Hollow Inside

7月、熱い2つのイヴェント!

Pillows & Prayers presents HALFBY "Loco" Release Party  2022年7月16日(土)19:00~@ Monet

入店: 2500yen(1D)

Guest DJ: HALFBY

DJ: tmym, ymdmkt, tdsgk, shishin

どう転んでも間違いなく色々な楽しみ方のできる一夜になるかと思います。よろしく!

Miston presents SENDAI COLONY  2022年7月29日(金)19:00~@ Monet  入店: 2000yen(1D)

LIVE: B. Toriyama

DJ: YAMADAtheGiant, 福福ボーイズ, Kohtaro, tdsgk, Monolith 

仙台陣も異色な組み合わせ、よろしく!

 

で、暑過ぎる今年も、やはり最終兵器!

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
さて仕事のどでかい山を越えたのでこうして更新しようとしているのだが、この1週間はどうだったかな、と振り返ってみたい。
 
7月4日(月)
ちなみに前日の日曜日は時給の良い仕事だったのでもちろん休めず(金のためとは言え疲れる)。さらに翌月曜日は普通の仕事と来客ラッシュのせいで昼食をのんびり取れない、ということが事前にわかっていたので、セヴンイレヴンでおにぎりとカップそばでも朝のうちに購入して昼に備えようと、朝7時くらいに通勤途中でセヴンイレヴンに行く。いつもカップそばだと、どん兵衛あとのせさくさくかき揚げ天そばしか買っていない、というか買えない呪いにかかってしまっているので今回こそその呪縛の鎖を断ち切り、新しい自分を手に入れるのだ、と悲壮な覚悟で臨む。結果、どん兵衛あとのせさくさくかき揚げ天そばを購入して店を後にする。もうこの呪いは解けそうにない。
 
7月5日(火)
前日と打って変わって自由度の高い一日。のんびりと昼にそばを食べるが、翌日の仕事の小山の準備。
 
7月6日(水)
物凄い速さ、本当に光の速さでサーヴされる博多らーめん屋「かっぱ亭」で昼食。かっぱ亭、と言えば店で流れる80年代洋楽(有線だけれど)も魅力の一つだったわけであるが、なんと路線変更なのか懐かしの歌謡曲のチャンネルが流れていて、テンションがだだ下がる。加えて7月1日より値上がりしており、そこでもまたやむを得ないこととは言え更にテンションがだだだだだだだだ下がる。しかし相変わらずサーヴは速いし美味しい。そんな中で凄く良いカントリーワルツ歌謡曲が流れ、これは誰だろう、と思っているとかまやつひろしの「どうにかなるさ」であることが判明。本当に他の歌謡曲とは一線を画す、何と言うか本気を感じる。思えば浅川マキに私が異常にハマるきっかけになったのも彼の曲「にぎわい」のせいだった、ということに思い当たり、「ムッシュのワルツはやばい」という結論に至りながら、替え玉まで食し午後の仕事の小山を乗り切る。
 
小山を乗り切ったついでに、この日が最終日だったレコードフェアの閉店前最後の1時間に立ち寄る。もうどうせ何もないよね、とか思いながらも微妙な、本当に微妙な3桁レコードを9枚ともう1枚レコードを買ってしまい、安かったとは言え軽く自己嫌悪。こんな微妙な7インチと12インチを増やしてどうするんだ・・・。しかしやはり大事だ、Boy Meets GirlとかPebblesの7インチとかThe Cultの12インチは・・・と己の性癖のようなものには抗えないのであった。
 
ちなみに上のレコフェアで買った3桁ではないレコードというのは、ずーっと欲しかった12インチ、探してた、手に入れた、という感じのものなのであるがそれはなんとMidge UreとMick Kernの共演盤「After The Fashion」の12インチでして。発見した時はおおお、と震えた。震えたのだが、それには発見の喜びともう一つ理由があって、値段が95円だったのである。95円・・・。勿論安く買えるのは嬉しいのだけれども、なんか、あのー、もうちょい出しますよ悲しいので・・・、という気持ちになったことは否めない。
 
7月7日(木)
前日に朝から「佐野元春の新作がとにかくやばい」という情報が各方面(二方向)から私のもとに続けざまに寄せられ(結果的に三方向から)、これはまあ聴かねばならぬ、となったので出張のついでに仙台のタワーレコードでポイントを駆使して購入。

タワレコの入っているビルの地下駐車場で、車が出てくるまで袋から出してこのCDを眺めていたら駐車場係の男性から、「お、何買ってきたんですが」と尋ねられる。今時わくわくしながら買ってきたレコードとかCDとか眺めてる人、って珍しいんだろうな。「あ、佐野元春の新作です」「おー、なんか懐かしい感じだね」「いえ、新譜が良さそう、と思っていたら周りから凄い激賞されていたので」「あ、そういえば野口五郎とかとも最近やってたよね、かっこいいんだねやっぱり」という会話を交わしつつ車を出す。昼は出張現場近くでロースかつとメンチカツのランチセット。以前ロースかつを食べて震えるほど感動したのだがメンチカツはそれほどでもなく。ロースかつはやっぱり相変わらず塩で食べて、震えるほど感動したのだけれども。

 

7月8日(金)

ちょっと時間的に余裕があったので、昼食には職場の近所の中華屋で揚げ焼きそばを堪能。職場に戻ると同僚が、「大変なことが起きたよ」と誰かに教えたくてたまらない風情で元首相銃撃のニュースを知らせてくれる。とは言え「えー、そうなんですか」「でも、選挙期間中の今じゃないよなあ」とリアクションしてしまって、多分私が驚愕するだろう、と思っていたらしい同僚は肩透かしを食らったような表情になっていた。

 

別に何かを気取るわけでもなく、普通に上のようなリアクションを取ってしまったのが自分でも不思議なのだが、もしかしたらこういうことが起きるんじゃないか、と自分はどこかで思っていたのだろうか。わからない。もちろん、殺人には断固反対だし、許されることではない。でも、なんか不思議な気持ちなのだ、それは今でも。あと、ここまでの経験上、皆ドラマが好きだからなんか嫌だな・・・、と真っ先に思ってしまった自分もいたから上記のようなリアクションになってしまったのだった。

 

前日の木曜日に仙台で起きていた中学生切り付け事件の方がなんか事件現場もよく知っているところだったし、より一層仕事柄身近で、実はめちゃくちゃアラートがかかった状態に少なくとも私個人はなっていたので、それに比べると、勿論重大なことではあるけれどもちょっと遠い話、という感じなのだろうか。いずれにしてもなんだか、自分の気持ちってよくわからないものだな。

 

勿論佐野元春 & The Coyote Bandのアルバムを2枚ひたすらずーーーーっと聴いているのだけれども、仕事の大山を超えた今日は家でのんびりレコードを聴く時間が取れた。だからThe Cat's Miaowの「Songs '94-'98」を聴いている。

 

Songs 94-98 [Analog]

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先日は別ユニットのHydroplaneまで

 

Hydroplane [Analog]

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アナログで再発されてしまって、一体この世の中どうなってるんだ、と驚愕したものだが本家The Cat's Miaowまでコンピがアナログで出る、と言うこの事態・・・。オーストラリアの女性ヴォーカルギターバンドのコンピである。当時はCDも7インチも買ってた(なんならHydroplaneもちゃんと)ものであるが当然今はもう我が家にないので、実にありがたい時代になったものである、と感涙に咽びながら聴いている。スロウコア、と言えなくもないが、どちらかと言うと自宅に籠ってGalaxie 500Damon And Naomiも)とThe Velvet Underground & Nicoを聴き過ぎてしまったBelle And Sebastianが4トラックでレコーディングした楽曲、という風情の楽曲が並ぶわけで、まあ嫌いになれるわけもないし、手放してしまうなんて心が曇ってたのかな、自分、という音楽である。手作りブレイクビーツポップのHydroplaneと合わせて、個人的に失われてしまった90年代のある側面が今蘇る、そんな不思議な気持ちである。