Romeo Had Juliet

明日です!

AOBA NU NOISE〜BAND、ROCK、HOUSE、TECHNO、MINIMAL〜 4/25(SUN)OPEN 20:00~ @ CLUB SHAFT ADV \1500(1D) DOOR \2000(1D)

Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools×雨先案内人, M-KODA

DJs/ BOW, SISINOBU, EVOL(Love records), RAMBO, ☆

今回、上の告知には名前載せてないのですが、新しいDJの方が参加します!だから20時からみなさん来てください!EVOLは相変わらず何も決めていませんが、まあ現場の空気で(もしくは空気を読まずに)やります。是非是非!

最近どうも体調がイマイチだったりして更新が滞っておりました。なんか春先は調子が悪くてのう、とか書いているものの、最近は冬に逆戻りな勢いで激寒な日々が続いているので一概にどうこう言えないのだけれども。

しかしもしかしたら健康診断の結果が返ってきたから調子が悪いのかも知れない。なんかこう、そこまで悪くはないとわかってはいるのだけれども、なんか死ぬんじゃないか自分、とか絶望的な気持ちになってくる、というか死にたくなる、というか。果たして健康診断の結果で何もお咎めなしの人ってこの世の中にいるんだろうか。

・・・いるんだろうなあ、そういう健康優良な方というのは。多分そういう人は悩みもさほどなく、心も健康そのものなのだろう。おそらく順風満帆な人生を送ることができるのであろう。それ故にそれが健康診断の結果にもずばり表われてくる、というわけである。嗚呼、一体どこでそういう人生を送るための道を踏み外してしまったのだろうか。

私のような弱い人間は何かに逃げがちである。それは煙草だったり酒だったりセックスだったり(ない)ドラッグだったり(ない)ロックンロールだったり(大アリ)するのである。そうしないと生きて行けないわけで、健康診断結果との間にあるアンビヴァレントな問題は一体どう片づければよいのか、と考えると、それはまず生きて行くことが大事なので今の生活をキープオンしなければならないわけである。じゃあやっぱりしょうがないんだな、うん。

・・・とか自分で勝手に開き直るのも止めてなるべく謙虚に精進いたします。別に今すぐに死にたい、とかそういう欲望も、まああまりないので。しかしロックンロールを鳴り止ませることは、神聖かまってちゃんじゃないけど難しいわけで、それに付随するものもなかなか切り捨てられないのはしょうがない。

いや、やはりそれは詭弁か。詭弁といえばLou Reedも結構詭弁家だと思う。それでも「New York」は名作だなあ、としみじみまた聴いて思うのであった。89年リリースのアルバムである。当時はなんかやたら音楽雑誌でもわいわい盛り上がっていたのであるが、変にめんどくさい意味を付与せずに素直に聴いて楽しめるどっしりとしたロックンロールアルバムである。歌詞はそりゃあ重苦しいものもあればちょっとした小話みたいなものがあったりでストーリーテラーとしての面目躍如、といったところであるが、彼が歌うと声質のせいかも知れないのだが、どこかユーモラスに聞こえたりする。それはThe Velvet Underground時代からそうであって、逆に不気味な冷静さみたいなものが強調されてたまに怖くなったりするものである。でもそれがギター2本にベースにドラムス、というシンプル極まりないバンドサウンドに乗って吐き出されてくると、やはりこう抗えないものがあるのであった。歌詞をしっかりと聴かせようとする音づくりではあるが、だからといってバックが負けるわけはなくFred Maherのドラムスを筆頭にド迫力のバンドサウンドでフックのしっかりある曲を奏でているから、悪いわけないんだなあ、というダメな結論に。あーこれでRobert Quineがギターだったら完璧だったのに、とか言いたくもなるのだがMike Rathkeも変幻自在なプレイで物凄く頑張っている。思えば久しくこういう感じのソロアルバムがないLou御大であるが、いつまでも待ち続けたいものである。いや、「Metal Machine Music」Metal Machine Musicも勿論最高なんだけれども、こういう音の方もよろしくお願いいたしますよ、と・・・。