Levitation

来週水曜日!

Too Soon@Bar fam 2015年9月16日(水)20:00〜 No Charge! 
DJs: shinshin, tdsgk, tmym

40代男性のメロウな祭典になるかと思われます。是非秋っぽさを感じていただければ!

でその週の日曜日!

「Somewhere In My Heart Vol.6 〜Painted Palms Japan Tour〜」@Space Zero 2015年9月20日(日)Open: 22:00 Adv. 2000yen, Door. 2500yen(共に1D別途)
Live: Painted Palms(US)、Annik Honore、プリマドンナ、Waikiki Champions
DJs: Somewhere In My Heart DJ's、Hirothebooy(Bikini Lounge)

アメリカからのいとこ同士と復活若手とまだまだ若手とそろそろ中堅、というバンドの組み合わせとビューティー女性陣と癒し男性陣というDJでまったり一晩過ごしませんか。まったりどころの騒ぎではないのは目に見えてますが・・・。

その次の週の土曜日!

CSGB@Bar fam 2015年9月26日(土)20:00〜 1000yen(No Drink) 
DJs: shinshin, Akiyama, chimayu, kainuma, tdsgk

アラフォー男性陣とビューティー女性によるインディ(?)ダンス(?)ロック(?)イヴェントです。毎回毎回音楽好きの集う濃い夜になってますので今回もよろしくお願いいたします!

で、翌日!

AOBA NU NOISE @Club Shaft Sendai 2015年9月27日(日) Open: 19:00 Adv. 1500yen, Door. 2000yen(共に1D別途)
Guest Act: Warunori Brtotherz, Ingri and The Mommies
Live Act: -W-(Waikiki Champions), Qamp
DJs: EVOL, RAMBO, RYOTA(NATURAL 4/SYNESTHESIA), SISINONBU (ZUNDOKO DISCO)

SHAFT最後の夜は本当にSHAFTの最後になるかも知れない破壊力のこのイヴェントで締めくくり。バンドも豪華!DJ陣も気がふれた連中だらけ!スペシャルだなー、よろしくお願いいたします。飲もう(珍しく言ってみる)!

そして!10月には!

「Somewhere In My Heart Vol.7 〜Juan Waters Japan Tour〜」@bar fam 2015年10月7日(水)Open: 20:00 料金: Adv. 2500yen, Door. 3000yen(共に1D別途)
Live: Juan Wauters(US)、夏目知幸&菅原慎一シャムキャッツ)、遠藤勇光 with ブルーバード
DJs: Sumire(Twee Grrrls Club)、Carl(Bikini Lounge)、Somewhere In My Heart DJ's

フロムUS、フロムシャムキャッツ、フロム利府のライヴ陣に、フロム京都っつーかフロムTGC、フロムBikini Loungeっつーかフロムロジー、というライヴ&DJにいつものビューティー女性陣と疲れたおっさん、というSWIMHDJチームの組み合わせでお送りいたします!

で私が41歳になって最初のイヴェント!!

「No More Kings」@Club SHAFT 2015年10月16日(金)Open: 18:30 Start: 19:00 料金: Adv. 2000
Live: Hi,how are you?, -W-(Waikiki Champions), ki ka, プリマドンナ
DJs: tdsgk, DJ生活

いかしたバンドしか出ないイヴェントなのでこれは絶対来た方が良いです!私やつれてる可能性ありますが、関係なくどかーっとDJしますのでよろしくお願いいたします!

さて、この度の豪雨で被害に遭われた方々が一刻も早く落ち着いて暮らすことができるようになることを願ってやまないわけだが、私も今回の豪雨ではちょっとヒヤヒヤしたものである。

前日の茨城とか栃木とかの水害の様子はネットやらテレビやらで観ていて、いやいやこれやばいな津波みたいだよな、とか思っていたのが一昨日の夜、であった。私が住まう宮城県もどんどん雨が降ってきていて、とくに私の家はとなりがすぐ川、つまり思いっきり川沿いなので洒落にならねえな、まあ大丈夫だろうが、と思いながらいたのであった。

寝る前には宮城県内にも避難勧告とか出始めていたのだが、私が住んでいる宮城野区は全くスルーされていたので、まあ大丈夫だろう、と思いその日は床に就いたのだった。しかし夜中にエリアメールがけたたましく鳴ったりしてなかなか眠れず、寝ぼけながらiPhoneを見てみたらいつの間にか宮城野区に避難勧告、みたいなものが出ていて、且つ我が家の横を流れる七北田川にも氾濫の恐れあり、とか驚愕の内容になっていたので慌てて起きて窓の外を確認したものである。

雨は激しく降っているがまあ、ねえ、とか思ってまたiPhoneで色々調べてみたら仙台で一番大きい川の広瀬川がたっぷんたっぷんになっている画像とか発見してしまって驚愕したのだった。これやばいんじゃね、と外に出てアパートの2階に向かう階段の踊り場から川を見てみると、見たことないくらい水位が上がってたっぷんたっぷんになっていて、いやいやいや、これはと焦った。

気付くと近くの大きな橋の上には車がいっぱい止まっていて、なんだろ橋のたもとが冠水とかして立ち往生しているのかな、と思ったら皆川の様子を眺めている。つまり川沿いから避難した人々なのだ、と気付いて、これは動かなきゃいかんかな、と思い始めたのだった。気付くと同じくアパートの1階のお隣さんの車は既に駐車場にない。

ということで我が家も着替えてとりあえず避難所になっている近所の小学校に車2台で向かうことにした。その前に部屋の中を見渡してみると床にレコードがどっさり置いてあったりする。これ、多分大丈夫だとはまあ思うけれども浸水してきたらやばいよな、と思いとりあえず床に置いてあるものだけをベッドの上に置いて(レコードそれだけで多分100枚くらいあったけど)、うわ棚の一番下の段はどうしようか、と思ったがそうなるとそれだけで重労働なので七北田川よなんとか持ちこたえてくれ、と思いながら家を出た。

避難所になっている小学校にはまあまあな人数が避難していて、何個も教室を使って皆座ったり寝ていたりしていた。体育館みたいなところに一箇所に集められるような状況を想像していたのでちょっと意外ではあったが、まあ小学生用故にあまりにも小さすぎる椅子ではあったがとりあえず座って、何か落ち着かないまま5時くらいから7時半くらいまで過ごしていたのだった。でも、小学校の校舎3階から見下ろしても、うわー俺の町が水に呑まれていく!!なんていう光景にはなっていないし、雨足も弱まってきたのでとりあえずいったん自宅に戻ることにした。

戻ってさっきと同じ場所から川を見てみたら、さっきほどのたっぷんたっぷん具合はなくなっていたし、太陽も出てきたのでちょっと落ち着いて、それから私は変則勤務状態になっていたウチの職場に向けて車で出発した、というのが昨日の朝の状況なのであった。まあ何もなかったと言えば何もなかったのであるが、あの真夜中のたっぷんたっぷんになった川、あれに動揺しない方がおかしいな、と今でも思う。だからとりあえず避難したのは何か落ち着くため、という意味が大きかったのだが、それが長期化する、とかそういう事態にならなくて本当に良かった、と心から思う。

震災の時も今回もきわどいところで大きな被害を免れているのだけれども、日頃から出来る限り備えておかないとなあ、と本当に思いを新たにした。震災以降車のガソリンは残り半分ちょっと切ったらなるべく入れるようにはしてたけれども、今回の一件で非常持ち出しみたいなものはあんまりしゃっきりと決めてまとめていなかったな、と気付かされたし。

あとツイッターで「七北田川」とか検索して昨日の午前中見てはいたけど、面白半分で「氾濫してるwww」みたいなある意味デマ書いてるような人とか、それを煽りながらリツイートしてる人とか、更には現状とは全然状態の違う7,8時間も前の川の状況をどっかからリツイートしてる人とかいて、こちとら別に混乱とかしないけれどもなんだかなー、って気持ちになった。ここんとこSEALDsの「Goo」ジャケTシャツにまつわる揚げ足とり合戦とか見てもとほほー、って気持ちになってたので、今回の件でも本当になんだかなーって思ったりしたので、みんな死んじゃえ、って思ったりしたよ、うん。

でも今では嘘のような晴れ具合だし、色々復旧が進むことを望むだけである。Beach Houseの「Depression Cherry」とか聴いたりしながら。ドリームポップ、って言うんですか、の男女2人組の5枚目のアルバムである、とか書いてるが恥ずかしながら聴くの初めてだったりする。これが異常にシンプルながら薄い靄の向こうで鳴っているようなエレポップで、聴いてて9曲しか入ってないし、長さとか音作りとかあれ、これだけなの?もう終わっちゃうの?という気持ちになってしまう1枚である。しかしそのシンプルさ、短さ故に何度も何度も聴いてしまうのである。暗くはない。しかし決して跳ねるような明るさもない。ゆったりとしたテンポで全曲まとめられていて、その統一感は結構凄い。でも聴いてるうちに、これはある意味Phil Spectorのような、中でもメランコリックなオールディーズものを現代のエレポップのりで解釈したアルバムなのではないか、と思わせられる瞬間が多々あって、The Paris SistersComplete Phil Spector Sessionsの2015年エレクトリック版なのではないか、とか思ったりもした。そうなってくるとDavid Lynchの映画とかで鳴っててもおかしくないな、と思うわけであちらはブルー・ヴェルヴェット、こちらはジャケットの素材はレッド・ヴェルヴェットと妄想の連鎖は止むことを知らない。ということでズブズブにはまりながらここ数日ずーっと聴いている今月のヘヴィ・ローテーションNo.1決定作、である。中毒性が高いんだな・・・。