Hot Club Of Christ

"AOBA NU NOISE" 2008.12.29(mon)@CLUB SHAFT  OPEN: 20:00~  ADV:1500yen(2D) / DOOR:2000yen (2D)

BAND Act : -W-(Waikiki Champions), runny stools, KODA  DJ's : EVOL(Love records), BOW, DROP, RAMBO

なんか次の日も微妙に仕事入れられたっぽいが飲む。それがロックンロールだと思う。ってか単に飲みたいだけなのですが。もしくは内田裕也大先生の著作俺はロッキンローラー (廣済堂文庫 ウ 5-1)を貪り読んでいるからこういう言葉を使いたくなっただけなのですが。ということでよろしく!

あまりクリスマスというものについて、まあ正しくはそれに纏わるエトセトラについて否定でも肯定でもなく、単に「1年に一度やってくるもの」的感覚になってしまっている昨今の私であるが、果たしてそういえばクリスマスパーティ、というものは身近にあるものなのだろうか、という疑問だけは毎年毎年抱き続けている。

よく生協とかに行けばクリスマスオードブル予約受付中、とか書いてあるし、何かの雑誌とかフリーペーパーとか読めばクリスマスパーティ用の云々かんぬん、とか目にするわけであるが、はて、着飾って集うようなクリスマスパーティ、って果たして実在するのだろうか、と思うのだった。

多分実在はするのだろうが、天上界に住まうわけではない、私のように日々きゅうきゅう生きている人間の周りには、そういうフレーズは目にするものの、実体を見たことがない、というのが正直なところである。昔クリスマスパーティ、なる催しものを学生の頃に経験したが、否、あれは誰かの家に行って激しく飲む、たまたま12月の末に近い頃に、という単なる宅飲みだったように思う。ということでいまだクリスマスパーティ童貞である34歳、是非経験させてくださいませ、とか言っていたら今日はクリスマスイヴではないですか。

ということで今年もクリスマスパーティヴァージンのまま、クリスマスイヴだけどさっきカレー作って食べた。今回のカレーは美味くできたから良し、といういつもながらのなし崩し的エンディングな2008年のクリスマスイヴ、やっぱり「Ghosts Of Christams Past」を聴く。言わずと知れたクレプスキュールレーベルの名作クリスマスアルバムである。これは今までレコードでは3パターンくらい出ていて、それらの中から良いとこ取りな勢いで3回くらいCDでも出ているが、一応決定版みたいなのが昨年出たのでそれをメインに聴いている。Aztec CameraやThe Pale Fountains、The French ImpressionistsにAntena、Mikado、と言った所謂ネオアコ系の方々からThick PigeonにPaul HaigにThe Durutti ColumnにThe NamesにTuxedomoonとかいう方々、更には他にも色々曲を提供しているが故に、全くクリスマスと関係なく楽しめたりする側面があったりする。何か毎年毎年この時期このアルバムについて書いているからネタもなくなりそうなものだが、今年はレコードで2回目に出たエディションを安価で購入したりして遂にこのシリーズの全音源が揃ってしまったメモリアルイヤーであるから感動もひとしおである。ということでここに記している。このセカンドエディション、ジャケがかなりがっかりな感じ故に人気ないのかも知れないがここにしか入っていないMania D(Malariaの前身バンド)とかWinston Tongがかなり格好良いので是非とも押さえておきたい1枚だったりする。もうこのシリーズ、買わなくて良いよなあ、と我が家にあるレコード2枚とCD2枚を見渡してひとりごちるのであった。そういや今現行で出ている奴にはCurrent 93も入ってないがそれは片手落ちというものであろう、という気持ちとそりゃあ外すよなあ、という複雑な思いで引き裂かれそうになったりする(アホか)。