Does Spring Hide Its Joy

AOBA NU NOISE、です!

AOBA NU NOISE 

2023年2月23日(木・祝)16:00~23:00 @Club Shaft

Live: Ill Japonia ( Taigen Kawabe from Bo Ningen ), King Rambo Sound, Waikiki Champions

DJ: ASAI, SHIBUTA, MENCHAN, EVOL, RYOTA

Bo NingenのTaigen君のソロユニットIll JaponiaにKing Rambo Soundにめちゃ久々なWaikiki Championsのライヴ、DJもかなり面白い方々が揃いました!EVOLは多分、相変わらず、なんかよくわかんないけど狂暴な音を楽しくかけたおす感じで朗らかにやります!

 

で、そんなAOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanunoise.thebase.inあkk

 

そして私のDJ活動の様子です。

私がアナログ盤でのDJプレイの一発録りに果敢にチャレンジ、したミックスが公開されております。

http://www.mixcloud.com/radiobloom/221125-music-selecter-tdsgk/

 

それに関して曲目や、時に無責任な主観に基づく各曲一言コメント等を書いたブログも公開されております。

note.com

諸々、よろしくお願いいたします!

 

コロナ禍、という状況になって日本では、思えばMarc Almond様の来日ライヴを観に行った後に色々世の中が動き出したので大体3年が過ぎたわけだが、まあ何一つ良いことなぞなかった。

 

いや、ただ一つだけ、本当に不謹慎な話で申し訳ないが職場の様々な会合、というか飲み会とか、そういうものがことごとくなかったこと、これは実に良かった。人によると思うのだが、私のような、なんか火事場で煙の中を逃げる時のように、毎日身をかがめて息を止めて走って仕事の時間を過ごしているような人間にとってみれば、職場の会合とか飲み会とかやらは、本当に苦痛でしかなく、金と時間を無駄にし、健康を損ない、社会的信用を失わせ、地域の安全を根底から揺るがし、差別を助長し、国益を損ない、人が幸福を希求して生きることを真っ向から否定する、この世に存在する様々な哀しみ、ひいては悪の元凶であり、撲滅されるべきものであったことは言うまでもない。

 

だからそのような悪の権化のようなものがなかったことだけがまあ、救いと言えば救いであって、不在によってその忌むべき属性が顕になったそのような会合というか飲み会は、そのまま逞しい人心による不断の斗い、努力によって闇に葬られたものだ、と思っていたのだが、さすがに諸悪の根源だけあって憎たらしいゴキブリのような生命力でもって、信じられないことにまだ醜くも這いつくばりながら生き永らえていたのだった・・・!

 

まあ要は何を言いたいかというと、今年度は職場の送別会が4年ぶりに復活という最悪な報せを受け、まあ出席しなければ良いだけの話と思いきや、なんと私の属するデパートメントが持ち回りの幹事の当番で、そこの長たる私は結果的に率先してこの悪の祭典を企画しなければならない、という人間の良心を踏みにじられるような事態に陥ってしまって、あーやだぜ、という話である。

 

なんだか落ち込んできたな・・・、まあぱーっとレコードでも聴こうぜ!週末も休みなく色んなところで仕事だけど・・・、元気にレコードでも聴いてさ・・・、というノリに全く似合わない

Kali MaloneとSunn O)))のStepehen O'malleyとLucy Railtonによる「Does Spring Hide Its Joy」でも聴こうぜ!ドローン道を邁進するKaliさんのシンセとStephen O'malleyのギター、そしてLucy Railtonのチェロがアナログ6面に渡って繰り広げる大ドローン絵巻、である。徹底的に持続音大会なのだが、楽器が多い分今回は表情が豊かでとくにLucy Railton(大好き)のチェロの音の切れ目が良いアクセントになっていて寄せては返す波のような効果を全体的にもたらしている。加えて下の方からずずずずずとStephen O'malleyのギターが這い出てきて全体を盛り上げて行ったり、と何も起きていないようで意外に渋く構成されていてKali女史のこれまでの作品と比べると結構ドラマがあり、大作でありながら飽きずに聴ける傑作である。やはりこういう持続音の音楽に於いてチェロ、Charles Curtisもそうだけれども、凄く良いな、ということも再認識できたりする。