Guts 2 X 4

AOBA NU NOISEですが、スタートが19時に訂正です!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2012年1月22日(日)  19:00〜 DOOR/3000yen(1D) ADV/2500yen(1D)

GUEST LIVE/ BO NINGEN(from UK), moja
GUEST DJ/ TOMO(STYLE BAND TOKYO), kaaanji(AFTER DARK)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, SIF

20時からだなーって思ってご来場なさると19時からやるっぽいEVOLを見逃すことになるかも、という噂が。そしてもしかしたらその時間だと相棒大久氏がいない、という噂が。うおー。まあ、いずれにせよ寒い日々ですが、あったまりに来てください!しかも19時からだから、ゆっくりSHAFTで飲もう!

しかし本当に寒い。私は暑いよりは寒い方がまだマシかも、とか思っていたものだがこうも寒いとその意見を翻さざるを得ない。職場が鬼畜のように寒い、という非常に納得しがたいバカげた話もあるのだが、それにしたって年末辺りからこれくらい寒い冬って久々かもなあ、と思う。

温暖化、とか叫ばれてからあまり寒くない冬、というのが何だか落ち着かないものになっていたのだが、今年の冬はそういうことはなさそう、とか言ってる場合ではない。これは戦争だ!

皆さまもどうぞお体にお気をつけて、ホットな音楽聴いて温まってください。だからAOBA NU NOISEに早い時間から来てくださいね。そんなわけで私はホットにDaniel Mencheの「Guts」を聴く。Sub Rosaからの前作もついこの間だったように記憶しているのだが、もう新譜がEditions Megoから出てしまった。今作はピアノを加工して、ということらしいのだがこの壮絶な建設現場のような大音量のまさにインダストリアルなノイズの塊がピアノ由来、というのはにわかには信じられないのだが、確かに各打撃音の残響はピアノのような響きを出している、とかそういう狂った感想を持ってしまうのだった。VivenzaとかEinsturzende Neubautenの「Halber Mensch」のボーナス7インチの、ほら、えっと曲名なんだっけ・・・、といった感じの固有名詞が頭の中を去来する強烈な音塊がぎゅっと詰まったアルバムである。でも、この人の場合、勢い任せではなく意外に緻密なところが印象的なわけで単なる一辺倒などがしゃーではなく、ぎゃらぎゃらという音が左右を行き来したり、さり気なく電子的な加工が見られたり、ということでやはりやってくれている。レーベルのキャプションではピアノに攻撃、とか書いてあったりしてわはは、とか笑って読んでいたのだがあながち嘘ではない、血沸き肉踊る1枚。

ちなみに時間の都合でCDとアナログでは内容が若干異なるようである。困ったな・・・。