Fern Gully

AOBA NU NOISEのTシャツです。

aobanun

 

5月にはDJする機会があるかも、ですがまあ詳細がもし出たらこちらでお知らせします。

 

何だか最近私のイケてないことの記録になってきているような拙ブログであるが、まあまだまだ続けてあるのよ。とくに先週の金曜日はてんこもりで、昼にそば屋に行ってミニカツ丼とざるそばのセットを頼んだら、「お待たせしましたー」と明るいおかみさんが持ってきてくれたお盆のざるの上にはそばが乗っていなかった。

 

先日のトッピングなしピザの記憶もまだ生々しいので、ええっ・・・?と戸惑っていたら「あ、失礼しましたー」と一回引っ込められてそばを乗っけてもらえたからまだ良かったが、なんか「乗っけられない難」の相とか出ているのかしら・・・

 

とか思いながら歩いていたらもう何年も履いている靴なのに靴擦れ起こしてしまって、もうそれはそれは大変に痛くてかなりやってられない気持ちになったが、その夜は私のこの世で最も唾棄すべきもの、即ち職場の飲み会があり、私が長を務めるディヴィジョンが幹事だった故に休めず、うるせえぎゃあぎゃあいってるだけのくだらねえ飲み会をなんとか乗り切り、疲労したまま電車に乗ったらあまりの疲労で本来降りるべき駅の次の次の次の次の駅で目覚めて降りて、忸怩たる思いでタクシーで帰宅、という1日だった。

 

なんとなく滅入っているとそういうことにばっかりフォーカスしてしまいがちなものだから、車ぶつけて以来なんとなく連続してツイてない気持ちになっているだけだべ、とも思うのだけれども、先日もレコード針をぼっきり折ってしまったり、挙句の果てに交換した針で聴いたDanielle Daxは針飛び盤だったり、とかとにかく何だかなあ、ということが多いのである。あんまりこういうこともなかったもんだよなあ、と思うのでお祓いとか行った方が良いのかしら。いやでも宗教が違えばそういう厄とかも関係ないから人間の妄想だべや、とかそういう発想になるからなんか見えざる力が私に苦役を強いているのだろうか。

 

まあ良いや、RSDで唯一お目当てだったNine Horses

Snow Borne Sorrow

のアナログを店頭で買えたし。禍福は糾える縄の如し、なのだ。

 

と信じて生きていくしかないのだ。Don Kingの「On The Mediterranean」はとても面白いアルバムだったし。

On The Mediterranean [Analog]

On The Mediterranean [Analog]

  • アーティスト:Don King
  • Nashazphone
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Mars、と言えばお馴染み「No New York」

の中でもバキッとしたバンドサウンドの所謂ノー・ウェイヴ一派のバンドだったわけだがそこのMark CunninghamとLucy Hamilton、という2人がそもそもは1981年のThurston Moore主催のフェスのために結成したユニットの、1986年のヨーロッパツアーの模様を収めた1987年のカセットのアナログ再発、である、ってそんなん全く知らんかったわそもそも存在を。しかしこれが面白い、実に面白いのである。MarkさんのトランぺットにLucyさんのバスクラやギターや声、というデュオなのだけれどもArto Lindsay等も録音に参加したパーカッションを収録したテープとの共演なども含んで、まあフリージャズみたいになるんかな、もしくはThe Lounge Lizards

Lounge Lizards

Lounge Lizards

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みたいな感じかな、と思ったら意外にそうでもなくて、ミニマルなフレーズをベースにたまに逸脱するギター、とかテープ録音のケイオティックなパーカッション演奏と一緒にどしゃどしゃ自由にやっていたり、「Summertime」のメロディをフリーキーな演奏と共に、とかデュオ故にかなりの自由度でやっていて、でも案外想定していたような悪ノリに振れそうなフリーな感じではなく、かと言ってもちろんジャズとも言えるわけもなく、でも、あーノー・ウェイヴだからね、とか言う輩をあざ笑うような、実に絶妙なバランスの、且つ最高にスリリングな演奏が収められていて、いやいや、こういうの埋もれているだけでまだまだあるのかな、と恐ろしくもなる。