Found Love In A Graveyard

今夜ですよ!!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年11月27日(日)  20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Guest Live Act/ Optrum, moja
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, syun

私たちEVOLは20時50分くらいからやりますのでよろしくお願いいたします。ゲストさんも(半分レギュラーのmojaも含め)いるのでこれは是非皆さまお越しくださいませ。EVOLは毎回打ち合わせの意味がないほど予測不能の初手からバック・トゥ・バックスタイルなので何が起こるかわからない、というか今お昼ご飯にぺペロンチーノ作ったらとても美味しかったのでその感動に浸っている最中で何も考えられません。まあ、最近話題のNoel & Gallagherさんと同じスタイルなので(足元にも及ばないのは当然ですが)そこら辺もよろしくです!

12月の2日金曜日には唐突に八乙女のLoopcafeでの真夜中のロックイヴェントでDJさせていただくことになりそうです!

詳細はいまだわからないのも大丈夫なのかと思うのですが、ロック7インチ縛りの予定です!ところで・・・ロックって何だ?

ということで何だか選曲しているのであるが、DJの際に(いや、DJなんて大それたことはこの15年間やっていなかったように思うのだけれども便宜上DJと言わせていただきます)CDだけ持って行くと、それはとてもハンディで移動が楽だし、針飛んだりすることも決してないし、ある程度音圧も一定なのでとても良いな、と思う。

思うのだが、何だかテンションが上がらない。我が家の場合、CDメインで選んで行くととっ散らかり過ぎててハチャメチャになっちゃってとりとめがなくなる(これはまあ、CDのせいではないと思ったりもするのだけれども)ということがあるのだけれども、わざわざレコードよいしょこらしょ運んで針のゴミ取ったり音圧確認したりしてやる方が何だかやる気が出る。やる気、っつーか何かしている気持ちになってくる。まあそれは単に気のせいなのかも知れないのだけれども個人的にはそういう心持になるから縛りがなければアナログを持って行くことにしている。あくまで個人的に、であるから誤解なきよう。

でも、今の世の中、データとPCさえあれば綺麗につなげてDJできたりする世の中だったりする。CDすら運ばなくても良いわけである。基本めんどくさがり屋の私はそんな事前にPC上でプレイリストを準備して、なんていう作業はしたくないから直前に部屋の棚を上に下にの大騒ぎしてソフト選ぶ方がまだ楽なのだけれども、データでやることはとても便利だし仕上がりも美しいから良いのかなあ、とも思う。でも、音楽聴いていることからちょっと枝分かれしてDJ的なことをしている私としては、そんな枝を幹みたいにしてしまうのもなんかな(単にめんどくさがり屋の言い訳であるが)と言う気がするし、多少現場でスマートじゃないことをした方がやってる気がするのう、何と言うかわざわざ感というか、って気持ちになったりする。まあ、でも多分時代遅れなのだろうなあ、こういう気持ちの持ちようの話は。だから珍しい生き物みたいになっていくのかも知れないけど、それはそれで良いのである。楽しければずっとやるだけの話である。

ところでこの間オーディオ専門店にレコードのクリーナー買いに行ったら店の親父に、若いのにアナログ聴くんだ(いや、37歳なんですけど。童顔、なのか自分・・・?)、とか言われ更にはアナログの方が本物だからね、とか言われてしまって、逆に何だか考えさせられてしまったのだった。そういう変な優劣をつけるようなところに完全に同調しちゃうのも何だかちょっと納得がいかないものである。どう考えてもこれまで音の悪いアナログに出会いまくってきたこととか、針飛びに泣かされたこととか色々思いだすと、一概にアナログ優位、って言えないと思うんだけどなあ個人的には。まあ、結論はよくある人それぞれ、って奴で私はCDでもアナログでも楽しいですよ、というオチになって全然つまらなくてすみません。

Veronica Fallsのデビュー盤をCDで聴いている。元The Royal WeThe Royal Weのメンバーが結成したバンドである。The Royal Weも何だか熱狂的な盛り上がりを見せたバンドだったけど、こちらのVeronica Fallsもいやーインディギターポップってこういうことだよなあ、と思わせられる清々しさのバンドである。あ、インディギターポップ、とかそういう大雑把な表現を使ってしまったのだが、要は80年代のUKのインディにいたようなギター中心のバンドが出してもおかしくないような音、ということで解釈していただければ。タムとスネアとタンバリンのリズムにジャキジャキのやかましいギター、気がつくと底辺を支えているベース、そしてポップなメロディにコーラスに女性ヴォーカル、ということである成分的には。だからボケようがないくらいにシンプルなのだけれどもそれでいて最大限やり切っていところに大いに感動する。昔にもこういう音のバンドはいたかも知れないのだけれども、ノスタルジー込みで良いのではなくて、これをやるんです!的な気概に何だか興奮させられるのだなあ。歌詞が若干ダーク目(なんせバンド名が「ベロニカは死ぬことにした」だからな)なところもまた一筋縄で行かないところで、こういうセンスって嫌いになれるわけがないのである。ちなみにカジヒデキ氏も今年のお気に入りのようである。