Anima

csgb Vol.87 2022年5月27日(金)20:00~@ Monet

入店: 2000yen(1D)

Guest DJ: Masaya Omote, GIN

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk

4月はcsgbはお休みしておりましたが、今月はあります。久々のGINくん、そして思えばAOBA NU NOISEのごく初期メンバーでもあったオモテさんが出ます。私は最近もうなんだかよくわからない音楽ばっかり聴いてるんですが(今に始まったことではないけれども)一度整理して臨みたいと思います、よろしくです!

 

aobanunoise.thebase.inあkk

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAやりたいので、その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
昨日は午前中、寸分の隙もなく仕事をしてそのまま出張に出かけて14時半まで拘束、ということで全く昼食を取る時間が取れなかった。
 
いや、人それぞれでそれを自慢したい人もいるだろうし、いや自分昼食取らないんで、とかいう人もいるだろうけれどもそういう話はひとまず置いておいて、私はそういうのが耐えられないのですよ、ということをまずは言っておきたい。なんか、ネットとか見てるとそもそものスタンスが違う人々がわーわー言い合ったり不毛な論争(以前の口喧嘩)しているのをよく見るので、そういうのめちゃくちゃ下らないと思うし、本当に時間の無駄だと思うんだよな。
 
話がずれた。拘束を解かれた時にはもはや空腹を通り越して無になっていて、なんだかあんまり腹も減ってないや、という気がしたので(朝6時半から何も食べてないのだから腹減ってないわけないのだが、腹減り過ぎるとバグるものである)ふらふらと仙台駅のあたりを歩いていると、以前テレビで紹介されていたサンドイッチ屋さんが営業しているっぽかったので、時間も時間だし軽めの遅い昼食で良いか、とそこによろよろと入り、キューバサンドを注文した。
 
これが美味しすぎて涙が出た・・・。物を食べて泣く、なんていうのは取り調べ室のカツ丼とか(これは都市伝説みたいなものか)、あとはなんか漫画の世界、もしくは宗教、とかいう認識だったのだが、「美味い・・・」と感動して涙が出た。もちろんバグった空腹具合もあったのだけれども、パンのカリカリ具合もチーズとポークの溶けあい具合も、付け合わせのレタスも全てが完璧に美味しくて、こんなものが世の中にあったのか、と新しい神様を発見したような気持ちになって、憑き物が落ちたような感じで店を後にしたのだった。
 
キューバサンド、本当に美味しかったなあ・・・。ただ、唯一の誤算としては限界突破の空腹でバグっていたお腹がキューバサンドで正気を取り戻して、おいめっちゃ腹減ってんだけど、とキューバサンド食べたばかりなのにぐうぐう鳴って、すぐに空腹感に苛まれたことだろうか・・・。
 
Vladislav Delayの「Anima」がアナログで再発されたので聴いている。
Anima [Analog]

Anima [Analog]

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2001年リリースのサード(なのかな)アルバムである。当時結構話題になっていて、(雑誌『FADER』あたりとかだったかな・・・)私もご多分に漏れずこのアルバムで初めて彼の音楽に触れたのであった。この後も八面六臂の大活躍で現在も本当に面白いリリースを続ける彼であるが、私、当時買ったCDは多分まだ持っているはずなのだけれども、今回はアナログで1曲追加だし、ということで久々に聴いている。CDだと62分で1曲、と言う感じなのだけれどもアナログでは3面に分けられていて、それがまた非常に新鮮で良い。ダブの影響が大きいエレクトロニカ、と言えるような緻密な音楽なのだが、同時にミュージックコンクレート的にランダムに音が並んでいるような側面もあって、ビートも何もかも、結構「割り切れない」音楽である。それをダブ的音像でまとめ上げた、ということで結構後にも先にもない感触は、アナログで聴いても全く変わらず、リリースから20年以上経っているけれどもめちゃ面白い。ボートラの、ダブマナーによる「Version」も、言葉にすると阿呆みたいだけれどもめちゃくちゃかっこいいので、今回の再発、ジャケも当時のままだし、嬉しい一発、であった。