Here Visit

今週土曜日です!

stereo♪ vol.3 @ pangea 12月5日(土) 20時〜29時 料金:1000円(1DRINK付) おつまみ持ち込み可!!自由に持ち込んでください!

Genre:Post Rock,Electronica,Indie Rock,Indie Pop,Rock.Pop,J-Pop and more......

仙台の音楽好きの人が集まってDJが流す音楽を聴きながらお酒飲んではしゃごうというイベント。踊るようなイベントではないし,DJもテクニックも何もなし,選曲するだけの形です。お酒を飲んで新しいつながりを作ったり,話したりできたらいいなというイベントです。

<DJ> わたる、よらよら、石油王、めぐる、SZK、tdsgk、カラフト、ぷちもん

ゆるくいらしてください!カントリーとノイズ大会にしても良いかなあ・・・。

さて日曜日はお疲れ様でした!何よりも中原昌也氏のあの愛情溢れるノイズライヴが素晴らしかったです。つくづくこだわりの人なんだろうなあ、としみじみ感動しました。あんなにハーシュというかパワーエレクトロニクスというか、な音の洪水だったのにアナログ機材だからか何なのか、耳に痛くないノイズ攻撃で格好良かったなあ・・・。

そして我々EVOLもあんなに大雑把な打ち合わせしかしていなかったのに、何だかうまい具合に色々進行してSightingsにCalvin Johnson被せてVince Taylorに突入、とか活字にするとどう考えても頭おかしい感じがごく自然に行ったのが不思議でした。いちいち絡んでくれた中原さんを始め、主催のフジノくん、皆さんありがとうございました。

で、そのままSHAFTに移動してDJ2発目だったのですが、そちらはそちらで大変な感じで面白かったです。こちらでも不気味なコンビネーション炸裂で結構EVOL、すげえんじゃね、とか自画自賛。全裸でフロアで舞い踊る妖精(♂)を見ながら、なんだか凄いところまで来てしまったなあ、という感慨が。今月もよろしくお願いいたします。そしてPANGAEAからSHAFTまで一緒に移動してお付き合いしてくれた、でかをさんと狂うクルー村田さん、ありがとうございました!

多分この日こんなハードスケジュールでかつハード飲酒だったのに次の日全くけろっとして仕事できたのはとっても楽しかったからだと思います。お世話になった皆さんに重ねて御礼申しあげます。

今年もあっという間に12月。まずは5日に私単体で上記イヴェント、20日にまたEVOLでAOBA NU NOISE、と今年も残すところあと2回DJを残すのみとなりました。機会がありましたら是非遊びましょう!

で、Bruce Gilbertの「This Way」を聴く。84年にMuteからリリースされた初のソロアルバムが発表から25年を経てリマスターされてEditions Megoからリリースされたので聴いている。実は未聴だったので実に良い機会である。いまだにバキバキに無慈悲なまでのエレクトロニクス作品を発表している元Wireの彼だが、このアルバムはMichael Clarkのダンス(今突然思い出したのだがこのMichael ClarkってThe Fallにも曲依頼してダンスしていなかったっけ、88年くらいに?)のための音楽を中心に構成されており、今の彼の作品と比べると緩やかなビートが利いていてちょっと印象は異なるのだが、やはりどこか突き放したようなクールな感じとか、無機物的な音の響きは変わらず、なのである。メロディ的なフレーズも顔を出すのだが決して叙情的には流れていかない。そこら辺の恐ろしいまでに冷静な感じというのがいかにも彼らしく、また25年の時を経ても全く今の音として存在しえるところなのかも知れない。ちょっとくらい古さを感じさせても良いのに、と思わせられるくらいの普遍的な音色が衝撃のアルバム。まあ、衝撃なのが御歳60歳を超えても、この作品よりももっともっと違うベクトルで研ぎ澄まされたアルバムをリリースしているBruce Gilbertという男自身の存在、なのだけれども。