Walking Backwards

明日ッス!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年6月26日(日)  20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools meets雨先案内人, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, syun

私たちEVOLは20時40分よりどっかーっとやりますのでよろしくお願いいたします!というかこういうレギュラーメンバーのみのANNってのは結構、どろりと濃いのでお酒のお供にもなりますし、それでいてユルさも良い感じなので是非皆さまいらしてくださいませ、マジで!

何だか今日は仕事から早く帰ってきたらどっと疲れが出て思わず眠ってしまった。

で、起きたら時計は7時を指しており、やばい、朝だ寝坊だ仕事だ、あれなんで目覚ましかけてないんだ、そしてなんで誰も家にいないんだ、あれ今日は日曜日か、寝坊して良いのかいやそんなことはない、あれあれあれ?とかなりパニックに陥ったが単に寝ぼけていただけで夜7時だった、という切ない話だ。

今週忙しかったからなあ、とか思うのだが以前はこんな風に寝ぼけて取りみだすなんてこともなかったな、とか思うと何だか歳食ったのかな、とか感じる。うむう。

それより何より寝ぼけて目覚めるときは大体ノイズが流れている、我が家では。以前、家が崩れるー!と寝ぼけてパニックになった時はVivenzaが爆音で流れていた。その工事現場みたいなノイズのせいでパニックに陥ったと思われる。今日も今日とてVagina Dentata Organのアナログ溝の内周無限ループが鳴っている中で目覚めてパニックになったのだった。まあ、要は寝ぼけている自分が悪いのだけれどもそれを棚に上げても、

ノイズは寝起きに悪い

ということを格言として掲げたいものである。

だからDamon And Naomiの「False Beats And True Hearts」を聴く。そうか、彼らもこの形態で活動するようになってもう20年くらいになるのか。そうだよな、Galaxie 500が解散したのだって私が高校生の頃だものな、元バンドメイトのLunaのファーストLunaparkは高校3年生の夏に確か自転車で行ったタワレコで買ったもんな、そうだよな、となってしまうアルバムである。とは言え、Galaxie 500後の活動も思いっきり色々追いかけてきた私としては、フツーに好きなバンドの新作、という感じであるのは言うまでもない。それは当たり前の話である。さて、この新作は何だか凄くすっきりとしたアルバムである。前作Within These Wallsがかなり内向的な感じだったのに比して、今作は結構軽やかな、季節で言えば冬のアルバムだった前作から春のアルバムになったような、そういう感覚を覚える。メロディは勿論独特の切ない感じであるのは変わらないけれども、どこか開放的な感じが強い。強いて言えばファーストMore Sad Hits (Rpkg)とセカンドWondrous World of Damon & Naomiの関係に近い、というか。違うと言えばKramerが絡まなくなり、そして長い活動の中で得たGhost絡みの同志達の演奏や、ブラス等も大きくフィーチャーされている、という点だろうか。そしてめんどくさいことも言わせてもらえれば白昼夢的な感じが強かったセカンドとは違って、何だか現実世界に根ざしたような、そういう逞しさまでも、ってこりゃ言い過ぎか・・・。まあそれはそれとして、昨年の来仙ライヴで触れた2人の温和な感じがそのまま感じ取れるような、そういう暖かいアルバムである。意外にアップビートな曲があったり、という彼らにしては新鮮な驚きもあり、何だか勿論それぞれのアルバムにそれぞれの魅力があるのは当然だけれども、今までの作品のどれよりも好きかもなあ。