Too Many Of My Yesterdays

今度の日曜日です!

POP TUNE vol.1〜ELECTRO、HOUSE、ROCK、ELECTRO POP 2/7(SUN)18:30〜23:30 @CLUB SHAFT ADV \2000(1D+1mix-cd) DOOR \2500(1D)

GUEST DJs/A-bee, MINCE(The FRAP FRAP FRAPs)

DJs/pochette(from〜?〜), HORI(RIPPLE), TDSGK, geeepang(POP TUNE)

VJs/gatotsu, nayuko

CAFE/chise

詳細は未定なんですが、何かけましょうか・・・。ポップな感じのエレクトロ(エレポップ?)っぽい、80年代っぽい、とかいうキーワードで探っていくともうErasureとPet Shop BoysとCommunardsとMarc Almondしかないんじゃないか、ってそれはゲイ大会だ!!よろしくお願いいたします。

で、先日のAOBA NU NOISEにお越しの皆様ありがとうございました!最近EVOLは乗りすぎてて気持ち悪いですが今回もThe Pastelsのカヴァーを2ヴァージョン、とか勢いありまくりだったような気が。2月はANNありませんが3月にまたよろしくです!

今日は最近思ったことをつらつらと。

1. 木村カエラのベストアルバムが出ていた。木村カエラは好きだったが、ちょっと最近は、という感じなのである。買うまでもないかなあ、とか思いながらいたがタイトルが「Five Years」。1回だけ見た彼女のライヴで彼女は遠目にはまるでDavid Bowieに見えたものであるが、このベスト盤のタイトル、あれか、屈折する星くずの上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群、ということか!と興奮したが多分妄想だ。

2. セレブアイドル(らしい)のマリエが初めて買ったCDとかの話をしていて、ゲストが(西川さんですね、Abingdon Boys SchoolのというかTMRの)初めて買ったCDはどうこう、でもアナログは、とか話していたら「え何それどういうこと?CDじゃないの?」とかおっしゃっていて、いやいやそれはないだろう、とか思ったが考えてみれば無理もない話であるのだなあ、と旧世代になってしまう私は遠い目をするのだった。

3. タワレコで試聴したMassive Attackの新作もFour Tetの新作も、なんかもう一声、と言う感じで手が出せなかった。もう遠くに行ってしまって私が取り残された感じである。やはり私も旧世代、って奴かのう・・・。

だからPeter Hammillの「And Close As This」をタワレコと同じビルでやっていた中古レコードフェアで買って、アナログで聴いているのだ。元Van Der Graaf Generator(あ、再結成しているから現在も、か)の彼の86年作である。思えば私が彼の名前を初めて認識したのはタワレコの「Bounce」誌の前身、「Vinyl」誌でのレヴューであった、ってうわー旧世代の話題、か。彼のソロ作は「Fool's Mate」Fool's Mateしか聴いたことはなかった。まあ、Marc Almond経由で聴いてみようと思ったわけであるが・・・(同アルバムの「Vision」をThe Mambas時代のアルバムで、そして93年のライヴ盤からのシングルB面のやはりライヴでカヴァーしている)。さて今作は彼のキーボード弾き語り作品なのである。若干の加工はしているようだが、基本的にキーボードのみのシンプルな音世界である。しかしやはり何と言っても彼の場合、そのヴォーカルなわけである。表情豊かで時に囁くように、時に何かに立ち向かうように勇ましく、時に朗々と、と変幻自在である。基本的に美声、且つ安定しているのでこちらも安心して聴けてしまうから時に見落としがちであるが、時に過剰なくらいで結構とんでもないことになっていたりして楽しい。そしてシンプルな故に今作で際立つのは曲の美しさであって、うっとりするような優雅さが全体に漲っている。何かこの寒いシーズンに出会えてよかったなあ、とかふと思わせられるそういう凛とした空気が漂うアルバムである。むっちゃくちゃリピートしまくって聴いています。