Cherokee

今週の土曜日です!

REDRUM vol.1 @超五感cafe&gallery PANGAEA 2012年9月8日(土)20:00〜 1500yen(1D)
DJs:B.Toriyama (NATURAL 4), tdsgk (AOBA NU NOISE), oohisa (AOBA NU NOISE), 療子 (REDRUM)
LIVE: 小野 健宏(Corps sans Organe, 深海魚)
人形制作・藤林 馨

なんでもライヴは轟音ノイズになる、という情報だったのでそうなってくると敢えてなんだか違うベクトルのをかけたくもなってきますが、色々聴ける楽しいイヴェントかと思いますので皆さまよろしくお願いいたします!

そして、

MOVEMENT @diningbase fam 2012年9月21日(金)21:00〜 2000yen(1D)
DJs: kenta_xxx, t/m/k, HirotheBooy, Zico
Guest DJ: tdsgk(AOBA NU NOISE)

いやーゲスト、とか言われると本気で恐縮なんですが、全力で頑張りたいです。ので皆さんも遊びにいらしてください!にしてもこの告知画像、というかフライヤー?、めちゃかっこよすぎる・・・。本気で痺れましたよ、これには。

さて、先週の土曜日のRock Lobsterにいらしてくださった皆さま、ありがとうございました!最初のDJの時はトラブル(後に何とか解決)のおかげでターンテーブル1台でQue Sera Seraの3人がレコードかけまくる、というわんこそばスタイル、もしくはつなげることが物理的に不可能故レイディオスタイルでお届けしましたが、逆に楽しんでいただけたみたいで、皆さまの心の広さに感謝です。とりあえず曲の終わりそうな空気を察知する動物的な勘、そしてレコードを持って瞬間的にターンテーブルのところに行ってぱぱっと盤を代える瞬発力、といったものが養われた、気がします。

我々Que Sera Seraのライヴは、なんか久々のライヴだったわけなのですが、いつのまにか豪放な感じになったな、とドラム叩きながら思いました。勿論各人間違えまくったり、なんだか色々はあったのですがそれらを超えて何だかサムシングがつかめた気が個人的にはしております。精進いたしますのでよろしくお願いいたします。

そして何より主催のDJ And Kimmyのデビューライヴは実に鮮烈過ぎて、本気で感動しました。こういうのってあったようでなかったんじゃないか、という痛快なパンクサウンド、なんですがアイディアが新鮮でフレキシブルで、何よりも凄く取っつきやすくて、2人でやることの利点がぎゅっと詰まってたような気がします。また観たい!

で、それが終わってからのQue Sera Sera3人DJは、私がライヴ終わった解放感と仕事終わりで突っ走った疲労感とライヴ終わってからがぶ飲みしたワインが祟って、New Order「Temptation」をかけて狂人と化す、という事態になってしまって申し訳ありませんでした・・・。

しかし凄く楽しかったので、お声をかけてくださった主催のDJ And Kimmyのお2人には本当にお礼を申し上げたいところです。また機会があればよろしくお願いいたします!

で、Cat Powerの「Sun」を聴く。こ れ は な ん か す ご く よ い ぞ。勿論これまでの猫力(下らなくてすみません)も素晴らしく、どの時期もそれぞれ良かったし、とくに前作Greatestとかカヴァー集ジュークボックスのソウルっぽかったり、どっしりとしたバンドサウンド路線も凄く格好良かったわけだが久々のこの新作はほぼ1人で演奏までやっていて、時折バンドが入ったりIggy Popが参加したり、という感じになっているからこれまでとは随分違うわけである。で、1人でやる、ってことだから昔のようにギター弾き語りで、とかいう感じかと思いきや打ちこみ導入してダンサブルだったり、ファンキーだったりしているからまずぶったまげたのである。しかしそれが全く派手にどかーん、という感じではなく彼女のこれまでの作品のノリを損なわない、奥ゆかしい感じ、というか若干謎めいた感じで展開されていて、それでいて曲調も取っつきやすかったりするからこれは何だか衝撃的な傑作なのではないか、と思う。しかしこのビート感とか音の感じ良いなあ、と思ったらZDARさんがやっていて、しかもパリでの録音(だからIggy Popもいたのか)ということで何かMotorbassとCat Powerを入荷させて両方ともコメント書いて売っていた店員時代(15年くらい前か)のことを思うと、何だか当時は想像もつかなかったことが起きる世の中なのだな色々と、と遠い目になる。まあ、それは置いておいてますます一層Cat Powerのことが好きになるし、更にそれと同時にCat Powerのことがわからなくなるような、そういう魅力的な作品である。謎があった方が良いじゃないか、ということである。