Salt

昨日のAOBA NU NOISEにお越しの皆さまありがとうございました!八巻くん最後のレギュラーとかEVOL相棒大久氏DJ持ち時間終了30分前に到着からのいきなりCiccone Youth「Into The Groovy」という衝撃、とか色々あるのですが、最早寝落ちがデフォルトになりつつある私は来月はちょいとお酒控えめで行きたい思う。いや、なんか最近週末になると疲れがどっと出やすくなってきてるのか気づくと自然に昼寝してたりするわけだから、そりゃあ日曜日の夜にお酒飲めばすぐ寝るわな、と今日納得していた。しかし週末に調子悪いと何ともやり切れないものだのう。

さて、最近レコード買うのも情報戦みたいになりつつあるのだろうか、と思いながらいる。Angus Macliseの「Dreamweapon」3シリーズも鬼限定でめちゃ聴きたいのに大層入手に難儀したものだ。これも知らなくて、ネットショップからメールでニュースが来た時に知って、サイトに飛んだらソールドアウトになってしまっていて、その後結構色々ネット上を徘徊して遂にはアメリカから買う羽目になってしまったのだった。

いや、それよりも何よりもBryan Ferry様の12インチが実は4種類、300から400枚限定で出ていた、ということを今更知って大層愕然としていたのだった。リミックスだし良いじゃん、とかiTunesで買えるじゃないか、とかCDのデラックス版にある程度入っているじゃないか、とか色々自分に言い聞かせているのだが、そういう問題ではないのだ。だって、ねえ、Ferry様ですから!いやはや、何と言うか最早普通にレコード買うのもなかなか大変なご時世になっているのだなあ、とうすうす感づいてはいたけれども、確信させられる事態である。

いや、まあ別にそれならそうでないものはないんだから、って落ち着けよ、という話なのだけれども、そういう風になれるものならとっくになってるわ、というものである。自分ではコレクターともはたまたマニアとも思ってはいないのだけれども、敢えて言うならコレクター道はどんどん険しいものになってきているのだな・・・。

先日拙ブログを編集画面ではなく、通常の画面で読んでいたら下に広告が出てて「断捨離はじめてみませんか」と思いっきりあったのだがあれは嫌味なんだろうか。とか思いながらいる。そしてOren Ambarchiの「Audience Of One」を聴く。彼絡みのリリースは本当に多くて、気づくと色々ぼこぼこ出ているのだけれどもこれはソロアルバムとしては最新作である。ギターのドローンとか、聞こえるか聞こえないかの静謐な鉱物的なインストのイメージが大層強かったのだが、今作ではSea And Cakeにも通じるような良い湯加減のヴォーカルトラックとか、KissのAce Frehleyの曲までカヴァーしてたりする。とは言え20分強の強烈なインプロっぽいセッション(これがかっこいい)とかやっぱり静謐な曲とかもあって4曲入りだがヴァラエティ豊かで面白い。声を楽器のように使ってる感じとか結構新鮮な響きが楽しめるし、なんかポップな感じすらするのが今作の最大の魅力かと思う。