Chasing Pirates

『A night with incredible boogieman and electroshock ! 』 渡邊琢磨 & Hair Stylistics aka中原昌也千住宗臣 live  

2009.11.29(sun) @PANGAEA  open 19:00   live start 20:00

・前売り予約(定員50名) 2500円(ドリンク代別) 定員に達し次第締め切らせていただきます。
・当日   3000円(ドリンク代別)数に限りがあるので事前に問い合わせ下さい。

live:渡邊琢磨& 中原昌也千住宗臣  dj:evol

・メール予約 pangaea :info@pangaea-sendai.com    ensemble of rests: actuel@ever.ocn.ne.jp
※件名に【11月29日渡邊琢磨ライブ予約】、本文に(1)お名前(2)人数(3)連絡先(携帯電話)をご記入の上、お送りください。折り返し、予約完了メールをお送りいたします。
・電話予約  pangaea :022-395-6198

PANGAEA 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町1-11-20 SUGA-DUNビル4階 022-395-6198 info@pangaea-sendai.com http://www.pangaea-sendai.com/

よろしくお願いいたします!

さて案の定間が開いてしまった当「日々散歩」で申し訳ございません。こう考えるとなんで前のNag3時には毎日更新とかできたんだろうか。まあ、暇だったんだろうな、うん。

ところで2012年に地球が滅亡する、というマヤ文明の予言をベースにした映画が封切られるらしく、そういう話になってくると地球最後の日に何をしたいか、という話題が必ず出てくるわけである。

とくにこれ、といってこれがしたいあれがしたい、というものも思い浮かばない私ではあるが、そういうやりたいことがしっかりとある人が多分この世の中には多いのだろうから、多分地球最後の日の前1週間くらい世の中大荒れになるだろうなあ、とか思ったりする。合法のことも非合法のこともみんなもうええじゃないか状態でやりたい放題になっているのではないだろうか。

そうなってきた上で地球最後の日には何をしたいか、と再度問われたら多分、静かにのんびり過ごしたい、ということになるのだろうなあ。でも多分それが一番。せっかく一応考える葦たる人間として生まれてきたわけであるからじっくり色々振り返ったりしてのんびり過ごしたいものである。

まあ、大体にして最後、ってのがわかるのがまた不思議な話であるが、それは置いておいて、実は地球最後の日に何するか、なんて考えたりするのって実は凄くおめでたい感じがするものである。もしかしたら今日この日が人生最後の日になってしまうかも知れなかったりするわけであるからして。まあ日頃からできるだけ適度にしたいことして生きる、ってのが一番、なんだろうな、と何故か現状肯定で終わってしまいそうだがまあそれはそれで良いであろう。願わくば通販で買ったパーカーとRichard Hell And The Voidoisの「Destiny Street Repaired」デラックス箱が届いてから終焉を迎えたいものだが。

でもまだまだやっぱり死んでられぬ。Norah Jonesがこんな素敵なアルバムを出してくれたわけだから。「The Fall」は4枚目のアルバムである。良いタイトルだ、って別にMark E. Smithとは関係ないのは百も承知であるが。何でも今作では今までのアルバムとは違ったフィーリングを出したかったらしく、バックのメンバーも違えばプロデューサーもロック畑の人らしい。で、それが大正解である。彼女の声にはなんら変化はなく、相変わらずの若干曇った感じがクセになるヴォーカルが楽しめるのだが、バックの音が今までのカントリーのり、ルーツロックのり、の感じからは大分変わってものによっては80年代風の音処理が新鮮だったり、空間の広がりが感じられるような音作りだったり、結構今までなかった感じなのである。そう、カントリーっぽさがほとんどなくなり(作者陣にはRyan Adamsがいたりお馴染みJesse Harrisがいたりするのだけれども)何かCat Powerの近作をもっとキャッチーにしたような感じまである。そういや映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」にはお二方とも出ておりましたな・・・。ところで、キャッチーと言えば今作の曲はどの曲も1曲として流してしまえそうなメロディの曲はなく、めっちゃくちゃ粒ぞろいである。これが音の変化よりも一番の聴きどころなのかも知れない。何せ、次の展開こうなったら気持ちいいなあ、という展開でメロディが進んでいく曲を聴く楽しみはそれはそれは大したものなのだけれども、その楽しみが満ち溢れたアルバムである。あ、それは予定調和、とかそういうことではなく、である。心地よいメロディのオンパレード、ということで。個人的には今まではNorah Jones、まあ好きですよ、という感じだったのが今作で、大好きですよ!と言えるようになってしまった。髪の毛が短くなって何だか凄く可愛らしくなったように思えるし・・・。ところでMarc Ribotが参加しているのだが、果たして彼の参加した音源って一体どれくらいの量になっているのだろうか・・・。ちなみに限定の2枚組にはライヴ盤がついているのだが新作からの曲とWilco、Johnny Cash、The Kinksのカヴァーまで入っていてかなり楽しいのでお勧めである。当然画像はその2枚組です。