サイボーグのオバケ

この間日曜日のAOBA NU NOISEにお越しの皆さま、嵐の中ありがとうございました!いや、SHAFTの中では嵐関係なかったですな、別の嵐が吹き荒れてたくらいで・・・。umiumaの初ANNライヴも良かったし、30分まわしでのレギュラーDJ陣も面白かったなー。結局私は夜中2時から2回目のDJしたんですが、あんなに眠くて頭痛くてしょうがなかったのにDJ始めたら覚醒してすっきりしたのが自分で驚きでした。生かされてるなあ・・・。

で、急遽決定!

パンゲアナイトVol.38 ALTZ @pangaea 2012年10月19日(金)22:00〜 2000円(1D)
GuestDJ/ ALTZ(F.O.L / ALTZMUSICA)
Live/ waikiki champions (AOBA NU NOISE)
DJ/ tdsgk(AOBA NU NOISE), MOCCA(水沢BUGPIPE), 福福ボーイズ

ALTZさん出演のイヴェントにAOBA NU NOISEからWaikiki Championsと共に参加します!私次の日結構仕事ヤマ場だったりするんですけど、長いお付き合いの福福さんたちにお会いできるのも楽しみです!えっと、ダンスミュージックとして成立できるような音楽を頑張ってかけたいと思いますのでよろしくです。

あとは10月中はAOBA NU NOISEとGaslight、という毎月の楽しいイヴェントでDJをする予定です。しかし11月は東京含め5本、現時点でDJ決定しました。2012年、こんな年になるとは思ってもいなかったな・・・。

ちなみにその11月の東京AOBA NU NOISEは11月2日金曜日、23時からで、Mojaがライヴで、Twee Grrrls ClubのsumireさんがDJで出てくださいます。あとはノーフューチャーな仙台勢が渋谷のechoでぶちかましますのでよろしくお願いいたします。EVOLは残念ながら私1人体制なんですが、いつものノリを出していきたいと思います。酒に呑まれないようにしていきたいと思います。

しかしこうして賑々しく10月11月過ごす予定であるが、仕事の方も大フィーヴァーなので結構大丈夫か自分、と思うのだがやらないとやってられない勢いなので全部どばーっとやります。月曜日から土曜日まで、場合によっては日曜日にまで食い込みやがる仕事を私は13年くらいやっているのだが、DJ的なことしてる方が期間長いし、もっと言えば今やってることのほとんどのことよりも長いこと音楽聴いて楽しんでるから、これはまあしょうがないんだな、ということなのである。そして出会えた友達の皆さんに感謝、というキモいJ-Rap的乃風表現、で締めくくって今から氷結の早摘みレモンを飲もうとしているからこの辺で今日は良いかしら。

Zazen Boysの「すとーりーず」はアナログ待ちでア○ゾンに予約したのにさっぱり入荷しねえから半ばキレ気味で、こないだライヴに彼らが我が街に来た時にはAOBA NU NOISEと被ってたから観れなかったのだが(ゲストで入れる、という超ありがたい話が舞い込んできたにも関わらず)、物販でアナログだけ買って来たのだった。前作は私の旧ブログを激昂しながら畳む宣言の頃にリリースされたのでもう4年も前のことだったか。で、こちらの「石版!」でがつっと書かれていたのでもう私には何も語ることはないに等しいのだけれども、不思議と聴きやすい魅力に溢れたアルバムなので書かないといけない、と思ったのだった。否、「聴きやすい」ってのは不適当な表現である。変拍子は相変わらずどかどかだし、決して取っつきやすいメロディが連発、ということでもないし、「絆」を歌ってもいない。それでもこんなにぎくしゃくした音楽がスムーズに流れていくように感じられる、というだけでもこの音楽の異常性はとんでもないし、それに加えてどんだけ研ぎ澄まされているのだこのバンドは、と舌を巻かざるを得ないのである。ここにきてZazen Boysが大好きだ、と宣言できるアルバムなのは間違いないし、何よりもどんどんシンプルになっていくアンサンブルが、そのせいでやたら緊張感を増しているところにも興奮させられるのであった。それでいて全楽器ユニゾンになった際の突進力の強度たるや・・・。しかし何よりもこのアルバムを魅力的なものにしているのは、John LydonとSly Stoneが憑依してしまったかのような向井秀徳氏のヴォーカルなのだった。まるでP.I.L.の「Album」ALBUM(紙ジャケット仕様)期を彷彿させるパワフルで且つ抜けた声、高音で震える声、時折入る合いの手的フェイク、等、何故かゾクゾクする。そんな声で「ポテトサラダが食いてえ」とか「パンツ」とか「天狗」とか歌われた日には・・・(ちなみに歌詞がすこーんと入ってくる度合いも今作は過去最大)。

ということで俺もポテトサラダが食いてえ、「酒場放浪記」で吉田類が食べてるようなポテトサラダが食いてえ、それか家内の作った玉ねぎと粒マスタードが絶妙なポテトサラダをつまみながら氷結を飲みてえ、ということでお後がよろしいようで・・・。ちなみにアナログにはダウンロードコード付きでボーナストラックまで聴ける、という待っててよかった仕様なので感動である。一応上にはCDとアナログ両方貼っておきます。