Drive Yr Terraplane

Tシャツです!

aobanunoise.thebase.inあkk

よろしくお願いいたします!

 

先週金曜日のcsgb、ありがとうございました!この世は数人を除いて滅びてしまったのか、というくらいの賑わいでしたが、いやいや毎回面白い人と面白い音楽との出会いが最高の現場なので、また今後も末永くよろしくお願いいたします。tmymくんのDJも久々でしたが、いやー名曲だらけだなー、と誰もが唸る感じの選曲で、何だか長いお付き合いですが今更ながら本気で感動しました。私は裏MIXED BAG的にやったのですが、何故かEric B & RakimからAmerie、という門外漢ならではのつなぎとかColdcutからThe Fallとか、そういうことばっかやってました。

 

とかうおおおおおと駆け抜ける1週間を終え、今日も今日とて朝9時から予定みっちりでやっと座れたぜ、とかやっていたわけだが、そう先週48歳になりました。

 

13日の木曜日だったのだが、その日は本当に仕事が最悪なことの連続でとどめが会議2連発とかだったので、もう何も思い出したくないくらいなのだが、衝動に駆られて思いついた曲をYouTubeで検索してTwitterに貼り付けまくってツイートする、という非生産的なことこの上ないことをしまくってしまった。まあ誕生日だったら皆許してくれるのではないだろうか、と言うかあれくらい脳内iTunesにすがらないと乗り切れない1日だったぜ、全く誕生日だというのに。

 

そう、そもそもそんなことをする羽目になったきっかけがあるわけだ。先日テレビで90年代特集の音楽番組みたいなものをやってて、それを家の人が録画していたのでちらちらと観て、何だか物凄く不快な、おぞましいものを観てしまった、的な思いでいっぱいになってしまったのでそれを払拭すべく、自分の中で90年代邦楽ってなんだったろうかな、とちょっと考えていたらHAL FROM APOLLO '69に他ならないんじゃないか、

SUCK MY BLOOD BABY

SUCK MY BLOOD BABY

Amazon

という結論に至って聴いたらやっぱり鼻血出そうなくらい興奮して、その衝動のままYouTube検索して貼ってツイートとかしてしまったのがスタート、なのだが。勿論当然ながらこの作品よりも前にぶん殴られたような衝撃を何度も喰らってきて、で、この1997年リリースのアルバムがメジャー最後なのだけれどもヴァージョン違いで2曲収録されているシングル曲

DRIVE YR TERRAP

DRIVE YR TERRAP

Amazon

が最高で、当時のドラムンベースを取り入れたアレンジのヴァージョンとバンドサウンドを主体にしたようなヴァージョン、両方鳥肌ものでそのセンスに今更ながら脱帽するし(していたし)、大体エレクトロニクスとノイジーなギターが売りのユニットだけれどもRobert Johnsonを下敷きにして、とかそういうしっかりとしたリスナーとしての姿勢が作る音楽に表れているところとか、最初っから最後まで大好きだった。観に行ったライヴでもJohn CaleとかNeil Youngのカヴァーとかもやってたなあ。

 

そう、ライヴも2回仙台で観たし、全リリース追いかけていたけどもう二度と復活はできないし(佐野元春のこのアルバム

HAL FROM APOLLO '69のギターだった山田氏に捧げられていることは最近知った)、本当にユニットとしては90年代と共に終わってしまったような感覚だったのだけれどもめちゃくちゃカッコよかったから(カッコいいから)、私の90年代邦楽、と言えばHAL FROM APOLLO '69だな。

 

とか書くと昔の話、みたいだけれども結局いまだに聴いて興奮できるのだから、懐かしいという感覚もとくになく、そういうところも含めて音楽って良いな、とかしみじみ、思ったりもする。まあ、当時からなんだか身の毛もよだつほど嫌いだったものは、相変わらずやっぱり大嫌い、ということも確認できたりするのだけれども。