The Right Thing

4月11日(土)に開催予定でしたAOBA NU NOISEは開催延期、になります。

 

そうなんです・・・。残念ですが今回はAOBA延期、とさせていただきます。勿論昨今の色々な状況を鑑みて、ということです。ただ直接的には、何よりもAOBAの皆が色々気兼ねなく、わーっとできるパーティが一番、だと思うので今はそういう時では残念ながらないな、ということです。多分またすぐにけろっと、わーってパーティやりますのでよろしくお願いいたします。

 

しかし年度末のどたばたが、今年はとくに凄くどどどどどどどどたたたたたたたたばばばばばばばばたたたたたたたたで、こないだ久々に血圧が上140を超えたりした、ストレスで。

 

でもそれもなんか一段落して、あとは新年度を無事に(無事かどうかは神のみぞ知るが)迎えるばかり、とほっとしたら、嗚呼、なんか温泉行きたい、とか思ったのだけれどもそれも今度は時期的に、そして外因的になかなか難しく、結局何もなく普通に家にいるのであった。

 

現状に関して極度に悲観はしていないが、何か変に楽観的に楽しく、というのも違和感があるのでもう淡々とやっていきたいものである。震災の後は希望でも持たないとやってられん、という状況にこの町に住まう者としては感じたわけだが(つまり結構どん底だったからな)、今は水も電気も物流もあるわけで、嫌な感じではあるし、気を付けながらではあるが、ある程度ノーマルに過ごせる、というのは何らパニックになる必要がないのではないか、と思うのであった。

 

勿論色んな状況の人がいるし政府与党は本当にゴミだと思うけれども、こういう時はYahooコメントなんか見ないで、自分の身の回りのことを色々やっつけていこう、と内省しながら思ったわけである。あと署名したりしながら。

 

しかしこれから、ずっと家にいろ、とかいう風に言われたら、ちょっとなあ・・・。まああくまで私の場合は結構普通に大丈夫なのだが、たまには友達と遊びたいものだ。レコードの話とかしたいじゃないですか、Simply Redの「Men And Women」についてとか。 

Men and Women [12 inch Analog]

Men and Women [12 inch Analog]

  • アーティスト:Simply Red
  • 発売日: 1995/02/02
  • メディア: LP Record
 

マンチェスター出身の彼らの87年のセカンドアルバムである。当時、とくに好きで聴いていた、という感じでもないのだけれども、ラジオやテレビでたくさん彼らのことは目にしたり聴いたりしていたものである。Duran DuranやINXSとかを手掛けていたAlex Sadkinがプロデュースした今作は、結構煌びやかな音作りがなされていて、なんでもメンバーがあんまり気に入っていない、という話も聞いた記憶がある。でもこれがまた、今聴いてみるととてもよくできたポップアルバム、として後にも先にもこういう作風のアルバムもないので、意外に楽しく聴けるのである、33年くらい経つと。Lamont DozierとMick Hucknallとの共作、なんていうものも入っていてより一層バンド(というかMickかな)のソウル志向が露わになっているわけだが、ちょいと曲が弱めなところとかもあったりする。でも多分バンドの勢いとアップテンポめの曲が多いこともあって、とんがり過ぎず落ち着き過ぎず、という良い塩梅で1枚聞かせてしまうのはさすが、とあんまり彼らの熱心なファンでもない私でも思わざるを得ない。しかしチャラめの歌詞連続の中で、A面ラストのCole Porterカヴァーが染みる。ちなみに当時来日して、外タレは口パクがほとんどだった「夜のヒットスタジオ」でいきなり生歌で歌ってたMick Hucknallのヴォーカルのソウルフル具合は最早言わずもがな、である。

Spring Frost

AOBAに関してはちょっとまとまるまで少々お待ちくださいね。

 

さてこんな時だ。最早恐れと怒りと哀しみしかない、という昨今だが、そういう時は内省に限る。バカ政府にどうこう言われなくてもすぐにできる、内省。でも与党のあいつら本当にクズだ、と思うよ。

 

それはそれで内省すると色々思い出す。思えば私は物心ついてから部屋に異性の写真を貼ったことがあっただろうか、とか。小学校高学年の頃から音楽に夢中になってしまったので、部屋に貼る写真と言えば雑誌の切り抜きのBernard Sumner、Tom VerlaineWire、Johnny Marr。あ、Patti Smithが「Dream Of Life」

ドリーム・オブ・ライフ(紙ジャケット仕様)

ドリーム・オブ・ライフ(紙ジャケット仕様)

 

出した88年くらいには彼女の写真を切り抜いて貼ってたな。あと忘れてはいけない、Siouxsie Siouxの写真も貼ってたな・・・

 

・・・いや、そういうことではないのは重々承知である。もしかしたら私は大事な色々な目覚めの10代初頭の時に、Marc AlmondとかDead Or AliveとかCulture ClubとかPet Shop BoysとかCommunardsとかErasureとかに夢中になってしまっていて、最早異性とか同性とか、どちらが好きなのかよくわからなくなってしまっていたのかも知れない、潜在的に。

 

だから所謂アイドル的な女の子たちのピンナップやらを部屋に貼る、ということはしたことがなかった、そう彼女に出会うまでは。22歳当時、バイトしていたレコード店で、彼女の歌手デビューを告げる告知ポスターをもらってきて、生まれて初めて部屋に所謂「女の子」のポスターを貼った。それは彼女のデビューシングルの写真のアウトテイクみたいなもので、彼女がまぶしそうな表情をして、しかも楽しそうにジャックパーセルを洗う、というもので、所謂「渋谷系」的な表象を通過してきた世代の人間にとってみれば、何故だか凄く新しい時代が始まった感があった。当時彼女は16歳だったわけだが、驚くべきことに彼女の年齢とか、全く把握していなかった。とにかくそのポスター、そこでのショートカットの可愛い女の子、というものが私の中での彼女の全て、だったのである。初めて異性に触れたみたいな感動、それがそこにはあった。いや、勿論異性とのコンタクトはそれまで実世界に於いてはあったし、何なら色々あったけれども、なんとなくそういう感触、だったのである。それ以前とはある面で別の人間になってしまった、というかロボトミー手術を受けたような、というか・・・。

 

だからそのデビューシングルが短冊CDシングル(最早知らない方々も多いかとは思いますが、昔CDというものがありまして、しかもそのCDの普通よりも更に小さい3インチの大きさのCDシングルがありまして、日本では何故だか縦長のパッケージに入っていたものだから短冊CDシングル、と呼ぶ向きもあったのですよ)で発売された時にはすぐに買って、しかもその楽曲にはめちゃくちゃノックアウトされたものである。まるでIggy Popの「Lust For Life」

Lust for Life [12 inch Analog]

Lust for Life [12 inch Analog]

  • アーティスト:Iggy Pop
  • 発売日: 2017/02/17
  • メディア: LP Record
 

のようなモータウンビート(勿論誇張しすぎているのは認める)、更には当時の風俗を織り込みながらめっちゃ初々しいデートの模様を若々しく、変に癖のないまっすぐな歌唱法で、あのショートカットの可愛い女の子が、まるで笑顔を湛えながら歌っているかのような姿が思い浮かび、胸を掻き毟りながら夢中になったものである。

 

また、イントロで彼女は囁きながらカウントを取るのだが、曲の本編に入る際には男性の声で「Brothers and Sisters!」という叫びが入るわけである。それは私が当時大好きだったMC5の「Kick Out The Jams」 

Kick Out the Jams

Kick Out the Jams

  • アーティスト:MC5
  • 発売日: 2000/03/13
  • メディア: CD
 

のタイトル曲の冒頭の叫び声「Kick Out The Jams, Motherfucker!」が「Kick Out The Jams, Brothers and Sisters!」に差し替えられたりもした、ということへのオマージュか、と思い込み、これはThe Stooges(というかIggy Pop)とMC5へのオマージュソングなのではないか、だって曲は「Lust For Life」だし曲名略したら「MK5」だし!やばい、デトロイトの血がここに・・・!とかいうくらい聞き込み過ぎて妄想爆発してて、MajiでKi狂う5秒前だったものだ・・・。

 

ということでその後の彼女の音楽活動もフォローしていって、まあ佳曲が続いたりもしたし、アルバム

ARIGATO!

ARIGATO!

  • アーティスト:広末涼子
  • 発売日: 1997/11/19
  • メディア: CD
 

だってまだ当時フロアがめちゃくちゃ広くて最高だった仙台駅前のHMVでFlying Saucer Attack

New Lands

New Lands

 

 と一緒に買ったし、なんならそのアルバムの後に出たシングル

ジーンズ

ジーンズ

  • アーティスト:広末涼子
  • 発売日: 1998/10/07
  • メディア: CD
 

 はかなりの名曲で当時サポートでドラムを叩いていたバンドでコピーしてライヴで披露する一歩手前まで行ったし、ということでかなり熱いことは熱かったのだが、やはりデビュー曲「MajiでKoiする5秒前

MajiでKoiする5秒前

MajiでKoiする5秒前

  • アーティスト:広末涼子
  • 発売日: 1997/04/15
  • メディア: CD
 

(おい、画像!レンタル落ちだぞ!)には敵わなかった。

 

なんならその後作者である竹内まりやの唄うヴァージョン、などというのも聴くことができる世の中になったりもしたが、世の中全部敵に回す勢いで言うけど、やはり広末涼子のヴァージョンには敵わないよな、と思っている。だからそんな曲が2020年にアナログ7インチでリリースされる、とかってもう、まあ、私に言わせてもらえれば、今更、だよね・・・、とかスカしたいところなのだが本当はそのニュースを知って、うおおお23年待ったよ!一体何回DJの際に、あーこの曲を7インチでスピンしたい!と思ったことか・・・、と人知れず涙し即予約したのだった・・・。生きてるとこんなこともあるからこれからも頑張って生きていこう、ってちょっと思ったりもしたことは内緒である。

 

あれ・・・、広末涼子の可愛さを語るつもりが結局音楽の話に・・・。ということで#StayTheFuckHomeの中、長文でグダグダ失礼いたしました。Roger Eno And Brian Enoの「Mixing Colours」

ミキシング・カラーズ

ミキシング・カラーズ

 

を聴く。弟Rogerが弾いたピアノ音源を兄Brianに送り、Brianが加工したりして、またRogerに送り、とかそういうやり取り(何か15年くらい前のもあるとか)を経て生まれた、初の兄弟名義のアルバムである。リリースがDeutsche Grammofonなのにはちょっとびっくりしたが、まあ関係ないか。音的には意外性の全くない、というと聞こえが良くないが、期待を全然裏切らない、静謐なアンビエントのりの18曲が収められている。意外性のない、と書いたが実はこんなにメロディアスな楽曲だらけのアンビエントノリのアルバム、というのは少なくともEnoの名前ではなかったように思う。Harold Buddがからむと結構これに近いノリはあったけれども、ここまでクラシカルな雰囲気の漂うほどに、鍵盤のメロディが際立つ作品もなかったなあ。というのが実に面白い。またいつもの感じでしょ、というのりを実はいつも軽やかにさりげなく裏切っているEno(兄)だがここではEno(弟)と一緒にさらりとやってのけているのが痛快である。って言うかちょっと沁みる、んだなこの季節には。

 

 

Toucan Ocean

AOBA告知は少々まとまるまでお待ちくださいね。

 

さてワニが死んだり(一昨日初めてこのワニのこと知ったんだけれども)、聖火が我が町にやってきて物凄い人だかりになっていたのだけれども、まあ私とは全く何もかも関係のない世界の話である。

 

関係のないものが関係あるものになってくるとこのご時世ちょっと困るので、ずっと関係のないものであってほしいわけである。だから関係のない世界のことにはとくに口出しをせずに、私はワニが死んだことよりもGenesis Bryer P-OrridgeやKenny Rogersが亡くなってしまったことを嘆き、Psychic TVを聴き倒したり、『となりのサインフェルド

となりのサインフェルド DVD-BOX 1

となりのサインフェルド DVD-BOX 1

  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: DVD
 

 のKenny Rogers Roastersの回とかを観て爆笑とかしていれば良いわけである。

 

でもなかなか口出しせずにはいられなくなるよね、いきものがかり、ってさあ・・・、とか、まったく、たかが火だべや!とか。

 

でもぐっとこらえてより内省的に過ごす年度末、なのである。私が私に関係あるな、と考える世界は相変わらずこんな世の中でも、そして未来永劫にわたっていつも面白いはずだから。

 

Jon Hassellの「Vernal Equiknox」とか。

昔はとくに高いレコードでもなかったから、まあいつか買えるべ、と思っていたらなかなかチャンスを逃し、ヤフオクで競り負けたりする事態になっていたから、嗚呼もう時代が変わったんだなあ、とか嘆いていたら再発されたので嬉し泣き、であった。La Monte Youngとかとの共演を経た、異色の電化トランペット奏者の1977年リリースのファーストソロ、である。何でも原始と未来をつなぐ「第四世界」を探求した最初の作品、ということなのだが、まあめんどいことは置いておいて(それがなかなかできない作品であることは重々承知だけれども)ここではPandit Pran Nathの唱法に影響を受けた這うような彼のトランペット、Nana VasconcelosやDavid Rosenboomらも参加して、どこの世界にも属さないのに不思議とアンビエント民族音楽っぽい世界に身を任せるのが正解、であろう。とくにタイトル曲(春分の日、ですね)はまあ春になると蛇も出てきますよね、と感じられるような彼のトランペットが堪能できるし、他にもドローンシンセの上で突然変調するトランペット、とか摩訶不思議な世界が繰り広げられていて、内省的に過ごす、と決意した夜のBGMにはピッタリの瞑想系名作、である。そういえばLloyd Cole And The Commotionsの「Mainstream」

メインストリーム

メインストリーム

 

内で彼がTracey Thornと一緒に参加した曲名は「Big Snake」だったな、とか思い出されるわけである。

Copy Me

先日のcsgbはありがとうございました!何か色々な人に会えて、色々な曲聴けて(懐かしめ)、とても楽しかったです。一瞬走馬灯のように色々と・・・、となってしまいました。私はイレギュラーな7インチ縛りでしたが、ちょっと選曲にも縛りを入れたら意外につながりそうでつながらない曲祭りになってしまって大変苦労しましたが、また真面目にやります!荒かったなー・・・。

 

ところでちょっともう一つのAOBA告知は少々まとまるまでお待ちくださいね。

 

さて、コロナ禍の中この国の政府もそれとは関係ない話でもはちゃめちゃで、最早呆れと怒りと憎しみしかわかず、もう何もわけわからなくなってしまう昨今であるが、結局リモートワークもできず、またどさくさで休むこともできず普通に、と言うかちょっとわけあっていつもの8倍くらい忙しい年度末になってしまっている。ちょっと隙をついて休もうとか思ったのだが、なかなか隙がなく・・・。

 

でもレコフェアに突撃したり、レコード聴いたり、という隙をつくことはできているから精神のバランスは保たれている。3月のこの時、メンタルが一番やられやすい。だから意外に元気に過ごせていて嬉しい。

 

元気だからちょっとした飲み会とかに先日行ったのだがコースが女子会のりのもので、蓋を開けたら全品チーズ尽くしのコースとかになってしまっていてかなりやられた・・・。サラダにはモッツアレラチーズ、スープはオニオングラタンスープにチーズ、各人がそれぞれ選べるチーズとクラッカー、チーズフォンデュ、ピザ、という本当に冗談のようにひたすらチーズをこれでもかと摂取するコースで、もちろん美味しいチーズだから素晴らしいのだが、さすがに疲れた・・・。途中から冷たいビールはまずいな、と思い赤ワインに切り替えてやり過ごそうとしたのだが案の定お腹の調子が大変に悪くなってしまって閉口した。あのエクストリームなチーズコース、あれは一体なんだったのだろうか・・・。ちょっと1週間くらいチーズ食べないでも生きていけるくらいの身体になってしまったのだが来週の月曜日に送別会をピザ屋で、ってマジかよ・・・。

 

そんな感じでフィジカルな面ではストマックがエイクしたりしたが、メンタルは大丈夫である、繰り返しになるが。仕事中は爆走しているが短期集中で日々やっつけているので帰宅してレコード聴けること、これが一番大事だ。だから

SAPIOSEXUAL [Analog]

SAPIOSEXUAL [Analog]

 
旅するギター

旅するギター

Gerogerigegege「Uguisudani Apocalypse」 とかを連続で聴いたりしてメンタルを保っていた。

 

しかし正気で生きていくのも大変だ。今日も休みだったが職場からや、謎の大阪からのマンションの家賃収入で暮らしていきませんか、の電話でこの世の果てみたいな勢いで機嫌が悪くなり、とくに大阪からの電話に対してはむっちゃくちゃブチ切れ気味で対応してしまって反省している。まあ、何事もバランス、ということで・・・。

 

Ambitous Loversの「Greed」とかを久々に引っ張り出して聴いたりしている。 

Greed

Greed

  • アーティスト:Ambitious Lover
  • 発売日: 1989/03/10
  • メディア: CD
 

 Arto LindsayとPeter Schererのユニットの1988年のセカンドアルバム、である。この間のcsgbでマサユキさんがかけていて、久々に聴きたくなったのであった。最早ノーウェイヴとかいう言葉も全く関係ない、びっきびきの80年代コンピューターファンクの名作、なのである。Scritti Polittiの「Cupid & Psyche '85」

Cupid & Psyche 85

Cupid & Psyche 85

  • アーティスト:Scritti Politti
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
 

(このアルバムも思えばFred MaherというNYのコワいところの人がいるな)がまあその道の代表作であろうが、こちらも負けず劣らず、もしかしたら謎のブラジル具合×80年代ファンク×ノイズギター、ということで異形さは増しているかも知れない。全体として強靭な打ち込みファンクにNana Vasconcelosに、Bill FrisellJohn ZornにJoey BaronというNaked City組、プラスしてLiving ColorのVernon Reid、という非の打ちどころのないゲスト陣を強引にまとめて結局は凄くスムーズなマシーンファンクにまとめ上げたPeter Schererの手腕に感心する作品ではあるが、そんな中か弱いヴォーカルと切り込みギターで奮闘するArto Lindsay、という何か今だからこそ聴いて楽しめる1枚である。

 

Dead Radio

csgb@bar fam 2020年3月19日(木) 21:00start ¥1500(1D)

Guest DJ: Masayuki

DJ: Shinshin, 5atrou, tdsgk

ということでちょっと早いタイミングでの開催ですがよろしくお願いいたします!

 

そして来月ですが

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2020年4月11日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Olololop、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: ShiShi Yamazaki、こまどり社(獅子舞パフォーマンス)

DJs: Casin, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

こちらもよろしくお願いいたします。

 

さて、松永良平の『ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック』という本を読んだ。

ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック

ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック

  • 作者:松永良平
  • 発売日: 2019/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

日頃遅読で知られる私だが、昨日タワレコからセヴンイレヴンに到着して、引き取って午後から読み始め、その後出かける用事があったのでカヴァーを外して持っていって、日頃は電車の中では何も読まないしスマホすらいじらない私であるが、結局ずっと読んで、飲み会の待ち合わせの場所でもベンチに座って読んで、しこたま飲んだ飲み会後(いや、本当に結構しこたまだったと思うんだよね、昨日)の終電でもまたページを開き読んで、明けて今日も墓参りとかして帰宅してから午後にわーっと読んでしまって、もう読み終えた。

 

それくらい凄く読みやすい本であるし、またこのようなスピード感が似合う本だと思った次第である。とてもテンポよく時系列で書かれていて、エピソードが重なって重なって、色々それぞれが結びついていったりする様は、何だかまるで映画を観ているようだし、それでいて切ないキューっとなるような話も随所にあってハッとさせられる、ということで凄く面白かった。

 

何よりも平成元年くらいのことだからもう30年以上前のことから始まっているのに、あまり「振り返った」感がなくてその年その年の日記を読んでいるかのような感じにさせられるのが凄く新鮮である。私は、必ずしもここで触れられている音楽全てに興味があったり知っていたりするわけではないのだけれども、筆者の松永さんがその音楽をどんな風に好きかどんだけ好きか、という様を感じ取れて面白い。何と言うか私にとっては音楽に関しての本、という感じでもなく、私もよく知っているあるカルチャーのある切り取り方の提示に至るまでの舞台裏を見ることができた、という印象でもある。

 

でも音楽ライター、というのも本当に皆さん大変だなあ、と最近思うし、同時に皆さん凄いよなあ、と本当に感心した次第である。だって、音楽について言葉にする、というそれだけでも大変骨が折れそうなのに、それを仕事にする、って凄いことである。ちょっと無理なことだな・・・。

 

音楽について触れるようなことをしている拙ブログではあるが、結局は私のことしか書いていない。もしくは私の日々のことしか書いていない、ということである。そんなわけで気楽な話ではあるな、と思いながらRowland S. Howardの「Teenage Snuff Film」を聴く。

Teenage Snuff Film [Analog]

Teenage Snuff Film [Analog]

 

2009年に亡くなっているから、この1999年のアルバムが出て10年後に亡くなった、ということなのね・・・。元The Birthday Party、元Crime And The City Solution、元These Immortal Soulsの、いまだに世界最高のギタリストと私は信じて疑わない彼の最初のソロアルバムである、って2枚しかないのだが。最近アナログで再発になったので、そりゃあわが生涯の10枚の中には絶対に入るアルバムなので喜んで即予約してしまいますね。もともとはオーストラリアのレーベルから出ていて(その後色々なところから出ていたみたい)、私は当時働いていたレコード屋で私の分の1枚しか注文しなかった記憶があるが、もっと発注してガンガンに店で売れば良かったかな、とか聴いて思った名盤である。The Birthday Partyの盟友Mick Harveyも参加して基本的にはトリオのシンプルな編成で録音された作品なのだが、決して上手くはないRowlandのヴォーカルの切実さ、ダークに進行するメロディ、と何と言うかワルい音楽、である。ハードボイルド、とか言っても良いかも知れない。でも歌詞の衝動を包み隠さない感じとか(まあアルバムタイトルも、そういう感じで)も含めて、Rowland S. Howardの全てが叩きつけられた作品、とも思う。カヴァーも2曲あって秀逸だが、とくにBilly Idolの「White Wedding」のカヴァーは原曲を思いっきり超える勢いの素晴らしいカヴァーで、まあこの作品が出てから20年強、よく聴いてきたアルバムではあるが、今回アナログで聴いて、うおおおおおおおお、とまたしても盛り上がってしまった。当然Rowland氏の放電するような生々しいギターは全編に渡って、ずじゃー、と炸裂しているので、そこも楽しめるポイントの1つ。でも、全体的な統一美が素晴らしいんだよなあ・・・。

Echelon

csgb、次は3月19日(木)の予定、つまり祝日前です!

とりあえずゲストはmasayukiさん(ホナミちゃんじゃなくなったのか・・・)!あっという間ですが、よろしくお願いいたします!

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2020年4月11日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Olololop、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: ShiShi Yamazaki、こまどり社(獅子舞パフォーマンス)

DJs: Casin, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

こちらも同日良い感じのイヴェントありますが、その一角を貴兄貴女の中で占めることができれば幸いです。よろしくお願いいたします!

 

9年、ねえ。あっという間に過ぎてしまった。あれから9年の間、震災のことは宮城県に住んでたら普通、忘れることなんかできないと思うのだけれども。ただ、これには個人差があるのかも知れない。忘れてそうな人々、何かに利用してやろうという人々、たくさんいそうな気もする。でも、それもそれとてその人の感じ方、なのだろう。まあ、何かに利用して儲けてやろう、とかいう人々がいたらば呪い殺されてしまえばよい、のだけれども。

 

個人的にこの9年間、震災とは関係なく失ったものはたくさんある。もの、人、と言った方が良いだろうか。父、祖母をはじめとする血のつながった親戚、血のつながっていない親戚、友人。それでは得たものは、というとなんだろうな・・・。高い血圧とも最近はおさらばしているし(まあ、そんなものは寧ろ得たくなかったものだ)、なんかあるのかな・・・。

 

こう考えると私の場合、身の回りには、育っていく、upwardなもの、というよりも下降していく、downwardなもの、近く失われていくであろうこと、の方が圧倒的に多いことに気づく。それは人生、と言うことだってできるのだけれども、そう考えると人生、ってある年齢になってくると、なかなかに精神的には辛いものだったりもするわけである。

 

でも、人生、そんなんだけだったらちょっと寂しい。そんな中で幸運なことに寂しさをあまり感じずにいられたりするのは、変わらずにいてくれる人、変わらずにあってくれるもの、とかのおかげなんだろうな。もしかしたらそれの第一のものは健康、とかそういうある種抽象的なものなのかも知れないけれど、それも含めて私には、色々ありがたい人やものなんかがなんとか残されているみたいだし、だからこうやって生きているのだな。

 

そしてこれからも生きていくのだな、とこの日だから、というわけでもないけど思うのであった。

 

音楽だってまだあってくれる。まだまだ楽しみたいものである。Massimo Carozziの「Night Shift」を聴く。

Night Shift

Night Shift

  • 発売日: 2019/09/26
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 イタリアはボローニャの音楽家、というかサウンド・アーティスト、という紹介が似合う彼のアルバムである。インスタレーションや劇場、ドキュメンタリーとかの音とかを作る人でもあり、フィールド・レコーディング作品も何作品か出しているわけだが、このアルバムはちょっと趣が違う。Tortoiseの「TNT

TNT

TNT

 

などを想起してしまうようなタイトなドラムにシンセやら電子音やらの硬派なトラックもあれば、必殺のフィールド・レコーディングもの、なんかビートの消えたLFODepeche Modeみたいなトラック、ギターも入った即興のようなトラック、と多種多様にエレクトロニクスを用いて、意外にヴァラエティ豊かで楽しめる。どれも実にかっちりと仕上がっているけれども同時に何だか、揺らぎのようなしなやかさも感じ取れて、冷たい音色、というよりは実に温かみのある音響作品に仕上がっている。こういうレコードに出会うと、まだまだ世の中色々あるよね、とその果てしなさに茫然とするけれども、同時に生きる気力にもなるわけ、だ。

 

 

Behind The Wheel

csgb、次は3月19日(木)の予定、つまり祝日前です!

あっという間ですが、よろしくお願いいたします!

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2020年4月11日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Olololop、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: ShiShi Yamazaki、こまどり社(獅子舞パフォーマンス)

DJs: Casin, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

こちらも多分あっという間。よろしくお願いいたします!

 

何とか風邪もほぼ抜け、耳の聞こえづらさ、鼻の不快感は若干残っているものの、まあまあ元気になりつつある、というか復調しつつある今日この頃、である。

 

鼻の方は結局あまりにしんどいので(耳も含めて)結局耳鼻科に行き、副鼻腔炎を併発していたらしく薬を大人しく服用していたら、なんかもうどうせ味しねえし、という捨て鉢な気持ちで何気なく入った吉野家で牛鍋焼き定食で、匂いが感じられる!?という嗅覚味覚復活という涙の体験をして、今では普通になった。いや、辛かった、味がしないのは。このままだったらもう何かもう何もやる気しないで家で何も食べずに寝た切りでも良いわ、的な鬱一歩手前だったので本当に喜ばしい。

 

しかしコロナウイルス、というかそれよりもそれにまつわるエトセトラが非常に不快な昨今、である。もうインターネット、というかSNSは心が削られるだけなので、逆にそういうものとして対峙する昨今であるが、リアルライフでね、色々あると本当に萎えるものである。

 

我が県でも現状発症した人が1人いる、という報道があるわけで、もしかしたら本当はもっといるかも知れないわけだけれども、職場内レヴェルではもう噂が凄いわけである。ここに住んでるらしい、いやあそこに住んでるらしい、あそこに買い物に行ったらしい、いやここに買い物に行ったらしい、濃厚接触者は他にもいるらしい、それどころかこの病院にいるらしいし、ここの病院にもいるらしい・・・。

 

と皆がそれぞれ、自分の情報が一番正しい、という感じでそれぞれが全然異なる話を発信しているので、一体これはどういう悪夢なのか、と思わされるわけである。大体住んでる場所に関してだけで、したり顔の人々が語る話がそれぞれ違う場所だったりするわけで、そりゃあ・・・、トイレットペーパーやらティッシュやらの品薄状態もなかなか改善されないだろうよ・・・、と思うわけである。

 

震災からもう9年なわけであるけれども、9年前のあの頃もここ被災地でも色んな噂が流れまくっていた、どこからともなく。多分被災地以外やネット空間ではもっともっと凄く飛び交っていたことであろう。人間の心、というのは意外にこういう状況になると何かにすがるような感じで、非常に揺さぶられまくってしまうのだな、ということを改めて思った次第であるから、自分もまあ、ちょっと気をつけよう、と思った次第である。

 

でも、なんか職場での状況を見てると、結局平常時でもしったかぶりしたがるような人や、自分だけが情報を知っているととても嬉しそうにしている人、後出しじゃんけんが好きな人、みたいな感じの人々が嬉々として上のような状況になっているので、もしかしたらこういう事態だと、もともとの傾向が増幅されるだけなのかも知れないな、という気もしているのであった。

 

で、それが増幅されまくってSNSとかに向かうとね、そりゃあ確かに、なるほどああなるわなあ、とか考える日々である。とくに意識せずとも平常運転な感じ(風邪以外は)の私でも、この間我が家の米が尽きそうだったからたまたま買いに行ったスーパーで、米の在庫のあまりにも少なくなりすぎ具合や、ティッシュのすっからかんの棚を見て以来、色々考えた次第である。

 

平常運転だからレコードも聴きまくりだが、突然憑りつかれた様にDepeche Modeを聴きたくなってしまって集中的に聴いているのだが、約30年ぶりくらいにライヴ盤を引っ張り出してこの間聴いていたし、何ならApple Musicで車で聴いている。

101 [12 inch Analog]

101 [12 inch Analog]

  • アーティスト:Depeche Mode
  • 発売日: 2016/10/21
  • メディア: LP Record
 

 88年6月にカリフォルニアのパサディナ・ローズ・ボウル、というスタジアムで行われたライヴを収めたライヴ盤、である。同時にD. A. Pennebakerが監督したドキュメンタリー映画も作られたなあ、VHS持ってたなあ、輸入盤だったから当然字幕もなし、ライヴヴィデオならそんなに苦労しないでも観れるだろう、と思ってたらライヴ映画、というよりはドキュメンタリーみたいな映画だったので10代半ばの私は茫然としつつ、且つ物凄く頑張ってどんなこと話しているのか理解しよう理解しようとしながら観ていたなあ、無理だったけど、ということも思い出した。選曲的には「Music For Masses」 

MUSIC FOR THE MASSES

MUSIC FOR THE MASSES

  • アーティスト:DEPECHE MODE
  • 発売日: 2013/08/02
  • メディア: CD
 

 出た後のライヴなのでこのアルバムからの曲が多いのだが、この時点でのDepeche Modeのベスト、的な選曲なのでちょっとアレンジの違うDepeche Modeベスト盤、という楽しみ方もできる、と言っておきながらこのバンドの基本的な性格上そんなにスタジオ盤とは大胆にアレンジが違うわけでもない。それでも客を煽りながらより荒っぽく歌い上げるDavid Hahanのヴォーカルは熱量半端ないし、そもそも結構加工されたライヴ盤(なんせライヴ盤なのにエディットしたシングルとかまであるのだから・・・)

Everything Counts, Live

Everything Counts, Live

  • アーティスト:Depeche Mode
  • 発売日: 1989/02/13
  • メディア: CD
 

 故に、観客、こんなに曲中も絶叫しながら大騒ぎなのか、全編そうだから死んじゃうんじゃないか・・・、とか思わせられるほどにちりばめられた観客の声など、臨場感はさすがに強烈、である。曲的にもシングルのB面という地味な存在なのにここでのアレンジは非常にロックンロールになっていて(!)めちゃくちゃかっこよい「Pleasure, Little Treasure」やそのA面の「Never Let Me Down Again」などはスタジオ盤とはまた違った魅力があるし、上記シングルにもなった本編最後の「Everything Counts」での大合唱とか、ライヴ後半に向けて否応なく盛り上がっていく作りになっていて久々に聴いたら燃えて、今Depeche Modeがあつい・・・、とか口走りたくなるほど興奮している最中である。