Over! Over!

まずは月に一度のお楽しみ、26日の日曜日です!

AOBA NU NOISE @ Club SHAFT 2009.4.26( Sun ) 20:00〜 ADV \1500(1D) DOOR \2000(1D)
Guest Live Act/sajjanu (TOKYO) http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=1000630278
AKBK (TOKYO) http://www.myspace.com/akbkgrind
Live Act/-W-(Waikiki Champions), runny stools, KODA
DJs/DROP, EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SiSi

多分アラバキ帰りでぼろぼろになっているでしょうが、死力を振り絞って頑張ります。

で、こちらは28日火曜日です!多分疲労回復しているはず(希望的観測)。昭和の日の前の晩なので次の日お休みの方も多いのでは!

【MINIMUM〜omotenashi special〜】@ Club SHAFT 2009.4.28( Tue ) 21:00〜 DOOR 2000(1D+手作りオヤツ付)
GUEST DJs/SEESAW(FUTUREDAYS), TDSGK(AOBA NU NOISE)
おもてなしDJ&LIVE/コケティッシュマーダーガールズ(くわまん&あらき)....amd more !!(追加ゲスト有)

両方ともよろしくお願いいたします。ちなみにMINIMUMでは打ち込み音楽をかけようと思っておりますが、そのためにPan Sonicの4枚組CDをある中古CD店に取り置きしているのではないです、ということをここで声を大にして宣言します。

ところで、私は毎朝、アイスコーヒーを飲むのである。

それは別に毎朝ぐびぐび行きたいから、ということではなくコーヒーは飲みたいのだが、コーヒーメイカーで作ったり、若しくはインスタントで淹れるにしても熱いので飲むのに時間がかかってしまうから、である。ならばもっと備えて早く起きよ、と言う話であるが、そういう風に頭が回らない私なので時間短縮、ということでアイスコーヒーなのだ。窓の外には雪が降っているような寒い日でもアイスコーヒー、なのである。まるで季節感のない阿呆者のように思われてしまうかも知れないが、上記のように深遠な理由があるのだよ。

ということで、何か例えば原田知世のCMで御馴染み、Blendyのペットボトルなどを安売りの時に買ってきていたりしたのだが、たまに買い忘れていたりして近所のスーパーに買いに行ったら正規価格でえらい買うのに逡巡してしまうような金額(まあ300円以下なのだが)だったり、よく行く安売りの店に無糖の在庫が最早切れていて、泣く泣く微糖を買ってみたら甘くて飲めたもんじゃなかった、とかそういう事態が続いたので、何だかそういうのに一々神経をすり減らすのも馬鹿げている、という気になったものである。

そこで過日、水出しアイスコーヒー用ポットを導入し、アイスコーヒーを自ら作ってストック、ということを行っている。最初のうちこそ勝手が分からず水の量やコーヒー粉(挽いたもの)の量のバランスに苦労したものだが、ちゃんと説明書読んだら全ての疑問が氷解し、今では順調にアイスコーヒーライフを送っている。大体1回作れば1週間はもつように、ちびりちびりやって休みの日に主に作っている。この、休みの日に合わせて飲みきる、というのが結構難しかったりして、たまに平日の真夜中に作って冷蔵庫で冷やしている。

さて、何故このように飲みきるタイミング、作るタイミングに神経質になっているかと言うと、抽出に7時間かかるのであるこれがまた。何たらスローライフ!更には水をコーヒーの粉に注いでドリップしていくのだが、そのドリップにも結構時間がかかるのでまず3,40分は時間を見ないといけないのだ。嗚呼、何たるス(以下略)。

まあ、別にその一手間で美味しいアイスコーヒーが出来るのだから良いのだが、これがまた大量にコーヒー粉を使う。まあ一週間もつから良いものの、目に見えてコーヒー粉の消費量が増えている昨今である。アイスコーヒーのペットボトルを買う方が経済的なのか、はたまた今のように水出しアイスコーヒーをセルフで作る方が経済的なのか、それの答えは神のみぞ知る、というか風に舞っている、というか。なのでよくはわからないのだが、何となく自分で作っているし、こっちの方が安上がりなんじゃないかなー、という気がしている。単純なものである人間って、と無理やり強引に一般化してみるが私が救いようのないくらいに単純なだけ、という気がする。

でも、アイスコーヒーをドリップするのは楽しい。どういう勢いで水を入れるか、とかどれくらいかき混ぜてみようか、とかコーヒー粉をどこら辺まで入れてから水を加えたらベストか、とか色々工夫しながらやっていると思いっきり他のことを忘れて没頭してしまったりするものである。まあ結局は日頃の実験好きな側面がまたしても刺激されるからこのようにあっつくなりながら水出ししているのだろうが、日常的に水出しのアイスコーヒーを作ったりしているカフェの場合、どうやっているのだろうか。昔、アイスコーヒーはちょっと難しいから、ということで初期のうちには出していないカフェがあったことも今更ながら思い出されて、奥深ぇんじゃないか、とか思い始めてまた深入りしそうな自分がいるからここで手綱をしっかりと握っておかなければ、いよいよ本格的にアイスコーヒー作りに突進してしまうのではないか、という気がするのである。まあ、何事もほどほどに済ませておけば良いものを、どうしても好きなもの興味のあるものには突き進んでいってしまうんだなあ、と今更ながら自分探しの旅した人みたいに気づいたりしたのだった。

The Fallも突き進んでいる。「Reformation Post TLC」を聴く。2007年のアルバムである。もう何年選手なのだろうか、そして何枚目のアルバムなのだろうか、もうそういうこと考えるのも下らない気がする最早ベテランバンドなわけであるが、この作品はちいとも落ち着く気配なぞ微塵も感じさせない、そういうアグレッシヴなアルバムである。相変わらず言葉を吐き散らし続けるような、Mark E. Smithの唄、というかしゃべくり的ヴォーカルはもう大変なことになっていて、80年代の中〜後期はまだメロディに言葉を乗っける努力をしていたのかも知れないなあ、偉かったなあBeggars Banquet時代は、とか変に感心してしまったり。それくらい今作に於けるメロディに乗っかってなさ具合は大したものである。そしてそれを支える、というかそれが乗っかっているバンドの音も非常にライヴ感溢れる音作りで、結構痛快だったりする。ギターがジャキジャキ言っているし、シンセはぶよぶよ言っている。何よりも特筆すべきはベースで、これがもう、何だこのベースラインは、というぐらいの不気味な、そして何故か不思議な音量のでかさでぶいぶい言っていて、それは初期のRough Trade時代っぽかったりもする。メジャーとかでの活動を経て(ってもう何年前だ、って話であるが)、逆に原点回帰したような、そういう禍々しさとドライヴ感が融合した傑作だと思う。何かぶよぶよ言うシンセをバックになんか言葉が乗ってるだけの気色の悪い展開が途中挟まれて、何だろう、とか思ってるとジャキジャキのギターがドライヴしまくるナンバーに突入したり、というカタルシスもたまらない。死ぬまでやってて欲しいです、Mark御大には。