白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
そういえば昨日はレコードストアデイであったが、仙台のレコードストアも数少なくなってしまったけれどもこれからも頑張ってほしい、とそれらに日常的に行っている私としては、願うばかりである。
RSDのリリースに関しても以前ほどなんとなくパラノイアックな、うおおお入手せねば、というテンションが下がっているのを感じていたのだがそれは単にリリースにあまりピンと来るものが今回あまりなかった、ということが原因なのかそれとも私の情熱がそれほどでもなくなってきてしまったのか、と思ったりしたのだがRSD関係なく買ってるわな、ということに思い当たり、まあたまたまだろう、となった次第である。
しかし・・・。それはそれで良いのだが、Simple Mindsの3枚組ライヴ盤とかEcho & The Bunnymenの21世紀に入ってからのシングルB面とライヴ集とかThe Soundのコンピとか、そういうものが仙台のタワーレコードのRSDリリースコーナーにあるのを見てしまうと、なんかここら辺、俺がなんとかしないといかんのか・・・、別に全然欲しくもないけど・・・、と何だか物凄く難しい気持ちになってしまった次第である。いや、勿論大好きな方々なのだけれども、これはいらん、というリリースなわけである。でもそうも簡単に切り捨ててしまって良いの・・・?と何か責められているような気持ちになってしまってしばし店頭で固まったのだった。
これからもこういう業を背負って生きていかねばいかんのか、いや、微妙なものを高価な仕様でリリースせんでくれ・・・、という心の叫びであった。Confidence Manの「Tilt」が楽しい。
オーストラリア出身のダンスポップグループのセカンドである。4人組だけれども2人はファーストアルバムのジャケからしても明白であったが
完全に黒子で、それは今作でも変わらず、である。とにかく何だか、全然悪い意味ではなく新しい感じのしない享楽的なダンスポップをどかーんとやっているファーストには大層衝撃を受けたのだが、今作でもその破壊力は衰えを知らず、寧ろより焦点が定まった90年代~00年代の香りが漂い(過ぎる)ダンスポップをぶちかましている。当時こういうのあったよな、という不思議なデジャヴに襲われる全12曲で、先日ひょんなことからhmdtmn氏からBetty Booのファーストアルバム
のアナログをいただいて久々に聴いたりしていた私としては、何だか物凄く嫌になるくらいしっくりきてしまう。歌詞も含めて何だかこんな混迷の世の中に相応しくないくらい気楽な、というかなんかめんどくさくないアルバムなのだけれど、逆にここまで突き抜けるのは本当に凄い気合いと作りこみの成果に違いない、という凄みを感じる作品。