Movements

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
金曜日はfamでのラストと思われるcsgb、ありがとうございました!tmymさんは不参加になってしまいましたが、いつも通りの感じで進行できて、穏やかな世の中を希求する思いが強くなりましたな、と言いながらThe Stoogesとかかけたり、Renegade SoundwaveとかThe Smithsとか、なんだかよくわからないけれどもちょっと昔の曲多かったかな・・・。次回は新天地でやることになるかと思いますが、まあこういうイヴェント、あることが大事だと最近思うのでまたよろしくお願いいたします。
 
先日ちょっと用事があって〇ードオフに寄り、ついでにレコードを見たら新入荷があって、まあ大したものは全然ないが、1枚くらいは、と思って12インチを抜いてレジに持って行ったら、UK盤のペラジャケの12インチだったのだが、店員の女性に端っこをつかまれてめにょ、っと曲げられた。うお、と本当に思わず声が出たがその女性は気づきもしない、というかそれがどんなに大変なことかも全く認識していない様子で、これはあちらのレジでお願いいたします、とか言ってきたので、脳内でその女性に対してあらん限りの責めを行いながら、隣のレジに移動したら、そちらの男性店員にもめにょ、っとやられた・・・。
 
みんなそんなに苛めなくても良いじゃないか、いくら330円だからって、いくらSpandau Balletの12インチだからってバカにしなくても良いじゃないか・・・。って言うかシティポップのレコードだったらこんな目に遭わないのかよ、お前らニューロマだからってバカにしすぎだ!
 
という被害妄想が勝手にエスカレートする一件であったが、めげずにParrisの「Soaked In Indigo Moonlight」を聴く。
Soaked In Indigo Moonlight [Analog]

Soaked In Indigo Moonlight [Analog]

  • アーティスト:Parris
  • Canufeelthesunonyrba
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自身のレーベルからのファーストアルバム、である。とは言えここに至るまでの道のりを私は全く知らないのだが、ひょんなことから聴いている。フットワークというかジュークの変形版、ジャングルの変形版、IDMの変形版、アンビエントっぽい感じ、どれもかなり振り切れていてアルバム内でのヴァラエティの富み具合も凄いのだが、どれも変にファニーな感じにならず(低音の出方とか、全体的に凄くシリアスに感じられる)、かと言ってどかどかの現場仕様という感じでもなくポップで、仄かなメロディの具合もとても心地よくて何だか人懐っこいアルバムなので、大好きである。そのポップさの極めつけは女性ヴォーカルをフィーチャーしたK-POPみたいなダンスナンバーが飛び出すくらいで、これはちょっと本当に度肝を抜かれた、というかこの人は一体何なんだ・・・というわくわくが止められない1枚、である。エレクトロニカを通過したエレポップっぽいところに結局一番魅力を感じているのかな・・・。

Farewell, OK

csgb Vol.85  2022年1月21日(金)20:00~25:00 

入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

Guest DJ; tmym

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk,

現famでは最後になるcsgb、よろしくお願いいたします。tmymさんも出る予定です。私は先月のcsgbに出られなかったので久々ですね、そういえば。頑張りますのでよろしくお願いいたします!

 

aobanunoise.thebase.inあkk

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
なんかこういう疫病と共に暮らす日々が2年くらいになってくると、それ以前とは違うなあ、と2020年には感じられていた風景もだんだんと日常のものとなってくるわけである。
 
テイクアウト、という文字がこんなによく見るものに、またオンライン、という言葉が様々な現場で魔法の呪文のように使われるようになるとは思わなかったけれども、今ではすっかりそんな状況にも違和感なくなっているので、まあそういうものなのだろう。
 
そう、慣れ、というものは恐ろしいもので、私の仕事からの帰り道の、私が信号によく引っかかる交差点にあるラーメン屋もテイクアウトを2020年くらいから始めたようである。で、その窓にA4の紙1枚に1文字ずつプリントアウトした紙を何枚もつなげて、
 
「テ」「イ」「ク」「ア」「ウ」「ト」
「!!」「始」「動」
 
と告知を貼っている状態が2年くらいになる。
 
ずっと見ていると信号待ちの間に見ていると何だか見慣れた景色になってしまうので違和感を感じないのだが、いや、これ最初に違和感を感じたよな、なんでだっけな、とこの間改めて考えたのだが、これ、
 
「テ」「イ」「ク」「ア」「ウ」「ト」
「始」「動」「!!」
 
だよな。「!!」の紙の場所間違ってるよな・・・。
 
2年近くもそのままだともう何も感じなくなりつつあった自分が怖い。立ち止まって色々見つめなおすことが大事じゃのう、としみじみ思う、何事も。例えばこの政治も。この仕事も。このライフスタイルも。
 
Elvis Costelloに対しての見方も。ということでElvis Costello & The Impostersの「The Boy Named If」はとんでもなく凄いアルバムじゃあー!

と冷静さを失いそうになる、出会いがしらでいきなりこっちをぶん殴ってくるようなどがーんというロックンロールナンバーで幕を開け、そのまま勢いでアルバム全曲、力づくでこちらをつかんで離さない、ここ最近ではなかったような痛快なアルバムになっている。前作

Hey Clockface

Hey Clockface

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にどうものめりこめなかった私としては、久々のフックありまくりのソングライティングに字余りをものともしないあのヴォーカル、そして電流がほとばしるようなギターにベースにオルガンにドラムに、ゲストにNicole Atkins

Italian Ice

Italian Ice

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に、とリモート下で録音されたとは俄には信じがたいめちゃくちゃグルーヴィなロックンロールアルバム、である。まあThe Impostersとのアルバムとしては

このアルバムも2018年に出てとても良かったわけだが、今回の衝撃はそれを上回る。歌詞がまた、えっ、というくらいにグッとくる歌詞が実は結構目白押し、且つそんなぐいぐいのロックンロールばかりかと思いきや、クルーナー的世界曲も数曲違和感なくぶっこみ、というなんかこれまでの彼の良いところを全てまとめ上げたような、実は最高傑作なのかもしれない1枚。32枚目のスタジオアルバムにも関わらず。

 
 
 
 

Man Alone ( Can't Stop The Fadin' )

csgb Vol.85  2022年1月21日(金)20:00~25:00 

入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

Guest DJ; tmym

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk,

さてと、この頃には世の中どうなってるのかなあ・・・。無事に開催できれば良いのですが、現famでは最後になるcsgb、よろしくお願いいたします。tmymさんも出る予定です。私はあんまり新譜買ってなかった、というか全くcsgbにしっくりくる良い感じの新譜を買ってはいなかった2か月間だったのでどうなることやらお楽しみに!

 

aobanunoise.thebase.inあkk

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
土曜日の今朝、テレビの占いではてんびん座が第1位で、ほほうそいつぁ良いね、と思って家を出て仕事に行けばなんか聞いていない事態が起こっていて、なんだかこんなんで良いのかしら、という感じで2時間半くらい仕事をして、その後ピザを食べたり本屋に行ったりブックオフに行ったりして、いや特に何も起こらんな、とか思っていたらiPhoneに、注文していたレコードが在庫切れ、とかいう連絡が来て、いやむしろがっかりな1日になりそうなんだけど、という感じで帰宅して、ちょっとパソコンとにらめっこしながら根を詰めてまた仕事をして1時間半、やっとのことでやっつけたから本搾りを飲んでちょっとほっとして今に至る、という1日だったのだが、これでもてんびん座は今日の運勢、第1位、だったのかな。
 
それはつまり、こんな世の中、無事に1日を終えることができましたね、それが運勢第1位なのです、ということなのだろうか・・・。まあ確かにそうだが、なんだか世の中スケールダウンしていないか幸運の規模が、っていやそうではなく、寧ろ、何を望んでいるわけでもないのだが、せめて注文したレコードの在庫切れくらいは経験したくなかったものだぜ・・・。
 
Tindersticksの「Distractions」を聴いたりしている。

Tindersticksといえばたぶん仙台では私しか好きではないんじゃないか、と断言できそうなUKの30年選手バンド、であるがこのCOVID-19のせいでツアーがなくなった時間で制作された新作は、結構今までのノリとは違う作りのアルバムで、異色作といえば異色作なのだけれどもめちゃくちゃ最高である。今までの重厚なストリングス等に彩られたシンプルだけれどもどっしりとしたバンドサウンドはここにはなく、リズムマシーンと簡素なバックの上で相変わらずのStuart A. Staplesのソウルフルっつーかドスの効いたクセのあるヴォイスが乗っかるわけで、今までありえなかったようなヴォイス多重録音の長尺ナンバーもあれば、Neil YoungやTelevision Personalities(!)のカヴァーも飛び出す、結構色々気の赴くままにやってみました、みたいなフットワークの軽さが感じられるアルバムである。意外なことにニューウェイヴっぽさが実はあるんだな、とここまで全部のアルバムを聴いてきた私ですら新しい発見のある、魅力的な1枚。ソウルっぽい、とかギターサウンドを引っ込め気味にしたThe Only Onesみたいだよな、とかいう今までのバンドに対する見方がちょっと揺さぶられる体験をしたので、地道に30年選手はやはり違うな、と大いに感心。ちなみに結構ひそかに愛聴していたものの、あんまりこの思いをなかなかシェアできないんだよな、とこれまでもずっと思っていたものだが、なんと大沢伸一が2021年のベスト10にこのアルバムを選んでいて、超衝撃。ニューウェイヴ育ちにはやはり訴える展開、あるんだよなあこのアルバム。

 
 

 

Theme Du Bateau

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!

 

そして今月、famでは最後のcsgbがある、のかな・・・?

 

そういえば前回のエントリは2021年の音楽事情だったので、今回は2021年のお菓子事情(スナック菓子編)、である。

 

スナック菓子と言えばおせんべい、という私としては勿論定番の純米

や、新潟仕込み

は当然の揺るがぬ牙城だったが、ごくまれにポテトチップスが食べたくなる瞬間もあった。そんな時には

これが大変美味しくてちょいちょい食べていたのだが、夏に出会ったこちらのフレイヴァー、

これがヤバ過ぎて衝撃であった。去年の夏は大変に暑かったわけで、暑いとビールが飲みたくなる。そうなってくるとつまみもちょいと、ということになってこちらをつまみに実に充実したおうち時間、ってやつを過ごしたのであった。

 

私、サルサとかその一種であるワカモーレとか、そういうものに大変目がないので、こういう柑橘+ピリ辛のものには弱いのである。あー今気づいたけどゆず胡椒とかも凄く好きだわ、そういえば。

 

で、それがただでさえお気に入りのシン・ポテトにそんな味付けだったので、麻薬的な魅力の一品、であった。まあ季節限定品なのはしょうがないとして、今年の夏にも巡りあえるのであろうか。

 

あまり期待とか希望とか持たずに生きている私ではあるが、2022年に望むことはシン・ポテトのチリライム味の帰還と、これは毎年なのだがヱビス・ザ・ホップに、たとえギフトセットの一部であったとしても良いからまた巡り会えること、それだけである。

 

私はHenri Salvadorの良いリスナーではなかった。初期作品、そして所謂カムバック後の洒脱で穏やかな、シャンソンやボッサの軽やかにスウィングする音世界には、あまり馴染めない、というか自分には関係のない世界だなあ、と思いながらいたものである。ところが、この宅録作品をまとめた未発表曲集のコンピ、これはどうだ・・・。

Homme Studio

Homme Studio

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このジャケの、なんか一歩間違えればジャマイカ産のヤバいダブ盤みたいな佇まいもアレだが、中身も1969年から1978年までに彼が自宅スタジオでギターやドラムマシン、シンセや変声エフェクトなどを使ってスケッチしたような楽曲だらけで、これが私には遂にしっくりくる音楽なのであった。それでいて決して適当なものなんかではなく、彼の優しい歌声とメロディが実に印象的な、インティメットな可愛らしいアルバムになっているので大変に愛聴している。とてもつまらない例えであるが、まるでパンクを通過していないThe GistやYong Marble Giants、最初期Everything But The Girlなどに、一旦ソフィスティケイテッドの風を当てたみたいな感じで、明らかに受容の仕方としては間違いなのかも知れないけれども、すげえ音楽だなあ・・・、と慄いたのであった。今年も相変わらず己の時間軸で音楽を聴いていくことになるとは思うのだけれども、そんなことの象徴的な1枚。

 

 

 

Burning Airlines Give You So Much More

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!

 

さてと。私は2021年はこういうアルバムが好きでした、という22枚を一挙にご紹介。

Million Things That.. [Analog]

Million Things That.. [Analog]

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久々の新作は、左翼政治的シンガー、というよりは人間に優しく寄り添う感じで、更には曲も過去最高に名曲揃いのカントリー~フォーク、でしかもソウルフル。

 

Cooler Returns [Analog]

Cooler Returns [Analog]

  • アーティスト:Kiwi Jr
  • Kiwi Club
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こういうのがギターポップ、ならば私はギターポップが大好き、と毎年思う作品には出会うけれどもそれの2021年版。

 

2021年の1月2月は、毎日狂ったように聴いていた。日本語も英語もヒップホップもロックもフォークも、何もかも洗練されたごった煮になっている、2021年を代表する傑作。

 

インディ・カントリーというか、ディスコもカントリーもウエストコーストロックも2021年版にアップデート。本当に、こんなに全曲聴きやすいポップなアルバムも他にない。

 

VI

ここに来てバンドの強みが炸裂。Stutsとやった曲も最高だった。

 

Heavy Sun (RSD) [Analog]

Heavy Sun (RSD) [Analog]

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ゴスペル~ソウル~ダブ。聴いたことありそうでない音楽をこんな大物プロデューサーが相変わらず楽しんで作っている、って最高だなあ。

 

Sonic Boomと一緒に組んで、ロックバンドのネクストレヴェルに。

 

Endless Arcade [Analog]

Endless Arcade [Analog]

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アルバム全体としては、もしかしたらこれまでの作品で一番好きで、自分でも意外なことに一番聴いてるかも。

 

まだやってるんですよー!そして今回は復活後、時代感もスケール感も最高の1枚かも。

 

About You

About You

  • Melody As Truth
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エレクトロニック作家による突然のシューゲイザーギターポップ路線、しかもめちゃくちゃ泣ける。

 

To Cy & Lee [12 inch Analog]

To Cy & Lee [12 inch Analog]

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本当は2020年作品なのだけれども、2021年に入手して一番よく聴いたかも。白昼夢オリエンタル風味アブストラクトジャズ?

 

前作よりも更に大胆にサンプリングが乱れ飛び、一気にメインストリームに殴り込みをかけた大スケールの作品。それでいて内省的な感じも信用できる。

 

こういうのがギターポップ、ならば私はギターポップが大好き、と毎年思う作品には出会うけれどもそれの2021年版その2、という割には大分ヴァラエティが広がって早くも次の展開も楽しみになる傑作。

 

Carnage [Analog]

Carnage [Analog]

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The Bad Seeds名義ではないけれども、最近のThe Bad SeedsもWarren Ellisの存在感が大きいのであまり大きな差はないかも、でも曲はここ最近で一番メロディアス。

 

Leftovers

Leftovers

  • アーティスト:Le Ren
  • Secretly Canadian
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2021年の歌心大賞。めちゃくちゃ聴いた。

 

 

Natten

Natten

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Luaka Bopより、静かすぎるベースとキーボードのデュオ。本当に落ち着く音楽。ジャズ、なのかな・・・。ECMものも結構聴いた2021年の耳にはとても心地よい1枚。

 

PROJECTOR

PROJECTOR

  • アーティスト:GEESE
  • PARTISAN / PLAY IT AGAIN SAM
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ブルックリンのティーンエイジャーたちの、変拍子も飲み込んだシャープなギターロックアルバム。Dry Cleaningも良かったけど、こちらの方が何か人懐っこい。Franz Ferdinandが出てきた瞬間の驚きと悦びに近い。

 

Honest Labour

Honest Labour

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マンチェスターからの、謎アンビエント~ダブ~ダウンテンポなアルバム。こういうアブストラクトな音にはどうしても惹かれてしまう。

 

もちろんこれまでの作品も良かったのだけれども、多分今作が最高傑作。こういうのがロック、ならば私はロックが好きだなあ。

 

Not Waving / How To Leave Your Body

Jim O'rourkeも(共演盤あり)、Mark Laneganも(共演盤あり)、Marie DavidsonもJonnine Standishも、みんな良い仕事ぶりでNot Wavingさんの、ポップ路線作品はかなり最高の結果に。

It's Immaterial /  House For Sale  

30年ぶりのサードアルバムは、The Blue Nile(本

は今読んでる)だけでなく、こちらも是非・・・、と言いたくなるようなポップスの良心の結晶。余談だが、2021年はIt's Immaterialの12インチがほぼ全て我が家に揃った年でもあった。

Ann Margaret Hogan / Funeral Cargo 

2021年は彼女の作品が、コンピも含めてDownwardsから2枚出て、更にはRegisの作品にも参加、ということでMarc Almondのバックの鍵盤奏者だった人、という以上にスポットライトが当たったのではないだろうか、と個人的には妄想していた。こちらも即興をベースにしながらも非常にメランコリックなピアノ作品で、前作と合わせて最高、の一言。

 

で、今年一番聴いた曲は7インチがRSDで出たこちら↓

 

フィロソフィーのダンス / シスター


www.youtube.com

ライヴテイクも最高すぎて、UAの「情熱」を最初に聴いた時の興奮を思い出しました。

 

という感じで振り返ってみたが、まあ気になるものを好きなように聴いていただけなので、全く2021年の音楽シーンがどうこう、というものでもないし、サブスク全盛の世の中で、アナログやらCDやらで形の上で音楽を「所有する」ということの意味がどうなのかも全く私にはわからない。ただ、なんとなく、もっと自分も含めて音楽とは気合を入れて対峙しなければならないな、ということを痛感した年でもあった。

 

私の場合、音楽を聴くことのできる時間は明らかに減っている。それは昔に比べて今は、という意味もあるし、今後の人生の時間を考えてもこれからそんなに多くの時間が残されているわけでもない、という意味もある。だから出会う音源とは大切に向き合っていきたいな、と思うのであった。たとえ夜レコードに針を落としてそのまま寝落ちしてしまって、なかなかB面にたどり着けなかったレコードが多々あったにしても、だ。

 

Brian Enoの「Taking Tiger Mountain」を聴く。

1974年リリースの、ソロでは2枚目のアルバムである。最近UK原盤の話題になり、A面最後がループになっている、ということを知って、あれ我が家のは?と思い引っ張り出して聴いてみた、とは言え我が家のは再発も再発、1982年にアメリカで出た奴を数年前のレコフェアで780円で買った、もう原盤とはかけ離れたアナログであるが。でも、昨今のアナログ爆裂高騰の世の中を考えると、もう780円でEnoが買えた、なんていうのも遠い昔の話になってしまうのだろうか。さて結論から言うとループしていなかったので、がくー、となったのだがそれはここに収められている閃きとわくわくに満ちた、あくまで良い意味で「奇妙な」ポップソング群とは全く関係なく、やはりいつ聴いても、こんなにこちらにごろにゃーん、と優しく寄り添ってくる音楽も他にはなく、それでいてその猫は猫又、という面妖な世界を味わえるのはこんなレコード以外にないし、なんならEnoの作品でもこんなに普通の佇まいなのになんだかな、ってレコードもないのであった。「Third Uncle」はBauhausヴァージョンは爆裂でやばいがこちらのうちに籠る熱を帯びたオリジナルも、まあ燃えるわよね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Pretty In Pink

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
さて新年初ですね。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 
晦日は私が1年間希求して止まなかった寝坊(というか8時過ぎに起きること)を軽くしてから、大きな声では全く言えないけれども年賀状を作成⇒投函(印刷とかし始めるまで2か月くらいの気持ちの準備が必要なのである、いざ作成するとなると10分くらいで終わるのに)、午前中のうちにいつもの我が仙台の誇るエクセレントなスーパーマーケットつかさ屋に買い物に行くが、駐車場が大渋滞で久々に物凄く遠くに駐車する羽目になる、が最近の通常のつかさ屋でもそうだが、どんだけ駐車場が混んでいても、そして店内がわちゃわちゃしていてもレジはスムーズ、ということで数分で買い物を終わらせ、更にもう一軒スーパーをはしごし、つかさ屋では売り切れだったせりと、玄関に吊るす用の手ごろな大きさの正月飾りを買う。
 
その後一段落ついてからまた出かけ、昼食を突然10年以上は行っていないであろうロイヤルホストで食べる、という名案を思い付くも年末過ぎて営業しておらず(2軒回ったが)、丸亀製麺で年越しそばならぬ年越しうどんにする。天ぷらはパックに入った盛り合わせがメインで通常のものはほとんど皆無、またその他メニューも絞られていて(たとえば親子丼がない、とか)並んでいる客は口々に不平を言っているが、とくに問題なくかけうどんと天ぷらを適当に食べてエンジョイ。
 
その後、仙台ではこの日から公開が始まった細野晴臣の「SAYONARA AMERICA」を観に行って満ち足りた気持ちになる。帰宅し一息ついたところで煙草を切らしていることに気づき、近所のコンビニまで歩いていくが私の吸っている煙草は2軒回ってもなく、なんか下らねえな、という気持ちになる。そんな気持ちになったので本搾り冬柑

を買い求め、バス停留所のベンチに座り一気に飲み干して帰宅。夕食用のワンタン鍋を作成し、毎日録画している「クイズ脳ベルSHOW」の11月半ばくらいの回を見ながら食事。その後もだらだらと飲んだりナッツを食べたり、日本酒を飲んだりしているうちに夜も更けていった。気づくと2021年も終わっていた。

 

1月1日はこれまた年に何回できるかどうか、の9時起きをかましてあんこと餅、お雑煮で朝食。出かける支度をして、色々あってイオンへ。積雪の後のイオンの駐車場は無法地帯で地獄と化しており、駐車すべきでないところに駐車している車とか、突然ハザード出して道をふさいで止まる車とか、物凄く嫌な気持ちになりながら、またイオン内の人混みにも萎えながら、そういや自分、福袋って買ったことないな、と思い出す。レコード屋でバイトしてた頃、「レコード福袋」というもうどうしようもなく売れ残ったレコードをまとめて作った福袋を売る側だったことはあるけれども・・・。あの福袋は地獄だったな、売れたけど・・・。なんなら福袋作成する際に、「どうしようもなく売れ残った福袋用レコード群」の中からPaul Haigの12インチを狂喜して抜いた記憶があるな・・・。

 

その後ブックオフに寄りCDを1枚510円で買い求め、小腹が空いたので西友のパン屋でサンドイッチを買い求め帰宅して食す。その後チルした後に実家に電車と地下鉄を乗り継いで向かい、実家の母の、「誕生日におしゃべりしたいことを大いにしゃべるの会(元旦生まれ)」に参加、というか年始だから一緒に食事をする。夜9時過ぎには帰宅。

 

1月2日は中古レコード屋の初売りだけに行き、物凄く混みあう店内で年末に買おうと思っていたJah Wobbleのレコードだけを横からすっと抜いて購入し、滞在時間3分で店を出る。

 

って感じの年末年始で、なんかあまりにもとくに年末年始の穏やかな空気とも関係ない感じで申し訳ない・・・。でブックオフで買ってきた「Pretty In Pink」を聴く。

Pretty in Pink

Pretty in Pink

  • アーティスト:Various
  • Polygram
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ジョン・ヒューズ脚本の1986年アメリカ青春映画の名作の名サントラ、である(映画に関しては、こちらの本

とかに詳しいのでおすすめです)。いや、こないだ観たThe Smithsの映画(というのも違う気がするが)『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』でも、映画は話的にダメだがサントラはキラーだ、みたいな言及をされていて、そういや自分、このサントラほとんど知ってるけど全体としては聴いたことないな、と思っていたところで発見したので聴いている。ちなみに上記『ショップリフターズ~』に関しては言いたいことは山ほどあるが、あれ架空のバンドをモチーフにしていたらもっと楽しめたのにな、とだけ言っておきたい。ちょっと、ねえ・・・。爆音で劇場で聴くThe Smithsには感動したが。ということでOrchestral Manoeuvres In The Dark(こないだAngel Olsenがカヴァーしてて泣いたね)やらSuzanne VegaやらNew OrderやらEcho And The BunnymenやらINXSやらそれこそThe Smithsや、タイトルの元ネタになったThe Psychedelic Fursやら、素晴らしい楽曲群が目白押しなのだが、それ以外にも元The TimeのJesse Johnsonとか、Nik KershawをThree Dog Nightの人がカヴァーしてたり、とか意外に全体的に凄く楽しめる内容で、いやこれ買って良かったわ、と感動していたのである。時は2022年、なのだけれども・・・。しかもNew Orderの「Shellshock」なのだが、いつもNew Orderのコンピとかで聴いているヴァージョンと明らかに違うヴァースが歌われており、あれ?と思って家の12インチを聴いたら、12インチヴァージョンにはそのヴァースが入っているけれども長さとか含め全然違うヴァージョンで、このサントラに入っているヴァージョン、って結構珍しいヴァージョンなのだ、ということが判明したのでこれも感動、である。いや、時は2022年、なのだけれども・・・。

A Small Map Of Heaven

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
昨夜のfamでお会いした皆さま、DJの皆様、ありがとうございました!完全に違うノリの現場でのDJも久々でしたが、「You Make Me Feel ( Mighty Real )」を20分間の持ち時間の中でSylvesterとJimmy Somervilleによる2ヴァージョンかけたりした私を暖かく迎えていただき、ありがとうございました!
 
しかし昨夜帰宅して眠ったら、DJしに行ったらCDJしかなくて、アナログはダメかー、となり、しかもCDJ2個の間が20メートルくらい離れていて、移動してつながなきゃ、というかCDJなのにCDが入らない、でも他のDJの人はUSBでやってるからCDが入らなくても何ら問題がないし、なんかリンク機能で意外に20メートルの距離もものともしてないし、と困り果てる夢を明け方に見たりしたので、なかなかに昨夜の現場は無意識のうちに自分の中で印象深かったものと思われるのであった。
 
さてそんな感じで2021年も暮れ行くわけであるが、年末の休みになったはずが結構予定がばしばしと入っていて結構午前中に3つくらいのタスクを分刻みでこなさなければ昼以降の予定に影響が、とかそういう感じになっていて実に2021年を象徴する年末になっている。うーむ、年末年始用に準備した本もDVDもブルーレイもあるんだけどな、と思ったりするのだが、思えばその「年末年始=休みでのんびり」というのは結構前に実際には失われてしまったことで、今は何か、昔の記憶しか残っていない人のように現実とは乖離した何かを「存在するもの」として認識してしまっていて、その失われたものを追い求めている人になってしまっているのではないか、という恐怖感が私を襲う。
 
というかそう思わないと何も片付いていない部屋の説明とかつかないのでそういうことにしておこう。
 
Kip Hanrahanの「Vertical's Currency」を聴く。
VERTICAL'S CURRENCY

VERTICAL'S CURRENCY

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1984年リリースの3枚目のアルバムである。我が家のアナログはStingも絡んだPangaeaレーベルからの多分1985年の再発盤、である。私ときたらKipさんといえば最初の2枚、あとは近年の作品が良いよね、とかいう生意気なガキだったのであまりこのアルバム聴いていなかったのであるが、最近私の友人が言及していたので、いやいやあるじゃん我が家に、とアナログを引っ張り出して聴いているのだが、いや、これ良いアルバムじゃないか・・・。前作

Desire Develops an Edge,

Desire Develops an Edge,

  • MUZAK/American clave
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でも若干見受けられたメロウ、と言っても差し支えなさそうな方向性に、ここに来てコンパクト(比較的)なメンツと一緒に一気に突き進んだみたいな感じでJack Bruceの甘いヴォーカルを中心にして甘く哀愁漂うメロディで丁寧に作りこんだ、という印象の、言うたらAORっぽい感じもあるアルバムである。彼の作品の中で一番ポップ、と言える感じもする凄く取っつきやすいアルバム、だなあ・・・。でもこれも私が年齢を重ねたから凄く楽しめている、のかもしれないのでこの年末は反省続き、である。ちなみにポップだAORだ、とか言ってもあのねばっこいパーカッションが当然ながら全編に渡って主役級に響き渡っているので、そこはやはり譲れないですよね、と謎の男Kip Hanrahanの男気に感服するのであった。