「渡邊琢磨×千住宗臣 special night!!」＠pangaea ３月２４日（火） open 20:00〜
チケット前売￥２５００ 当日￥３０００ （ドリンク代別途） ※入場３０人限定
チケット前売り発売（３／６〜） store15nov、pangaea、recordshop"S"
チケット前売り予約 pangaea info@pangaea-sendai.com
DJ / TDSGK（AOBA NU NOISE）、ARAKI(MINIMUM）、HIRANO（palallel music)
Special LIVE/ 渡邊琢磨（COMBO PIANO) 千住宗臣（COMBO PIANO、ウリチパン郡、ＰＡＲＡ）
チケット予約受付中です！お早めに！
実は明日から水曜日までまたしても実に、実に不本意ながら山篭りの生活だったりする。まったくもってファックオフ、と思うのだが、全ては金のためじゃ、金。金が全てズラ。とでも言い聞かせないとやり切れないので引かないで見守っていてください、この荒廃ぶりを。
しかし毎回毎回、そういう山篭りの時には、サド侯爵が監獄で血で文章を書いたのに近い勢いで、何故かブログの更新が怒涛になるので多分連続とか、それに近い勢いで更新はあると思ってウォッチアウトしていてください。
ところで最近、ここにアフィリエイト貼って置きながら言うのもあれなんだが、何だかネット通販で「入荷が遅れています」とか「一時的に在庫切れですか入荷しだい連絡をさしあげます」とか、そういうメッセージには過剰に不安を煽られる。ネット通販では既にスタートの時点で相手が見えない（変な表現かも知れないが、何だか茫洋とした海に対して一本釣りの竿を当たりもないままに投げ入れようとしているような感じ、と解釈していただきたい）という不安があるのに、更にそこにモノがない、となると果たしてさっきカード決済したものの、モノは来るのだろうか、とかいつになったらその茫洋とした海からモノが立ち現れてくるのだろうか、という取り付くしまのないような、そういう強制的に1人ぼっちにさせられたような気持ちにさせられる。
ただでさえ不安が多いこの人生なわけだから、せめてそこだけは、とか藁にもすがる思いでいる私だったりするのだが、これからもこういうことは続くのだろうか。何か近年、別にこういうネット通販に限ったことではなく不安なこと、定まらないことが歳と共に増えていくわけだから、ちょっと勘弁してほしいものだなあ、と心から思う。
とは言え、パラノイアックな何かに苛まれている私ではない皆様は、是非どしどしアフィリエイト利用してくださいませ、というムチャクチャな結論でもってAnahitaの「Matricaria」を聴く。Fursaxa（知りません）のTara BurkeとEspers（ソロ活動ばっかだが本体は・・・）のHelena Espvallの2人によるユニットのアルバムである。この2人だけで演奏しているのだが、これがまた何と言うか、チェロや笛やオルガンやらが織り成す、アクースティックなドローンに、何か声が乗っかる、という、あこういう言葉だけでかなりおっかねえ、と思われてしまうかも知れないが、実にそういう音楽である。とは言えそう書いておきながら、おっかなくはない。決してない。寧ろ実に美しい。引き出しの少ない私としては一部Dead Can Danceとかを想起してしまったのであるが、DCDがおっかなくないのと同様、こちらのAnahitaもおっかなくないのである。なんか部族のチャンティングのような、そういう感じがするのだが、それも狙ったわけでもなくなんか自然になってしまいました、的な力の抜け具合が感じられて凄く落ち着くのであった。全編アクースティックでとんがった音がないのも大きいかも知れないのだが、何か中世的な世界が現れてくるような、そういうアルバムである。フリーフォークとか、そういう言葉が結構持て囃されているような昨今（今でも、なのだろうか）であるが、ある意味リアルに「フォーク」な感じがビンビンである。あ、ただ夜に聴きたい音楽であることには間違いない。ちなみにリリース元のImportantはClusterにKluster、Acid Mothers TempleにHototogisu、John FaheyにMerzbow、という何だか大変なカタログを持っていて、更にはMerzbowの13枚連続リリースとかも計画している、ある意味実にImportantなレーベルだったりする。
