My Cosmos Is Mine

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanunoise.thebase.inあ

 

またしても年度末が極まってきて、そしてまたしても憤怒の季節バックアゲインで相当疲弊しているのだが、それはそれだ、もう良い。

 

もう良いから、先週金曜日にちょっと時間があったので、青春をテーマに各DJが音楽をかけるイヴェントにちょっとだけ顔を出した。なるほど、世代が色々だと色々なんだね、と聴きながら、話を聞きながら思ったのだが、ふと私の青春の音楽って何かしら、と思ったのだった。

 

そもそも青春の定義が曖昧なのではあるが、それは置いておいて高校時代、とかと言う一般的な区切りで考えて、じゃあ4月のcsgbの時にそういう曲だけかけようかな、とか思い立って、おおナイスアイディア、とか思ったものである。

 

思ったのではあるが、パッと思いついたのがDead Can DanceとAnd Also The TreesとThe Sisters Of Mercyとかで、もちろんChapterhouseとMy Bloody ValentineとCurveとPale SaintsとJamesとその他大勢とかもあるのだけれども、ああ、これはなんかあまり公共の場でやんなくても良い奴かな、と思い直したのだった。

 

ということでいまだに色々新しく聴く音楽にわくわくしている状態=青春、という定義、というか解釈のもとに4月はそういう選曲でやろう、ということに落ち着いた。ま、いつも通りでいきます。

 

Depeche Modeの新作とか、こんなにわくわくしてDepeche Modeの新作を先行曲聴いてから待って、そして聴き狂うなんてのも本当に久々過ぎて、凄く驚きだ。

昨年メンバーのAndy Fletcherが亡くなってしまって、デュオ体制になって初の作品、そして6年ぶりの新作である。Andyは音楽的には貢献はほぼしていないに等しいメンバーではあったけれども、精神面で大きく変化がもたらされたのは間違いないようである。James Fordプロデュースで音的にはそう、近年のDepeche Modeの作品と大きく印象が異なることはない。重厚でアナログシンセの音色も雄々しく、メロディも単調ながら印象的でドラマティックな展開を見せ、Dave Gahanのヴォーカルも艶やかである。しかし、不思議なことに何故か新鮮で、1曲1曲が粒だって聞こえる。たまたま良い曲が揃った、というだけなのかも知れないけれども、ここに来て何も変わってはいないように思えるのに最高値を更新、というそのヴァイタリティに舌を巻く。アルバム全曲すげえな、と言いながらDepeche Modeのアルバムに震える、なんていう体験も実に久々なので本当に自分でも驚いているが、それはどうも世の中的にもそうみたいなので、私の思い入れだけのせいでもないみたい。ところで数曲のクレジットにRichard Butlerってあって、まさかな、と思って調べたらThe Psychedelic FursのRichardとMartin L. Goreが別ユニット用に、みたいな感じで作っていた曲みたいで、そのまさかだった、ということにマジでたまげたが、それがまた良い意味で、デペ節になっていて最高、あとストリングスもノイジーな使い方されていて最高にかっこいい、ということで、いやいや2023年になってDepeche Modeにまたしても夢中、である。