Schwarze Welt

3月23日はyumboが東京に行く、ので私も東京に行く、ということになります。ちなみにMarker Starlingさんのライヴはこれまでも2回ほど観ておりますが、大変に最高な名曲名演だらけなので、もしご都合よろしかったら是非とも!

yumbo / Marker Starling & Dorothea Paas  
2024年3月23日(土)@7th Floor(渋谷)
OPEN 18:00 / START 18:30
ADV ¥4800 / DOOR ¥5300 (+¥600 ドリンク代)

私は演奏はいたしませんが、お知らせです!

 

そして多分3月末にはcsgbが久々にあって、DJする機会がある、と思います。

多分ある、んでしょうねぇ・・・。

 

AOBA NU NOISEのTシャツです。

aobanun

 

最近我が家のPCが、なかなか大変である。

 

起動はする。するのだが、Chromeを立ち上げようとすると5分くらいかかる。立ち上がったら立ち上がったで今度は表示が現れるのに5分くらいかかる。

 

ようやっと色々出てきてどれ拙ブログでも更新しようか、と思うとChromeがブラックアウトしてまた5分くらいかかる。その後はてなの画面が出てきてからどれ、といじり始めると日本語かな入力と半角英字を切り替えたりしながら入力すると固まり、またブラックアウトして、とかなってしまうのだった。

 

はてなの画面に限らずGmailを開いてメールにあるリンクからダウンロードしよう、とかしても、これまた5分から10分くらいかかるのであった。先日出かける前に音源ダウンロードしてCD焼いて車で聴こう、とかしたのだがまあ時間切れでそのまま出かける、と言う羽目に陥ったのだった。

 

その後、まあ数日連続して立ち上げて使っているとまあ、5分はかからないくらいで各処理が済むようにはなるのだが、なんだろう、ジャギュアアストン・マーティンのような、古い英国車のように、なだめながら機嫌を見てゆっくり使い続ける気持ちでやっていくしかないのだろうか。

 

もはやパソコンもヴィンテージもの扱いになる日が来るとは、という感じなのだがこれっておかしいな。My Bloody Valentine

の高音質大容量ファイルをダウンロードしてから挙動がおかしくなり、その後色々クリーンアップ等をかまして容量軽くしたりしてきたのだが、まあなかなかに大変である。

 

My Bloody Valentine、というかこの「Loveless」は、その膨大な製作費のせいでCreationレコードの経営を傾かせたことでお馴染みだが、私のPCにも大変なことをしてくれたものだ、と罪深いバンドに想いを馳せることしきりなのだが、せいぜいダウンロードしてiTunesで開いたCD焼いて、とかブログの更新や年賀状作成、程度しか出番のない我がPCであるが、そのピンポイントのタイミングで旧車のジャギュアばりの扱い、になってくるとなかなか、ねえ・・・。

 

Xmal Deutschlandの「Early Singles」などという痺れるブツがリリースされたので聴いている。Sacred Bonesは本当に素晴らしいレーベルだなしかし!

やれゴス、とかそういう言葉が出てくる前から、そんな感じの音やアートワークで駆け抜けていったドイツ出身女性バンドの、4ADと契約する前のZick Zackからリリースされていたシングル2枚にコンピ曲とライヴ曲、という初期を網羅するアルバム、である。我が家にはこれまで4AD時代のシングルやアルバム、Phonogram期のシングルやアルバム、そしてMetronomeからの最後のアルバムやシングルがあるわけで、もう明らかなように大好きなバンドであるがこの初期のシングルは入手できていなかった。というかXmal Deutshlandはレコードフェアや中古盤屋に行けば必ずどれかには出くわす、というくらいのバンドなのだが(我が家も多分4ADからのアルバムは廉価再発のタイミングで新品で購入したが、他は全て中古だ、しかも安く)、いずれにしてもそんな中で入手が困難だった音源にこうして出会えて泣けるほど嬉しい。楽器経験がないメンバーが結成してリリース、というパンク以降によくあるプロフィールをそのまま音にしたような、なんかドラムがずれていないか、とかここで急にシンセが入ってびびるじゃないか、とかぎくしゃくしながら暗めのコード進行で疾走する、素晴らしい楽曲が集められ、そしてあっという間に終わる。通勤で1枚聴き終わる。しかしマジで格好良い。これが音楽ってもんじゃないか!とか言いたくなるのは多分年度末の色々のせいかも知れないが、NDWとかゴスとかそういうの関係なくアイディアと衝動で仕上がった名曲名演たち、である。Anja Huweの直線的なドイツ語ヴォーカルとかもまた、この硬質な音にぴったりで、これより後の音源も聴き返したりする羽目になってしまうのであった。