白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
私の数少ない趣味と言えば
ブックオフに行ってレコードとかCDとかを見て、時間があってまだ読んでないのがある場合には『
ゴルゴ13』をちょっと立ち読みして、というものである。
大体は仕事が終わってからちょっとだけ、と夕方か夜に
ブックオフに行くことが多いのだけれども、たまに仕事が休みの日には昼間に行ったりすることもある。
先日も休みの日にちょっと時間があったので、どれ何か新入荷でもあるかのう、と
ブックオフのレコードコーナーに行ってみたら先客の年配の方が、片手を広げてつかめるくらいの枚数のレコードを棚から引き出し、1枚1枚舐めるように見てそれを戻し、また隣のレコードも片手でつかめるくらい引き出して舐めるように見て、ということをずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとやっていたのでまったくレコードを見ることができずに断念した。
では気持ちも新たにCDでも、と思ったらまた別の先客の年配の方が、CDでも不思議なことに同じように引き出しては舐めるように見てまた戻して、なんなら周囲とか下の方にCD無造作に置いて、とかやっていたのでその日はもう何も見ることができずに終了、であった。
もし私があと20年後も生きていて、まだ
ブックオフがあって、そしてまだCDとかレコードとかを取り扱っていたら、かなりの確率で
ブックオフで、今と同じようにCDとかレコードとか見ることしているだろうと思うのだけれども、その際には引き出して舐めるように見る、ということはなるべく避けたいものだ、と思うのだけれどもやってるのかな、20年後のtd翁も。気をつけないとな・・・。
と、波風立てることや炎上を避けるために言葉を選んで冷静に書いてみた。結構内心、ぬおお(以下略)、とか思っていたのだけれども。まあ、Loopの「Sonancy」を聴いて心穏やかに過ごそう。
Loopの新作、であるってLoopだよLoop!!!!!!!!!!!!!!!!!!と冷静さを失いそうになりながらいるのだが、32年ぶりの新作である。前作は高校に入学してすぐくらいのリリースだったなあ。
勿論Loop解散後、Robert HampsonはMain名義だったり個人名義だったりで、音響彫刻とも呼べるような深い深い音像の作品をたくさんリリースしてきてそれは本当に最高だったわけである(他メンバーの短命だったHair & Skin Trading Co.というバンドもあった)。2013年にLoopが復活して2015年にLoop名義でEPが出て
それからも大分時間が経っていて、オリジナルメンバーもRobert Hampsonしかいない(ブリストルのThe Headsのメンバーとかいるらしいけどメンバーのクレジットがよくわからないんだな)のだけれど、わくわくしながら針を落としてみたら展開の少ないヘヴィなギターリフに相変わらずの呪いのようなヴォーカル、というLoop節で震えるほど感動した。感動したが、今までのLoopと同じ、という感じではなく結構整理されスピード感があって、明らかに手触りは過去の諸作と違う(デジタルな処理が結構効いているのか)のに、この謎めいたヘヴィでサイケデリックな感じが健在で、おおやはり真髄を見せつけられている!という興奮をもたらす感動具合、であった。ってまあ性質の悪い愛好家のコメントで申し訳ないのであるが。しかし、某ディスクユニオンの夜割で中古品3%オフのタイミングがあれば夜な夜なLoopの諸作を検索しまくっていた人間なので、おわかりの通りLoopへの思いは決して冷めることなくずっと熱いままだったわけである。それに応えてくれるこの新作!ということでまあ泣いてます。