Sleep

3月最終の土曜日!

CSGB @Bar fam 2016年3月26日(土)20:00〜 1000yen(No Drink)
DJs: Akiyama, Chimayu, Shin Shin, tdsgk

今回はとくに縛りなく色々かけようと思ってますが、目の前にこないだかけきれなかったCDマキシシングル群がありましてこれの誘惑もあるな・・・。お楽しみに!

4月最初の日!

AOBA NU NOISE @Shaft Sendai 2016年4月1日(金) 21:00〜 ADV. \2500 DOOR. \3000(1D別途)
Guest Act: Phew, Redd Temple, Satoshi Kanno
Live Act: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, RYOTA(NATURAL 4/SYNESTHESIA/MY HOUSE+), SEIKATSU

PhewさんとRedd Temple、という強烈なゲストに加え、Quat(out)でお馴染みカンノ氏!皆さんあれですよね、AOBA NU NOISE今月なくて実は心の底で寂しいと思っているんではないですか。そんなあなたの思いにこたえます!

その次の週の土曜日!

No More Kings @仙台Studio B2北目 2016年4月9日(土)時間未定 1500yen
Live Act: Car10, Suueat, Ki Ka, Port, Ingri & The Mommies
DJs: Somewhere In My Heart DJs

Car 10ライヴ観たかったのでとても楽しみ!SWIMHチームは宮城県在住トリオのみの出演になりそうですが、事情によりオールアナログ、ということでさて何が飛び出すやら!

その次の次の週の土曜日は遠征!

Freewill @半造レストハウス気仙沼市唐桑町小長根264-2)2016年4月23日(土)18:00〜 1000yen(1curry&Foods)
DJs: Akiyama, Chimayu, tdsgk(以上from CSGB), Bear Sho, t/m/k, takk(以上from Mersey Paradise), 及川昭洋, 小田亜希子, 小村久美子, 木村勇気, 佐々鬼ジュンイチ

まだまだ同行者募集中です!唐桑に合う音楽を選んで持っていきます!

そしてNew 告知!

窒息Vol.2 @仙台Studio B2北目 2016年4月30日(土)Live Start 18:00〜  1800yen
Cst
Live Act: TADZIO × DORAVIDEO, Unspoken Word, Contraire, Waikiki Champions
Bst
Live Act: Killer Tits, 濱田多聞, 遠藤勇光

Cst DJ: tdsgk

私のお友達の中でも濃いところを抽出して集めてしまったかのようなメンツ!巷ではアラバキロックフェスの日ですが、今年はdipも出ないんで、こっちに来てください!ウルフルズ観たいけども・・・。

ちなみに4月16日にはyumbo東京ライヴが立川のギャラリーセプチマでありまして、私は演奏とかしないですけれども同行する予定です。そして4月29日はCSGBの予定です。つまり4月は毎週末どっかの現場に私はいることに・・・。

さて仙台に住んでいると、毎日震災関係のことを考えたり憂いたり思い出したりしているわけだがそのような生活ももう5年になるのか。でもついこの間のことのように思えてしまうからあまりそういう実感もわかないものであるが・・・。とはいえ、それでも同時に毎日、震災関係のこととは別なことで怒ったり喜んだりできるだけまだ幸せである。

だから日々あらゆるレヴェルでの無道とか無法とかに激昂したりしても、それはそれで生きていることのありがたみを感じて、寧ろ感謝しなければいけないのである。気付いていないかも知れないけれども、それは幸せなことなのである・・・

とか私が言い始めたりしたらマジで世の終わりだと思うので、上のパラグラフに関しては賢明な読者諸氏は本意に関しておわかりであろう。まあそれでも生きている、ということではあるのだけれども・・・。

年度末は機嫌が悪い。でも生きている、ということではある。と自分をなだめながらThe Third Eye Foundationの「Semtex」を聴く。

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ブリストルMatt Elliottによる1人プロジェクトのデビューアルバム、20周年記念エディション、である。20年か・・・。当時はFlying Saucer AttackだのMovietoneだのAmpだのブリストルからわいのわいのと不思議とくぐもった、しかし魅力的な連中がわんさか出てきて夢中になって聴いていた。しかも結構皆つながりがあったりして、一まとめに捉えがちではあったが、このThe Third Eye Foundationはぶっちぎりの異彩を放っていた。ドラムンベースというかジャングルというか、というくらいの暴力的な高速ブレイクビーツがあってもそれを覆い隠さんばかりの分厚いギターやらノイズやら何やらが充満していて、ダンスミュージック的な要素はあるのに色々過剰過ぎて全くそういう風に捉えられない、というある意味密やかなDHR的な感じであった。このデビュー盤は一番その謎具合が炸裂していて、当時全くわけわからん、でも最高、という風になっていた記憶がある。ほら、情報も少なかったものでのう。で、今回は20周年記念、ということで私はアナログで買ったのだが当時の未発表トラックがボーナスで8曲入ったディスクが追加された2枚組、それにプラスして15曲ものボーナスがダウンロードできる、という状態になっている。ちなみに全部ダウンロードすると4時間分以上のマテリアルになってしまうのでダウンロードも、そしてそれらの入ったZipファイルを開くのも大変であった。未発表トラックの方はアルバム本編に比するとビートが若干穏やかで、音もより抽象的ではあるが若干は整理されている。それでも何かおかしいんじゃねえのか、という音なのであくまで比較的、ということである。しかしそう考えるとこのアルバム本編の窒息しそうなくらいの濃密さはそぎ落とされた結果のものだったんだなあ、と20年経ってからでも驚くのである。FoehnのDebbie Parsonsが全く聴きとれないような囁きヴォーカルとギターでも参加しているのだが、だからと言ってシューゲイザー的な甘美な世界を期待するとその期待は粉々に打ち砕かれるので要注意、である。ちなみに彼は今もこの名義や本名Matt Elliott名義で活動中であるが、ここに収められた音塊は20年経ってもやっぱり全く割り切れず衝撃的なのには本当に驚き、である。

しかしこの20周年記念盤、私は仙台のSTORE15NOVというレコード屋さんで買ったのだが、思えば20年前も同じお店で普通に新譜でこのレコードを買っていたのだった。更に言えば、別の仙台のレコード屋さんでこのアルバムのCDを買った(つまり当時の時点でアナログとCDで2枚買ってた)のだが、その店では結局その後バイトすることになり、仕事中に取り置き棚を見て「へー、このアルバム取り置きしてるお客さんなんているんだなあ」と思ったら、まさかそのお客さんとはいまだにわいわいやってる仲になる、なんてことも思いもしなかったものである。というわけでこんなとんでもない音のレコードなのに結構個人的にはこの20周年記念エディション、感慨深いものがあるのだった。