One Thousand Years

涼しくなりつつある仙台ですが、TシャツはいつでもOK!

aobanunoise.thebase.inあkk

よろしくお願いいたします!

 

さて、先週土曜日のMIXED BAGの皆さん、遊びにいらしてくれた皆さん、まことにありがとうございました!レギュラーの皆さんが本当に最高に面白いプレイ、またもう一人のゲストの鳥山氏の本当に職人のようなDJの中、そして久々にお客さんわんさかいる中でDJとか、しかもお呼ばれイヴェントで、ということで密かに手が震えるくらいに緊張したりしてたんですが、途中からなんか「これはつながっている」「これもつながっている!」という幻覚幻聴の中でDJでつないでいる感じだったので勝手にブロックパーティ無双状態、で大変失礼いたしました・・・。おかげさまで大変楽しくDJできました!また機会があったら是非お願いいたします。しかし最後の方とかPaul KingからFeargal Sharkey、そんでPaul Young、とかって一体全体どうしたんだ、っていう流れだったな・・・。

 

でそんなMIXED BAGを日曜日の朝4時くらいに辞して、帰宅して5時くらいに寝て、7時に起きて9時からのトークイヴェント「Sunday Promise」に行って、懐かしい面々とも再会して楽しい、良いお話と良い音楽を聴いて色々と考えて、そしてとても穏やかな良い気分になって、帰りにymdmktさんとご飯食べてブックオフで20%引きでレコード買って(私はFalcoと井上陽水)、という休日を過ごすと次の1週間も乗り切れそうな気がする、とか思っていたんだよなあ、日曜日の時点では。

 

というマジで怒涛の平日に突入して、そんでもって日本ではやんなくても良いことを16億円だかでやってた火曜日、Skinの「Blood, Women, Roses」を聴く。

Skin Blood Women Roses

Skin Blood Women Roses

  • Consouling Sounds & The Living Jarboe
Amazon

1987年リリース、SwansのMichael Giraと当時メンバーだったJarboeによるユニットのファーストアルバムである。現在ではJarboe名義で再発されているのか(リンクは再発盤)。1987年は徐々にメロディというものを導入し始めた(変な話だと思われるが本当の話)本体のSwansが「Children Of God」をリリースした年でもある。

Children of God

Children of God

  • アーティスト:Swans
  • Young God Records
Amazon

シンセや弦やらドラムマシーンが重く遠く響く上でJarboe嬢の、実はクラシックのトレーニングも受けていたという美声が響く、暗めで、且つ言ってしまえば耽美、とも言えるような作品ではあるが、この重さはSwans直系、というのは凄く当たり前の話か。スタンダードナンバーのカヴァーも含み、Skinではこういうことをやりたかったのだ、というGiraとJarboeの意図は十二分に伝わってくる作品。次作ではMichael Giraヴォーカルがメインになっていて本作とは対になっているような作品で、勿論そちらも良いのだがこちらに比べるとSwans感が強い。この後Swans本体はJoy Divisionのカヴァーをリリース後メジャーから問題作だけれども名作「The Burning World」

Burning World

Burning World

  • アーティスト:Swans
  • Unidisc Records
Amazon

を出して、まあちょっと不思議な展開の時期(いや、それも最高だが)に入っていくので、ある意味ターニングポイントになったプロジェクト、そして作品である。