の店内で耳にする曲の中とかには、うわこれは本当に嫌だな、とか思うものもあったりしてそういう方が強烈な印象を残したりする。しかもそういう曲に限って歌詞で、なんだかすごくわざとらしい感じで自惚れた感じで、音楽に対しての想いなんかをラブレターのような形式で述べてたりして、そういうのも本当に嫌だな、とこの間思ったりしたんだよ。調べてみたら、まあその曲に限らず本当にその人たちの楽曲にはこれまでも耳にして嫌な気持ちにさせられたりしてきたので、嗚呼根本的に私とは合わないんだなあ、と感じ入ったりしたわけである。
 
好き嫌いは別に人それぞれだし、音楽とかに優劣があるわけではないんだけれどもたまにはこういうことも言いたくなるわけである。で、止せば良いのにまたそういうのが好き、とか言っているであろう仮想ファンなんかのうすっぺらい言葉も勝手に思い描いてしまってもう本当に嫌だな耐えられんな、という負のスパイラルに落ち込んでしまったりすることがあったりするんだけど、これは私だけではないはずだぜ!と信じたいぜ!
 
とかどーでもいいのにY○AS○BIに対していちゃもんつけたくなったりするなんて、心が弱っている証拠である。The Telescopesの「The Telescopes」を急に聴いていたりしたんだ。
The Telescopes

The Telescopes

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1992年にCreationレーベルから出ていたセカンドアルバムである。ファーストはなんかヘヴィなギターのサイケ、という感じでSpacemen 3やLoopといった連中を想起させるような、そういう感じだったのだがCreationに移籍してからの最初のシングルはそのノリだったにもかかわらず、時流に乗ったのかそれ以降の3枚のシングルはインディダンス風のビートにキャッチーなメロディの名曲群で、これは大変なことになった、と当時興奮していたものだがそれらを経てからのこのアルバムはまた、アクースティック楽器をフィーチャーした、一歩先を行く成熟したサイケデリア、でやはり興奮したものである。ダウナーでジャジーな空気感とかを当時こういうバンドで醸し出しているのは他にも全く見当たらなかったと思うし、なかなかそれだけでも群を抜いていたと思う。それ故に一過性のムーヴメントに翻弄されることなく、この後も(私は全く追いかけてないのだけれども)息の長い活動を続けられているのかも知れない。しかしこのアルバム、全然古びてないな、久々に聴いたけど。と言うか出た時からもうクラシック的な風格のあるアルバムだったからな・・・。ちなみにEd Ball参加。