Black Wedding

って言うかさっき書いてた日記が消えて頭に来ているのだ。だからさっきと内容も変えるし、今回はぶっきらぼうに行く。

告知だ。

AOBA NU NOISE @ Club SHAFT 2009.6.28( Sun ) 20:00〜 ADV \1500(1D) DOOR \2000(1D)
Guest Live/moja ( http://web.mac.com/mojabass/moja/hello.html )
Live Act/-W-(Waikiki Champions), runny stools, KODA
DJs/DROP, EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SiSi

来てくれ。ゲストライヴもある。我々EVOLは相変わらず何やるか決めてない。でも面白いことやる。だから来てくれ。なんか偉そうな日本のHip Hopのラッパーの口調みたいだが、来てくれ。

今日は休みだったのだが、無印の「体にフィットするソファ」に体を埋めてのんびりしていたら、階上の子供が歩き周るどたばたどたばたいう音がうるさくて、且つ「体にフィットするソファ」に体を埋めているとダイレクトにその衝撃が脳天直撃なので更にストレスフルだった。

子供の健やかな成長は全く持って微笑ましいことなわけだからある程度目をつぶり耳をふさがなければならないだろうが、なかなかにそれも大変である。だからと言って階上の住人に「お前んとこのガキを歩き回らせるな」とかそういう無粋なこと言うわけにも行かず。逆に「階下のいろいろ細かいことうるさく言ってくるめんどくさい住人」とか思われたら癪なので、あえて何も言わずにいずれタイミングを見て「床にふわふわの何かを敷いてその上を歩き回らせるようにした方が良いですよ」とかそういう当たり障りのない提言でもしたいところなのだが・・・。なかなかにアパート暮らしも駆け引きの連続なのである。

しかし子供がどたばたどたばたうるさいからこちらもガンガンに対抗して音楽を聴く、という口実ができるから良いのだ、と無理やりポジティヴに解釈でもしないとやってられない。だからSunn O)))の「The GrimmRobe Demos」を聴く。98年くらいの最初期の音源である。全4曲で72分、という具合にもびびるが全編、延々重ーいリフがただただ鳴っているだけ、という実に具合の悪い作品である。否、具合の悪い、というのは言葉のあやであって、これが実に最高なのである。メンバーもSunn O)))の2人とセッションベーシスト、という実にシンプルな構成でひたすらリフが延々と鳴るへヴィなドローン空間を作り上げているのだが、逆にそのあまりにもモノトナスな具合が最高で、聴いているうちに何だか楽しい気分になってくるから実に不思議だ。当然ながら各曲の区別なぞつかなかったりするのだが、それでも全然構わないどどーんとそびえ立つ虚無の音像とでも言える作品である。しかし何だか最新作Monoliths and Dimensionsとこの作品だけでも実はSunn O)))、良いんじゃねえか、と思ってしまうくらい全くブレのない世界が最初から既に確立されていたのか、と恐れ入る次第である。「Dylan Carlson」というボケようのない曲名もある意味ブレがなさ過ぎる。