Marry Me ( Lie! Lie! )

久々にDJします。

MORIO PARK ROCK

2024年5月4日(土・みどりの日)20:00~25:00 @ Monet 

Door: 1900yen+1D(600yen)

DJ:  Sasara, Kumi, PARA, MURAO, Ninja Hamster, Shin 80's, WPO, Chantetsu, Sugako, tdsgk

テーマは「夏フェス」、らしいのですが、これまで一回も行ったことなくて多分今後も絶対行かない(Marc AlmondとNick Cave And The Bad SeedsとDavid SylvianとBryan Ferryが出るなら考えなくもない)、なんならこれまで行ったフェスも春と秋で3回しかない(ベストアクトはFrictionとゆらゆら帝国とGreat 3と、それを上回る勢いで佐世保バーガー浦霞)私ですが、今年のフジロック出演の面々の一部に元気をもらって、なんかやりますのでよろしくです。

 

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

 

ということで今年は暦通りプラス間の平日3日を加えた連休中だったりする。しかしそんな中でも出勤せざるを得ない事情があったりして全く納得のいかない感じなのだが、休日は休日で、一部でカルト的な人気を誇る実家の母の携帯電話の機種変更とか、そういう用事もあったりして昼食が取れないくらいにどたばたと休日なのに動くことがあったりして、まあ忙しい。

 

でも時間があることはあるので、ちょっと久々にインターネットしていたらMINAMOさん、という身体を張って仕事をする方の女優さんのYouTubeチャンネルでレコードを買って紹介するコーナーがある、という情報を目にし、どれどれ、と見てみた。

 

これ別に言わなくても良いことなんだけど彼女の作品は今まで見たことがなく、動く彼女を見るのは初めてだったのだけれども、まあYouTubeチャンネルは本人の朗らかなキャラクターもあって面白く、何なら恋しそうになる感じだった。

 

それは置いておいて、彼女が中目黒とか下北沢とかでレコード買いまくっててそれを紹介してるのだが、とくに系統立って買っているとかそういうのはなく、気になるもの、とかそういうノリなのでジャンルも多岐に渡っていて、だから買っているもので我が家にもあるなあ、と思ったのは浅川マキ

Alain Goraguerファンタスティック・プラネット」のサントラ

くらいなのでそういう観点の話ではない。

 

領収書、である。そう、彼女は領収書を切ってレコードを買っていたのであった。おおお、全レコード買いの夢、それはレコード代を領収書で落とすこと(断言)!とくに今みたいに、パン、そしてラーメンと並んで、物凄い高級品の地位に爆速で上り詰めようとしているレコードを領収書で落としたいものである。

 

やはり私もYouTubeチャンネルを始めれば領収書でレコードを買えるのだろうか、いや、それはなんかあらゆる前提を吹っ飛ばし過ぎている気がするな・・・。まずは何等かの形で有名人となり、その後YouTubeチャンネルを開設して、か。まずはどうやってYouTubeチャンネルに至る有名人になるか、だな・・・。それを考えているだけで人生が終わってしまいそうだな・・・。日々激昂しながら、世を憂いながらいる私ではあるが、プラスして新たな悩みが出てきて困っている。

 

祝These Immortal Souls再発!これも領収書で買いたかったのだが、まあそれは置いておいて、今頃世界中でThese Immortal Souls祭りが開催されているはずだ(妄想)。ということでまずはファースト「Get Lost ( Don't Lie! )」を久々に聴き直している、ってCDで聴くのは初めてだ。

Get Lost

Get Lost

Amazon

The Birthday Party、元Crime And The City Solutionの故Rowland S. Howardが弟のHarry、故Epic SoundtracksというCrime And The City Solution組とGenevieve McGuckin(Rowlandの彼女)と結成したバンドの、1987年のファーストである。大分昔に安く買って愛聴していたものの、中古盤の価格が驚愕するくらいに高騰していて驚いたアルバムが、こうしてリマスターされて再発されるのは嬉しい。Rowlandのトレードマークである、放電しているみたいなぎゃりーん、という生々しいエレキギターはやはり健在だが、ここでは彼のヴォーカルが聞きものである。もちろん上手、ではない。しかし私はこういう時のヴォーカルを上手い下手で考えるような世界にはもはや生きていないので、むしろ吐き捨てるようなやさぐれたようなぼやきのようなヴォーカル、これがほの暗い音と相まって最高に響くのである。曲もマイナーコードでゾクゾクさせながら展開する粒揃いの楽曲ばかりで、短いアルバムながら傑作、である。というかThese Immortal Soulsのセカンド

もその後のソロも含めて、Rowlandさんの作品はどれも名作しかない(断言)。もし今も生きていたら、ソロアルバムがもっと聴けたのかもなあ。