Music Is Blue

来週の金曜日、つまり私の誕生日の翌日、そして激務真っただ中の開催です!

csgb Vol.89 2022年10月14日(金)20:00~@ Monet

2000yen(1D)

Guest DJ: tmym

DJ: shinshin,  tdsgk, hirasho

tmymさん久々の登場!私は先日もMIXED BAG用に準備しておいたけど実際かけることのなかった、いわばMIXED BAG Side B選曲+α、でやろうかな、と思っております。何故なら先日のMIXED BAGでかけられなかったけれど、めっちゃ聴きたいな今これ、ってのが多いので・・・。

 

涼しくなりつつある仙台ですが、TシャツはいつでもOK!

aobanunoise.thebase.inあkk

よろしくお願いいたします!

 

先日胃カメラを飲んで検査をした、ということはこちら

mthdrsfgckr.hatenablog.com

に書いたのをご記憶の方も多いかと思う。で、ピロリ菌除去する羽目になった、ということはこちら

mthdrsfgckr.hatenablog.com

でお読みになった方もいるかと思う。

 

その後除去のために朝晩、ミサイルみたいなカプセルの薬を数個と錠剤数個、という結構物々しい量の薬を1週間飲む羽目になったのだった。私はストレス由来の高血圧治療の薬も飲んでいるので、その1週間は朝晩、毎回10個くらいの薬を飲んでいたわけだ。まあ年を取るとは、とか考えていたよね・・・。

 

ちなみにその1週間は、処方箋を持って行った薬局のお姉さんに、「この薬を飲んでいる間はお酒飲まないでくださいね」と、思わず「は!?」と声に出して反応してしまうようなとんでもないことを言われてしまっていたので、お酒も飲んでいなかったわけである。全く、軽くあんたはそういうけど正気かよ・・・、とその薬局出てからめちゃくちゃ機嫌が悪かったことはよく覚えている。

 

それから約2か月。本当にピロリ菌が除去されたかどうかの検査のために病院に行ったわけである。その2か月の間に、結構なかなか除去されずに2回目のチャレンジの投薬をする人もいる、という情報を見たり聞いたりしていたので、なんだよ消えないのかよ・・・、と脳内では、あのよく見るイラストの虫歯菌のような連中が先の尖った矛のようなものを持って、「ピロリピロリ~」とか甲高い声で勝どきをあげながら私の胃の中でイキっているヴィジョンが何度となく去来し、そのたびに悔しくて悔しくてピロリ死ね、とか思いながら辛い汁なし麻婆担々麺を食べたりしていたものである(行動的には全く意味不明)。

 

しかもここ数日は、仕事で本当にめちゃくちゃ胃が痛くなるようなひどいことが続いていたので(全て私にしてみれば壮大な巻き込まれ事故みたいなものであったのは声を大にして言いたい)、病院に行くまでは「ああ胃の中にはまだあいつらいるんだろうな、俺がひでえ仕事と対峙している時に、ピロリピロリ~とか言って喜んでるんだろうな」と思っていた。

 

で、結果はピロリ菌除去にどうやら成功していたようなので、ほっと一安心である。脳内では、私の胃の中であんなにイキって勝どきをあげていたピロリ菌(ばいきんまんに酷似)が「ピロリ~⤵」とか言いながら目をバッテンにして滅び去っていくヴィジョンが現れ、実に痛快であった。ざまあ。

 

でも、多分間違った思い込みだけど、胃に負担をかけ過ぎるとまた「ピロリ~⤴」と胃の中で奴らが復活するんじゃないか、とちょっと恐れている。で、これまた多分間違ってると思うけど、仕事で胃がキリキリするような状態だと「ピロリピロリピロリ~」と増えてくるんじゃないか、と思っている。そうなってくると本当の敵は、「ピロリ~」とか言っている奴ら、と言うよりも、俺を事故に巻き込み続けるお前ら、お前ら、そう人間どもだ!という結論になってきた。俺はそいつらを除去しなければならないんじゃないのか・・・。

 

Cass McCombsの「Heartmind」が凄く良い。

Heartmind [Analog]

Heartmind [Analog]

Amazon

カリフォルニアのシンガーソングライターによる10枚目のアルバムである、と言っても私はAntiからリリースされたここ数枚しか聴いていないのだけれども。亡くなったNeal CasalやChet JR WhiteにLove As LaughterのSam Jayneに捧げられている今作は、ちょっとひねったメロディをねじ伏せて突き進む彼のソングライティングが炸裂していて、そして音も全8曲、キャッチーなギターポップ風からカントリー風、ゆったりとした現行ジャズ風、クンビア風まで意外にヴァラエティ豊かな1枚。歌詞もこれまで結構比喩に富みまくって難解だったり、そして強烈に政治的だったりもしたけど今作では音楽賛歌(的)だったり、除隊後の兵士の物語だったり、ユーモアもあるけれども(しかも結構考えさせられる)、全体的に何だかちょっと泣ける感じになっていて、そして亡くなった友人たちに捧げられているからか結構ストレートな想いが込められていそうな感じで、味わい深くて歌詞カードを久々にじっくりと読みながら聴いていた。Danielle Haimが参加しているし(今作の共同プロデューサーがAriel Rechthaidだからか)、親子デュオThe JuddsのWynonna Juddも参加、というのも良い。本当に最近良いアルバムばっかりだけれども、これも本当に控えめに言っても今年のベストに近い。