Fancy Dancer

告知です。

"AOBA NU NOISE" 2008.12.29(mon)@CLUB SHAFT  OPEN: 20:00~  ADV:1500yen(2D) / DOOR:2000yen (2D)

BAND Act : -W-(Waikiki Champions), runny stools, KODA  DJ's : EVOL(Love records), BOW, DROP, RAMBO

今回は日曜日ではなく月曜日です。とは言え年末だから次の日お休みの方が多いことと思われますので忘年会気分で是非!しかしそんな浮かれた気分に水を差す仙台の悪の華EVOLは、今回のテーマ「かっこいいロック」に基づき、鋭意選曲中、って結局いつもと同じ感じになると思いますのでその点よろしく!しかも今回はEVOL2人とも仕事終わってから参戦、故にいつもの焼き鳥屋ミーティングができない見込みなのでフラストレーション溜まってると思います、危険です。なので、2008年を締めくくる感じで頑張りますのでよろしくです。とりあえず車で主にThe ReplacementsとFugaziを鬼聴きしているので頑張れそうな気がします。

昨日のエントリで足の裏の痛みを感じているので要は温泉行きたいのだ、とか書いたら、その後足の裏の土踏まず周辺が攣って2,3分もがき苦しむ、という重篤な事態に陥った。いやーネタにしたらばすぐこれって怖いななんか、これは早急に温泉の計画を練らねば、と思って帰宅したら以前宿泊した温泉旅館からご案内が来ていて焦った。ネット上でネタにしたら現実世界でその関連事項が続けざまに起きるとは、何このシンクロニシティ具合?と驚愕したのだった。

ネットと現実の世界の間の壁がなくなる瞬間を経験した次第である。ってまあ、もともと現実世界でのネタをネット世界に持って来てるわけだから当然なのだけれども、それでもこんなに連鎖的に色々起きると焦るね。

Wicked Witchの「Chaos 1978-86」を聴く。大阪のemレコードが発見してマスターテープからマスタリングしてリリースした音源である。なんでもParadigmなるバンドの中心メンバーのほぼ全楽器とヴォーカルをこなした個人録音とバンド編成のParadigmの音源をコンパイルしたらしいのだが、これが何だか物凄い。もこもこの音質で異常に目立つベース(彼はベース担当)、異常なまでに密室感溢れる雰囲気とその密室感の中で良い意味で自家中毒になってしまったような、物凄く濃厚な音楽である。解説とかPR文とか読むと、いやそれはオーヴァーでしょう、とか思っていたのだが実際来たらアタってしまいそうなぐらいに強烈な毒電波を発する音楽で最高すぎる。James BrownとかESGとかP-Funkとかが引き合いに出されていたのだが、それらがしっかりと商品としても一級品であるのに対して、これは自分の脳内宇宙を表出させることだけに血道を上げたような、そういう意味での努力の結晶であって、商品として一級品であるかどうかは疑わしい。でもこの微妙にリズムとギターがズレてたり、かと思えば馬鹿テク変拍子プログレフュージョンファンク、みたいな曲まであってもはや何が何だかさっぱりわからぬ。開放的にヤバイね、とか言える音ではなく、1人俯いてヤバイ・・・、とか呟いてしまうような、そういう音楽である。サイケデリック、とかいう形容も見受けられたが、まあ、突如右から左に音が駆け抜けたり、とかいう瞬間にはその形容も頷ける。年末に向けて今年を振り返る時に聴いたら、一体自分は何をしてたんだ・・・、と凹むこと請け合いの1枚。でも強烈な感情を喚起するのが良い音楽という定義に於いては、間違いなく良い音楽なのである。俺の2008年は・・・。ってかこのアルバムのタイトル、凄いっすよねえ正面の切り具合が。