Nerve Endings

遂に詳細解禁(ってほど大袈裟なものでもないですが)!

Loaded 〜Around Manchester sound and UK rock〜 @diningbase fam 2014年3月29日(土)21:00〜 1,000yen(1D)
DJs/tdsgk, Akiyama, t/m/k

レコード選んで運ぼうと思ったら腰悪くしそうなくらい重かったです。というか被ること覚悟しないといけないので、裏選曲(最早マンチェでも何でもない)系とかで攻めようと思いますが、多分楽しい夜になります!

で、次の日!

AOBA NU NOISE@Club SHAFT 2014年3月30日(日)20:00〜ADV/1,500yen(1D)DOOR/2,000yen(1D)
Guest Live Act/ Impro Jam Band
Live Act/-W-(Waikiki Champions), masaki saito
呑処 / 神
DJs/EITO, EVOL (from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU (ZUNDOKO DISCO), KIYO (quat(out))

こちらも私1人のEVOLで頑張ります!まだ何時からかわからないのですがImpro Jam Band(今日はマニさんとかAMTと共演か)のライヴもあり、新たに加わったEITOくんのプレイもあり、で楽しい一夜で年度末をブッ飛ばしましょう!

さて、この5日間にあまりにも多くのことがあり過ぎて何だか何もかもが未消化なのだが、職場での話は削除、色々落ち着いたら文章にしようと思うことが2つ3つ、ということなので今日は一番ライトなネタからやっつけて行こう。ちなみに無理やり昨日から全てをブッ飛ばして休みにしているので、少し時間があるので更新続けられると良いなあ、連日。しかしこの休みに至るまでの年度末の職場での怒涛の進行具合プラスボンクラ共のボンクラ具合は、私が1人も殺めずに済んだのが奇跡と言えるくらいの殺伐具合だったぜ。

さてご存じのように私はレコードで音楽を聴くのも好きである。この場合「も」というのが重要で、とくに拘りがあるわけではない。ということでいつものように帰宅して着替えて食事してお茶飲んでレコードを聴こうとアンプを「PHONO」に切り替えたら、スピーカーから「ぶーむ」という低い音がずっと出ているのに気付いた。

アンプ後ろのアースの具合かな、とアースを取ったり付けたりしてみても消えず、面倒なのでそのままレコードを聴いた。Kylie Minogueの「Kiss Me Once」Kiss Me Once [Analog]みたいな音がしっかり厚くてしかも12インチ2枚組みたいななかなかに理想的な音質の盤だと別に上記「ぶーむ」はあんまり気にならなかった。が、私の場合「気にならない」って書いてる時点で本当は物狂おしいほど気にしまくっているのはお付き合いの長い賢明なここの読者諸氏ならおわかりであろう。でもまあ、何とか乗り切ったが、流石にGroup Ongakuとか聴いてると、これは気になってしょうがない。これではPierre HenryとかINA-GRM系の音楽を聴いていたら果たしてレコードに刻まれた音なのか「ぶーむ」音なのか判別できなくて発狂してしまう、と悟ったのだった。

その後カートリッジ取り外してみたり付けたりしてみたら、「ぶーむ」が鳴るタイミングと止むタイミングがあり、どうもここが原因なのかもしれない、そうか、もしかしたらカートリッジか・・・、と思いあぐねること2日間(その間勿論「ぶーむ」音は続いていた)、遂にどさくさに紛れてちょっと購入を検討したりしていた、DJの際に使用するカートリッジ2個セットを増税前の大きな買い物、ということでヨドバシドットコムに注文し店頭で受け取り、これに付け替えてみて「ぶーむ」音鳴らなかったら家用のカートリッジも交換かな、とドキドキしながら家で「PHONO」にアンプを切り替えてみた。

そうしたらカートリッジ付け替えたりしないでも「ぶーむ」音が鳴らないのである。新しいカートリッジ買って帰ってきたらその日から「ぶーむ」音がしないのである。それから3日経つのだが、全然「ぶーむ」音なぞなかったことであるかのように全く鳴らないのである。

何でだろう、その日から急に暖かくなったから?湿気多くなったから?それとも、私が金払って新しいカートリッジ買ったから?まあ、「ぶーむ」音が消えて快適なリスニング環境バックアゲインだから良いか、とも思うんだが、何だかこう実に釈然としない出来事であった。まあ、DJの際にレコード守るためにカートリッジ必要だったから悪いタイミングではなかったのだけれども、はてはて・・・、はっ、これはもしかして我が家のレコード達が「うちらをDJでかける時にはグザグザな針とか使わないでマイ針でかけてよねー」というアピールをするためにあの「ぶーむ」音をこのタイミングで発生させていたのか・・・?

春になるとちょっと頭のネジが飛びがちだからついつい「そんなことばかり考えてる」のだがEagullsのデビューアルバムをアナログ(ダウンロード付き)で聴く。結構前からシングルとかスプリットは出していたUKはリーズ出身のバンドである。下馬評によると「ポスト・パンク」とか「グランジ・リヴァイバル」とか言われていたので、なんかそう言われがちな音で良い印象だったバンドあんまりいないので、まあ好きな部類だと良いな、とか思いながら聴いてみたら、あまりにも格好良すぎてぶっ飛んだ。何かこういう音です、って形容する時に他のアーティスト引きあいに出してしまうのは元レコード店店員の性みたいなものなので、ちょっとな、と自分でも思うのだけれどKilling JokeGang Of FourJoy DivisionにIceageを混ぜて、どれにも似てない感じに仕上げたような音である。多分声質でGang Of Four、タム多用の攻撃的なドラミングでKilling Joke、コード感でJoy Division(「Unknown Pleasures」期)、ヴォーカルの荒っぽい感じでIceageを思い出したのだろうなあ自分、と何故か冷静に思うのだが、でもそれでいてなにかに酷似、ということになってないしこれは狙った感じでもないのだろう、というところが凄く好感が持てる。音も変に整理されまくってない分厚い「良い音」になっているし、硬派でいながらキャッチーなフックはあるし、良い意味でのメジャー感もあるし、でこれはとんでもないファーストアルバムである。こういうのがあるから新しいレコード買ってしまうんだよなあ・・・、という罪な1枚でもある。