Lighthouse Melodies

私たち、AOBA NU NOISEのガヤ担当EVOLの新しいミックス音源ができました。

https://soundcloud.com/aobanunoise/aobanunoise-012-evol
https://www.mixcloud.com/AOBA_NU_NOISE/aobanunoise-012-evol/

気が付くと第三弾なんですが、多分過去最高に壮絶なふり幅の音楽詰め合わせになっているかと思います。一応ミックス、という触れ込みではあるのですが、一度もピッチを変えて曲をつなげよう、という努力をしていないので大荒れですが楽しいかと思います。トラックリストもご用意いたしましたので、ご希望でしたらオフィシャルブートでCDR(トラックリスト付き)作成いたします。お気軽にお声がけください!そうですね、聴きどころ、というか作りながら爆笑したポイントは多々あるんですがU.S. MapleからScritti Politti、とか加藤和彦からThe Moonflowers、とかまあ文字に起こすと大したことないんですが聴くと爆笑、という感じで是非よろしく!

さて久々にPCを立ち上げたらあまりにも起動が遅くてそれは別に私のPCのスペックが低いのもあるだろうけれど、Windowsさんの特性もあるだろう。とくに久々だと本当に暖機運転が必要なんじゃないか、ってくらいイライラする。

とこんな風に感じるのも職場のPCがハイパワーでバキッと立ち上がったり、もっと言えば即ネットにつながって色々できてしまうiPhoneであらかたネット関係のことができてしまうからであって、なんだか世の中色々なもののスピードがどんどん上がって、私たちの我慢力がどんどん下がってきている、ってことなんだろうな。

速いのは大事だ。阿部薫の、アンドロメダより速く、を座右の銘(?)にしている私としてはその速さを、まあ気持ちの上では常に求めているわけである。しかして実際はどうだ。身体も頭脳も老い、素早い行動やら判断はだんだんと難しくなってくるではないか。大体にしてこの拙ブログの更新の遅さ、これはもう真逆ではないか・・・。

と思いながらも思えば昔から私は実際のところ速い人間ではなかった。中学生の頃100m走とか30秒近くかかってやっと走り切ったこともあったことを思い出した。しかしこれには理由があって、阿呆な教師が練習、とか言って一本、全力で走らせてから本番で計測をしたのだった。もともと自分の身体を持て余し気味だった私は疲労から回復する間もなくまた走らせられたものだから、壮絶なタイムをたたき出した次第である。これだから教師って奴はさー。

話が壮大にずれたが、まあ多かれ少なかれ、人間多分速いほうが好きである。アマゾ〇の荷物の到着も壮絶な速さだったりもするし、速い方が良い。でも、このまま速さ速さ、というまま突き進んでいったら、何だか映画『スピード』みたいな(観てないけど主題歌がBilly Idolだったよね)感じで、でも人生は映画じゃないから気が付いたら即クラッシュ爆死、みたいになっちゃいそうな気もするから、まあこのPCの立ち上がりの遅さや、速さを希求しながらも遅いこの己、とかを愛でるくらいの気持ちでないとこれからまずいかもな、と思ったりもする。とくにここ最近の日本とか、何だかうおーとか言ってわっせわっせどかーん、で全て終わっちゃいそうな、そんな空気があったりして凄く嫌なものだしね。

ただ、仕事は速い方が良いなあ、とここ最近の職場のズンドコ具合を見てると思ったりもする。もうみんな爆死してもらって構わないから速くしてよ!

Homecomingsの「Whale Living」

WHALE LIVING
WHALE LIVING
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Homecomings
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を聴く。アルバムとしては3枚目のアルバムである。ミニアルバムだシングルだアナログだ共作だ、とか出てるから意外だったがまだ3枚目なのだな。今作の話題は何と言っても日本語詞、であろう。先行シングル
映画『リズと青い鳥』ED主題歌「Songbirds」
Homecomings
ランティス (2018-04-25)
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以外全曲日本語、である。まあこれまで平賀さち枝との共作
白い光の朝に
白い光の朝に
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平賀さち枝とホームカミングス 平賀さち枝 Homecomings
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平賀さち枝とホームカミングス
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2枚とも日本語詞だったので別に違和感はないし、ファーストアルバムの時点からの路線ではなんとなくよくわからない英語で歌われるよりも日本語の方がしっくりくるだろう、というのは誰もが思っていたことであろうから全然良い。寧ろ言いたいことがあって詞でもってアルバムの世界観を作ろうとしていた真摯な彼と彼女たちにとってはよりスムーズだろうし、言葉が曲からはみ出たり足りなかったり、という歯がゆさもないので安心して聴ける。そういったもやもやがない分、今作は多分最高傑作だろうし、みんな大好きでこの路線で、となるであろう。そりゃあ曲は最高としか言えないし、畳野さんの歌声も相変わらず素晴らしい。本当に全身鳥肌立つ瞬間が二度三度で済まない、というくらいのノリである。

でも、今回のブログの内容と絡むけど、徐々に失われていった「速さ」がここに来てほぼ全く失われてしまってしまっていてすこし寂しい。それは単にBPMの問題ではなく、多分「速さ」ではなく他の言葉でも言えることなのだろうけれども、そして何となくその別の言葉も私は思いついているような気もするけれども、とにかくちょっと「速さ」をもうちょっと求めたい、のである我儘な大ファンとしては。まだいけるはずなんだよなあ。