さみだれ

今日です!

stereo♪ vol.3 @ pangea 12月5日(土) 20時〜29時 料金:1000円(1DRINK付) おつまみ持ち込み可!!自由に持ち込んでください!

Genre:Post Rock,Electronica,Indie Rock,Indie Pop,Rock.Pop,J-Pop and more......

仙台の音楽好きの人が集まってDJが流す音楽を聴きながらお酒飲んではしゃごうというイベント。踊るようなイベントではないし,DJもテクニックも何もなし,選曲するだけの形です。お酒を飲んで新しいつながりを作ったり,話したりできたらいいなというイベントです。

<DJ> わたる、よらよら、石油王、めぐる、SZK、tdsgk、カラフト、ぷちもん

おつまみ持ってゆるくいらしてください!私は21時過ぎと3時過ぎ、とかいう時間帯なんでまあのんびりとします。って選曲が・・・。

ところでほとんど好き嫌いなく食べる私であるが、内臓関係はちょっと苦手なのであった。

それは4つ足であれ、魚であれ、鳥であれ、どれもこれも、なのである。ホルモンと砂肝程度は食べられるのだが、まああまり好んで食したい、という感じではない。

人に言うとあんなに美味しいのに、とか言われることが多いのだけれども好き嫌いはそれは人それぞれなので本当にしょうがないものだと思う。という感じだから、焼き魚を食べる時は主に背中側メインでいただく、というスタイルになっている。多分私の焼き魚の食べ方は猫が大喜びするスタイルだと思うから、猫のエサとかで困っている人、もしくはここをお読みのお腹が空いた猫の方々は我が家に来ると何か良い目にあうと思う。

という私であるが、先日、はらわたを取った状態の焼き秋刀魚をそれはそれは美味しくいただいていた。はらわたも取ってあるから腹に近い方も結構余裕やね、とか言いながら腹近くの脂ののったあたり(ちなみに私は本当は、あまり脂ののっていない秋刀魚が好きなのだった。自分でもつくづく邪道だとは思っているのだが・・・)を食べていたら

どきゅーん

という何とも言えない舌を直撃する苦味に襲われて固まった。まあ要ははらわたが残っていた、というオチがついていたわけである。いやーあの脳天まで突き抜けるような黒い鈍い衝撃は何なんだろう・・・。まあ多分まだまだ私も大人になりきれていない、ということなんだろうなあ。

Carnationの「Velvet Velvet」を聴く。思えば久々のアルバムである。そのブランクの間には事務所移籍にレコード会社移籍、更にはただでさえ減ってしまった3人のメンバーのうちドラムスが脱退、という大転機を迎えていたらしい。そんな波乱やら変化を乗り越えたこの新作は、何だか一皮剥けたみたいにすっきりとした爽快なアルバムなのであった。私は3人体制になってからの作品はリリースの度にどんどん爽快になっていくなあ、という印象を持っていたのだがそれでもこの新作のすっきり具合には驚いた。最初はあまりにもスカッと飛ばしていく曲が続くものだから、何だか違和感を覚えてしまってちょっと入り込めなかったものだが、何度も聴いていくうちに最初は淡々と感じられたメロディや展開などは実にそれ故に味わい深く、そしていつものちょっと不思議なコード進行の楽曲は不思議と言えば不思議なのだけれどもそれを感じさせない勢いでスッと展開しているのだ、ということに気づかされた次第である。前半のすっ飛ばし具合、中盤のちょっとスピードダウン具合、そして後半の盛り上げ具合、どこを取っても絶妙に曲が配置されていて、トータルとしても実に楽しめる作品である。なんか直枝氏のヴォーカルもどんどん男らしくなっていっているような、気合いの感じられる歌声で、キャリアをこんなに積んだバンドなのに新しく出る作品が毎回毎回最高だなあ、と思えるってのは凄い話だ。2004年以来ライヴを見ていないのだが、今作の曲はライヴ映えしそうな曲ばかりだから是非また見たいものだ、と切に思うのだった。