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今週金曜日です!

csgb Vol.95

2023年3月10日(金)20:00~  @ Monet

Door: 2000yen

DJ: Shinshin, 5atoru, tdsgk, Hirasho

もうそろそろあったかくなってきたからたまには遊びにいらしてください!

 

で、AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanunoise.thebase.inあkk

 

私はセヴンイレヴンによく行くのだが(タワレコオンラインの受け取りのため)、今は「カレーフェス」というものをやっているようである。

 

フェス。カレーフェス。ひと昔前だったらおそらく「カレーフェア」という名称だったのではないだろうか、とぼんやり考えていたのだが、それもこれもまあ所謂フェス、音楽フェス、というものがかなり市民権を得た、というか根付いたからなのだろうな、と推察する。

 

まあフェア、だと市場とか博覧会のようなイメージで、祭と言えば祭だけれども語源的に「美」で静的な感じがするけれども、フェスだと何となくこれまた祭っちゃあ祭ではあるが語源的に「宴」で、なんか動的な感じがあって参加型な気もする。そういうのが最近は良いのかな。

 

私自身はあまり音楽フェスには興味がなく、2回ほど(3回かな)行ったけどもう今世では行かなくても良いかな、と思っている(Nick Cave & The Bad SeedsとかBryan Ferryが出るなら撤回する)。なんかこう悪くないけど、しんどいな、というのが先に立ってしまうとちょっとなあ、普通のライヴですら時折しんどいな、が先に立ってしまいがちなので。

 

とは言え、昔は私も「フェス」と銘打って飲み会を企画していたので、フェスというものに関してはそうそう距離があるわけでもない。AOBA NU NOISEを毎週日曜日にやっていた時には、その開始前にKRFというものを企画し、そのKRFに来てくれたお友達をそのままAOBA NU NOISEまでエスコート、ということをやっていたのだった。そのKRFとはつまり、その飲み屋の名前を冠して、串鳥ロックフェス、というものであって(命名:私)、勿論そんなにフェスに馴染みのない人間が命名してるしそもそも飲み会がロックでフェスなのか、ということもあるのだがまあ響きが良いので勝手に命名して楽しい時間を過ごしていたものである。大体毎回KRFでぶちあがってしまってAOBA NU NOISE本編で限界の先まで、という酒との付き合い方をしていたので、よくもまあ生きてこられたものである、翌日は月曜日で朝から仕事だと言うのに。

 

と歳を取ってくると得意技の一つに昔を懐かしむ、というものがあるのだがそういう話であった。ちなみに私はフェスにはあまり馴染みが深くないけれども、どちらかというとフェアには大変に馴染みがあるなあ、と気づいた。ほら、レコードフェア、というものがあってのう・・・。

 

EggSの「A Glitter Year」というアルバムには興奮させられた。

A Glitter Year

A Glitter Year

  • Howlin' Banana
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フランスのどうやら謎の多い(と紹介されているのだ)7人組のデビュー盤である。UKのRough Tradeで激推しされていて、気にはなっていたのだがなかなか購入するタイミングを逃していて、先日やっと購入して聴いていたのだが、笑っちゃくらいにこういうのが好きだぜ、と言える傑作なので恐れ入った。EggsというとTeen Beatにも昔同名(大文字小文字の表記の仕方は違うが)バンドがいたが全く関係なく、こちらはThe Telvision PersonalitiesとかThe Go-BetweensとかThe Verlainesとかを想起させられるような、がしゃっと疾走しながらもメロディアスで、ヴォーカルも上手いとか下手とかそういう話ではなく、歌心がしっかりとあって男女のかけあいもエモーショナルで大変に、良い。そしてサックスが全編でフィーチャーされており、若干チューニングが低い・・・、ように思えるけど関係なく曲のスピード感を増すことに一役買っていて、なんかある意味ギターポップバンドのパーツが(個人的には)びしっとはまるところにはまりまくったアルバム。