Tired Of Being Alone

今週の金曜日です!

csgb Vol.90 2022年11月11日(金)20:00~@ Monet

2000yen(1D)

Guest DJ: 5ea

DJ: shinshin,  tdsgk, hirasho

今回も秋山さんお休みですが、5eaこと菅井さんが出ます!私は「重なってるレコードコンテナの1番上の箱×4から+思い出したものを棚から抜いて+新入荷」というコンセプチュアルな選曲でやろうと思っておりますので、つながるのかどうかは運次第です!

 

そして次の日曜日です!

WPWTFWW Vol.2 2022年11月13日(日)17:00~22:00 @ Loop Cafe

DJ: Hiroshi, tdsgk, tmym, ymdmkt

「4人で聴きたいレコードをかけるので皆さんも良かったらどうですか」と来年1月でクローズが決まってしまった泉区八乙女の名店Loop Cafeでやります。日曜日の夕方、もしくは夜、ふらっといらしてください。チャージも通常営業の中でやるのでフリーになりますが、何か注文して飲んだりしてください。色々とはやり病関係で落ち着かない昨今(と言い続けてもう3年目)ですが、よろしくお願いいたします!

 

Tシャツです!

aobanunoise.thebase.inあkk

よろしくお願いいたします!

 

ふと、そう言えば、と思い出してちょっと調べてみたら、私のこの拙ブログは2002年の11月にスタートしていたので、まあ一回1か月ほど下らない理由で中断して、そんでまたリニューアルして、とかそういうこともあったが、ちょうど20周年であった。いや、最初の方のはマジでどーでもいい内容の、読む価値の見いだせないものなのだが、そうか20年もこんなことやってんのか、と我ながらウケている。

 

というか、別に初期に限らずそんなに読む価値があるものか、といえば、別に生きるヒントとか、何かの役に立つこととか、そういうものを提供してきた記憶は一切なく、単純に私の生存確認のようなものになっているわけである。しかしそれでも2011年の3月にはマジで生存確認の働きをしていたので、生きていると何があるかわからないものだし、この拙ブログの存在意義はあったのだな、と思い返してみて気づいたりもした。

 

あと文章の練習、という点では大いに役に立っていて、何等かの形で文章を組み立てて推敲して、ということを続けていると、他人の書いた奇怪な文章の編集やら訂正やらの校正などを結構しなければならない職種なもので、そういう点で仕事へのフィードバックがあった、というのもこの20年の気づきである。仕事にかける思いなどというものはここをお読みの方々ならよくご存じの通り微塵もないわけだが、労力の削減には大いに役に立った、というのはまあNag Nag Nagも意外にやるじゃん、ということである。

 

なんだかんだ言って20年、というのは結構長い期間なもので、人との出会いや別れなど本当に色々なことが沢山あったわけだが、それでも結局何も変わらなかったのは音楽聴いて楽しくやって、ということである。iTunesとかサブスクリプションサービスとかが出てきてこんなにも音楽の聴き方が変わる世の中になるとは思わなかったけど、Apple Musicは利用しつつも結局レコード買ってCD買って、ということを続けている。買うお店は実店舗よりもネットが多くなったり、と言う変化も20年の間にはあったけれども結局買っていることには変わらない。旅に出ればそこのレコード屋さんを探して、記念だから、とか何とか言って買って、とかやってることも変わらない。だから、仕事を何十年も続けていたらお金とかも貯まるのかな、とか昔は無邪気に思っていたけれども、そういうことも起きなかった、という点も、非常に遺憾ながら変わらなかった。でもこれは世の中のせいだ、うん、多分。あ、今日はヤフオクで落札したレコードが2枚届いたりしたけれど、まあ、世の中のせいで・・・。

 

そして変わらなかったのは、このような何だかよくわからないブログなのに読み続けてくださる方が意外なことに結構いらっしゃる、ということである。本当にありがたいことである。最初は友達とか、顔の分かる人に向けて書いているつもりだったけれども、私のことはこの文章を通じてしか知らないであろう方々もまあまあ読んでいらっしゃるようだ、ということも一度ブログを中断した際にいただいたコメント等ではっきりと認識したわけで、だからこそ色々と気をつけて書かねばな、とか思ったりもするのだけれども、まあ結局毎回いつものようになってしまうというのはご愛嬌、としてスルーしていただければな、と。

 

今更止め時もわからないので、そしてまあまあ私も図太くなったのでこのまま続いていくのだろう、と思うのだけれどもあと20年、とか考えたら私は68歳、字とか読めてるんだろうか、そもそも書ける状態でいるのだろうか。あまり先のことを考えても仕方がないが、いつ何時何が起こるかは誰にもわからない。ただ、更新されている間は是非今後とも読んでお楽しみくださいませ。

 

Al Greenの「Greatest Hits」をこないだの日曜日に仕事で気仙沼に行った帰り、石巻ブックオフで買ったりしているのも20年間変わらずと言えば変わらず、である。

数枚彼のアルバムは持っているし、結構愛聴しているものだけれどもなんかリマスター、曲多い、ベスト、とか言われるとまとめて楽しく聴けそう、となってしまったのであった。まあ550円だったわけで。1975年リリースのベスト盤に曲を追加して95年に出たCD版のリマスターっつうことなのか。そう、この20年、ネット上のどこかで私なんかより語れる詳しい誰かが私の好きな音楽について書いているわけで、拙ブログはそういう音楽ブログでもないな、ということについてもよくわかったのだった。では何なのか、というと紹介っつうよりもやっぱり私の感想、を述べる場である、というそもそもの原点のようなものを再確認しながらいたのだった。ということでAl Greenについて知ったかぶりなぞできないし、もちろんそんなに語れるほど追いかけているわけでもないのだが、いいや、この気持ち良い音楽について語らずに済ませることができるほど我慢強くもないわけで。ベスト盤ということで本当に名曲揃い、Texasもカヴァーしてたし、とかいう観点からでも楽しめるし、彼の本当にセクシーと言って良いソウルフルなヴォーカルがまたたまらんし、所謂Hi Soundがまた、ベスト盤ということも相俟って、ひたすらずーっと良い意味で似た感じで展開するわけで、このベースとドラムの独特のミニマルと言っても良いようなグルーヴが何物にも代えがたく気持ち良いし、なのであった。当然全曲最高であるが、私の大好きな「L-O-V-E ( Love )」(Orange Juiceのヴァージョンを最初に聴いたわけだが、そういう人も多いのではないか、と信じて疑わない)とか、あまりにも気持ちよすぎて20回くらい車でリピートして聴いてしまった。なんなんだろう、やっぱり「愛」があるからこその気持ち良さ、なのだろうか彼の場合。

 

そう、何事も愛があった方が、良いと思うね。この20年間、色々な場面で思ったりしたことはそれだったかも。