I Never Noticed That You Left

急遽決定!

Zafari @Bar fam 2017年11月8日(水)19:30〜 No Charge
Guest Dj: tdsgk
DJ: Yamada

前回悪虐の限りを尽くした選曲で爆発したイヴェントにまた呼ばれました。今回5atoruさんが不在、ということで2人体制でやります。今回もまた、謎の音楽祭を是非!

そして高崎仙台ユナイテッドなイヴェントです!

Honky Tonky Crazy @仙台Shangri-La 2017年11月19日(日)13:00〜 Adv. \2000 Door. \2500 高校生 \500(要学生証)D別
Live: Annik Honore, Car 10, Suueat., すばらしか, 原田晃行, プリマドンナ, Wanna-Gonna
DJ: Somewhere In My Heart、 かたしょ、ユカーン、DJ生活
Shop: New Boy Coffee & Records

よろしくお願いいたします!

さて、この週末群馬までドライヴしてまいりました、というか高崎でDJをしてきたのですがD.E.S.I.R.E.の皆さん、そしてAya Gloomyさん(ライヴもよかったし、そしてとても楽しい人だった!)、もちろんNew Boy Coffee & Records、そして高崎の皆さん、ありがとうございました!私は高崎、というからには敬意を表してBuck-Tickの「Iconoclasm」からDJスタートとかしてたんですが、そういう問題ではなかったようでもっと新しめの曲多い方良かったかなあ、とか今になって思ったりしてますが、新旧関係なく私といえばこういう感じ、という曲群をつないだりつながなかったり、という感じでした。でもお客さんもたくさんいて良い感じだし、なんだか良い空気が少なくともNew Boy周りにはきちんとあるなあ、と感じられて凄く良かったです。集うべき人が集っている、というか。

しかし今回車で1人で行ったのだが、車の1人旅は気楽だなあ、と思った次第である。もちろん何人かで行く車の旅もとても楽しいし、遠足感溢れてとても良い。しかし1人だと行き当たりばったりの動きがかなりできてとても面白かった。あと基本車内爆音。そして私の愛車には今の時代には珍しくカーナビとかそういうものがないのだが、iPhoneさえあれば全然問題ない、ということが再確認できた次第である。おかげでブックオフ3軒、とかSeptember Records、とかそういうところも寄ることができたし。

意外に早く群馬入りできたので当初の予定を変更してブックオフ回ったりしてから、と思い立ってサービスエリアでiPhone上のGoogle Map見ながらルートを考えて、とかそういうことができる世の中なんて、色々良い面悪い面あると思うが今回は非常にありがたかった。

ちなみにそんなにブックオフでは、これじゃー!という買い物をしたわけではないけれども、なんとなく町ごとにブックオフの持っている空気が違ったりするのを感じたりすることができてとても楽しいものじゃないですか。まあ・・・、今回は、ハロウィーンということで浮かれすぎじゃね、ってブックオフに行った時にはちょっとな・・・、って気持ちになったりしたものだが・・・。店員が全員コスプレしていたのだが、いやー・・・。まあKevin Morby

Singing Saw
Singing Saw
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Kevin Morby
Deao (2016-04-15)
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とか500円だったから良いか。

ただ、大雨の高速道路は嫌である。今日仙台に戻る道中はずーっと雨だったのだが、途中物凄い雨の区間とかがあってハンドル取られるわ視界は悪いわ、と閉口した。加えて電光掲示板には「山形方面 火災 通行止め」という文字、と炎に包まれる車のイメージ画像、ということでダウナーな気分に拍車がかかったものである。それでも車内ではJohn Fogerty

WROTE A SONG FOR EVERYONE
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JOHN FOGERTY
COLUM (2013-05-24)
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とか現地(ブックオフ)調達したWang Chung
Mosaic
Mosaic
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Wang Chung
Culture Factory (2013-05-21)
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とかで基本良い感じではあった、爆音で。

そうドライヴにはドライヴに適した音楽がきちんとあるんだな、ということが今さらながら痛感されて、好きな音楽はたくさんあるけれども、その中でもドライヴ向きの音楽、というのもきちんと考えないとな、とくに1人ロングドライヴの時には、と思った次第である。ちょっとDavid Sylvian

Secrets Of The Beehive-st
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David Sylvian
Virgi (2006-06-02)
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という感じではなかったな今回はな。

そしてAutumnsの「Suffocating Brothers」

Suffocating Brothers [12 inch Analog]
Autumns
Clan Destine (2017-10-27)
ということでもないだろう。いや、これは車で聴こうとしてはいなかったが。北アイルランドのCristian Donagheyによるソロプロジェクトのファーストフルアルバムである。以前Downwardsから出たミニアルバムを聴いた時にはもうちょいバンドっぽい空気もあったが、今作は、同じClan Destineからこの間出たカセットにも通じる、まさにタイトル通り窒息しそうなぐらいな、時にダンサブル、というかたたきつけるような打ち込みに重層的でノイジーなギターに、リヴァーヴかかりすぎてもはや聴き取り不能なヴォイス、ということで不穏このうえない音楽である。ロウファイな音質でこれでもか、と詰め込みすぎた故に生々しさがあってそれは90年代に私の心を捉えて離さなかったFlying Saucer AttackとかThe Third Eye Foundationとかの危険なブリストル夢想家たちの乱発された音源群にも近いものがあって、それゆえに今日こんなに聴き狂ってはニコニコしているのだろう。でもあそこにはなかったのがどことなく漂うEBMの空気感で、全体的にシャキッとしていて実に逞しい音楽でもある。陰鬱で密室的で逞しい、このなんだか相反するような要素がまとまると、このダーク極まりないデビューアルバムになるのであった。今年のベストの1枚にふさわしい、はず。