Andrea Loves Horses

TOAD RECORDS&-W-(waikiki champions) presents "TOAD IN NOISE "×THE ADVANTAGE JAPAN TOUR 10.19(TUE)@CLUB PANGAEA open 20:00
ADV:2000YEN(1Drink) 限定50枚  DOOR:2500YEN(1Drink)
Live Act/ THE ADVANTAGE (US,SACRAMENTO ), -W-(waikiki champions), killer titts
DJs/ tdsgk( AOBA NU NOISE), JOY ( club snoozer sendai)

■TICKET INFORMATION
CLUB PANGEA 宮城県仙台市青葉区一番町1-11-20 SUGA-DUNビル4階
*WEB http://www.pangaea-sendai.com/index.html
*TEL 022-395-6198

waikiki champions (-W-) official web
*WEB http://waikiki-champions.hp.infoseek.co.jp/top.shtml
*MAIL waikism@hotmail.co.jp

TOAD RECORDS
*WEB http://www.toadrecords.com/

ちなみに今回はCDのみのDJという制約があるのだが、逆に我が家のCDから、となるともうしっちゃかめっちゃかで収拾がつかないので、取り出せるところからのみ選んで行こう、と今日選曲してみたのだが、それでも全く収拾がつかない事態になったのだった・・・。ということで開き直って、いろんな音楽聴きたい人カモン!と大きな口を叩いてみる。よろしくお願いいたします!チケット残り少ないみたいですよ。

ところで雑誌の『brutus』を酔った勢いでコンビニで買ってみた。いや、小銭が必要だったのにそれを忘れて家で1人で何故かガンガンに飲んでしまったのであわててコンビニに行ったのだ。ついでにトリスハイボールも買った(←どうでも良い情報)。

まあ特集は「せつない気持ち」という面白そうなものだったし良いかと。しかし読めば読むほどせつない気持ち、というものがわからなくなった。何となく自分では「せつない」という感情はこういうものなんだろうな、というのは36年ほど生きてきた中で掴んだような気がしていたが、この特集を読むにつれて、これがせつないのかなあ、と頭の中にはクエスチョンマークがフィーチャーされてしまったのだった。

とくに読者からの投稿みたいなものを読んでいると、そのクエスチョンマークはどんどんでかくなってきた。それって「かなしい気持ち」でなくって?とか色々。でもわからないなりに私がわかったことがある。それは「せつない気持ち」というのは思いっきり個人的なもので、個人個人がせつなくなるものを参考までに紹介、というのが今回の特集なんだな、と。その先の共感とか共有とか、そういうことはあってもなくても良いのだな、と。だから私が今回の特集ではあんまりピンとこなくてもそれはそれなんだな、と。

別に難癖つけているわけではないので誤解しないでいただきたいのだが、というかそんなことハナっからわかってることじゃねえか、とか言われてしまいそうだが、まあ再確認、ということで。色々な人が色々なものを挙げていたが面白かったのはみうらじゅん(共感できるかどうかはこの際関係なく)だった。まあネタバレは避けることにして、さて、私は今回の『brutus』でせつなかったのはどれか、と言えば今回の裏特集で紹介されているスーツの値段がとんでもない値段のものばっかりで参考にならなかった、というのが一番せつなかっただろうか・・・。ディオールのスーツってすげえ値段なんだなあ、と心に秋風が吹いた。ラインはそりゃ確かに素敵なんだが・・・。

ちなみに、せつない、という気持ちになるのは音楽でそうなることが多い私であるが、せつない音楽、と考えて真っ先に思い浮かんだのは小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」だった。何故だ?あ、サビの歌詞が「せつない片思い」だからか・・・。まあ曲調もせつない、というかNik Kershawの「The Riddle」ザ・リドルまんまじゃねえか、じゃあせつないわなあ、うん。

今日はもうつぶやきだつぶやき。だってせつない気持ちは個人個人でバラバラなわけだから。と全てを放棄したようなまとめをブチ上げつつGhosts And Vodkaの「Precious Blood」を聴く。2001年のアルバムである。Cap'n Jazz、Joan Of Arcのメンバーを中心に結成されたインストバンドである。これの前にHeftyから出ていた7インチを愛聴していたので当然待望のアルバムだったことをよく覚えている。そしてぶったまげたことを覚えている。何だこの疾走感溢れて、且つ華やかなギター2本の絡みで抜けるような爽快な感じは、と。そして人懐っこくてエモっぽい琴線に触れるようなメロディなのによくよく聴くと複雑怪奇な展開は何だ、と。そう、全体的には頭でっかちな印象もなく、Mega City Fourのインスト版みたいだなあ、というくらいパンキッシュにスピーディに駆け抜けていくのに、よくよく聴くと変拍子が隠れていたり、謎のタイミングでのブレイクがあったり、ギター2本が無理だろーというくらいのフレーズの絡みを見せていたり、と何だか大変なことになっているのだった。でも、アクースティックギターを効果的に使っていたり、変な加工で終わる曲があったり、と小技も効いていて、聴き所満載のアルバムである。今になってみると所謂「ポストロック」(いまだに私はそれが何だかわからないのだけれど)的な音、と言えるのだろうか。確かにtoeとかLITEとかの今の日本のバンドの音にも通じるものがあるし。しかし残念なのは結局7インチ1枚とアルバム1枚で消えてしまったことだろうか。まあ、逆にそれ故にここの瑞々しさが失われることがなくて良かったのかも知れない、という。

しっかしアマゾンマーケットプレイスって、本気でこんな値段つけてるんだろうか・・・。