White Rune

今度の日曜日です!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年6月26日(日)  20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools meets雨先案内人, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, syun

VJのヨシトモさん歓迎会を兼ねて夏至の今日、BBQパーティが行われているようであるが、私はのっぴきならない事情で欠席なのが悔やまれる。という個人的なぼやきは置いておいて、ANN、よろしくお願いいたします!

そういえば先日見ていたスペースシャワーの番組で「あなたの加入したいバンドは?」という視聴者からの意見を募るコーナーがあった。まあ、大体若い人が見ている番組なので首位はThe Bawdiesだった。

当然私も考える。別に既存のバンドに入りたい、とか思ったことはないが、果たして自分が入ったら何らかの形で貢献できそうなバンド、音楽的にも納得のいくバンド、何より続けられそうなバンド、とか無駄に色々考えて結果、結論が出た。

モダンチョキチョキズしかないだろう。

そう、私が入りたいのはモダンチョキチョキズ、である。担当楽器は何になるか、もしかしたら楽器なぞないかも知れないが、それでも構わない、モダチョキしかない。貢献できそうな感じビンビンではないか!

とは言え、若い方々にはピンとこない集団かも知れないので説明しようかなあ、とか思ったりしたのだがまあ各自ググっていただきたい。嗚呼私が入っていれば「くまちゃん」で終わりにはしなかった!バカラックとか小西康陽と絡んだりとかもなく、もっとストイックに、ハードにいけた!とか妄想したら鼻血出たから今日は大人しく寝る。暑いし。

えっとIceageの「New Brigade」を聴く、ってこんなアルバムがデビュー作で良いのか!?というくらいとんでもない一撃である。What's Your Rupture?がディストリビュートしてくれたおかげでやっと聴けた。まだバッキバキの10代4人組フロムデンマーク、である。というか別にやってる連中が何歳であろうと、どこの国の人であろうと関係ないのである。このアルバムはとんでもない。端的に言うとFactoryと契約した後のJoy Divisionが、Martin Hannettと出会わず、Peter Hookがベースの自我に目覚めず、Bernardがもっとギタージャキジャキになり、Stephenが打ちこみとかに目覚めず、そして勿論Ianが死なず、そしてそのままMinor ThreatとGang Of Fourに影響を受けながら活動していたら、という音である、ってさっぱしわからんか・・・。とにかくそういう冷たさをどこか保ちながらカオティックなハードコアのりがギンギンなのである。そしてそのカオティック具合は肝心なところでなんか不安定な、致命的な下手さ(悪いとは私は全然言ってない)のドラムスによって更に増幅されるのであった。いやーかっこいい!こんな未来のないような音楽なのにロックンロールの未来があるように思わせてくれる、っつーだけでも素晴らしい。このアルバム1枚で解散しても何も驚かないけど、このままぐしゃぐしゃと突進していってもらいたい、と過度に期待させる、本当にあっという間に終わる全12曲。ちょっと本当にポカンとさせられました。