Let's Build A Pussy

ご無沙汰しておりました。様々な荒波を潜り抜け、様々な音楽を聴きながら1週間以上過ごしてまいりました・・・。

で、明日です!!

Rock Lobster @K's Garage 2012年9月1日(土)20:00〜 1000yen(1D)(飲み物持ちこみ可)
Live: Que Sera Sera, Donna Joe and Kimmy
DJs: Confusion Is Sex a.k.a. EVOL (AOBA NU NOISE), MIKI(Half Man Half Shit, Donna Joe and Kimmy), Youkou Endo

20時からDJします!Que Sera Seraのライヴは22時からです!もうパーティ、という感じでライヴもDJものんびり楽しんで行ってください!そして当然主催のDonna Joe and Kimmyのデビューライヴは狂乱の極みで迎えましょう!

REDRUM vol.1 @超五感cafe&gallery PANGAEA 2012年9月8日(土)20:00〜 1500yen(1D)
DJs:B.Toriyama (NATURAL 4), tdsgk (AOBA NU NOISE), oohisa (AOBA NU NOISE), 療子 (REDRUM)
LIVE: 小野 健宏(Corps sans Organe, 深海魚)
人形制作・藤林 馨

こちらもライヴもDJもごっついイヴェントですが聴いて飲んで語って時に踊って楽しみましょう!果たしてビートある音楽かけるかどうかは微妙ですが・・・。

更に9月21日にはMovementというイヴェントでDJいたします!イヴェントの平均年齢を1人で上げまくるtdsgkですが若い皆さんにご迷惑をおかけしないように全力で頑張ります。詳細はまた後日!

さて、日曜日のAOBA NU NOISE、水曜日のGaslight、どちらもお疲れ様でした!両方で私は棚から一つかみスタイルで頑張ったのですが、大変楽しい感じでした。あんまりやらないと思いますがまたよろしくお願いいたします。とくにGaslightは今回も内容的にはいつもと同じようなイヴェントだったのに何故か新鮮だったのはクオリティが毎回毎回上がっているからなのかな、とふと思いました。

そして今度はAOBA NU NOISEが東京でも開催される、という驚愕のニュースが飛び込んできました。詳しくはまた後日ですが、むろん私も参加しますので東京方面にお住まいの我が親愛なる友人の皆さま、もしよろしかったら遊びましょう!

しかし8月も終わりなのに暑くてダメになりそうだ。いや、夏は暑いんだしょうがないしょうがない、と頭ではわかってはいるものの身体中から発汗しているから、こういう時にはアタマ(ココロ)とカラダは全く別のものなんだ・・・、と実感する。もっと若い時にこの認識を強く持っていたら、もっとちゃんと色々な局面の時に言い訳も上手くできたんじゃないか、と思うのだけどそういうゲスな発想が生まれてくるのは暑さによって実はもうアタマもやられっちまっているからだろうか。

でも1つだけわかっているのは数カ月後には寒い寒い、もう今年も終わりか、とか言っているであろう、ということである。どうでもよく思えることだけど、震災以降そういった何気ない、昔はどうでもよい、と思われていた類の先のこと、を考えるのはとても尊いことのように思えてくる。実は拙ブログ冒頭の告知の数々もそういった尊い行為の一環なのである、ってのはまあ言い過ぎではあるけれども。最近デカイ地震あったしさ、宮城県では・・・。

Harry Pussyの「Let's Build A Pussy」を聴く。衝撃のスカム、というかジャンク、というかローファイサウンドをその昔ぶちかましていた2人組の解散後に出た音源(激入手困難だったらしい)のまさかのEditions Megoからのリリース、である。まさかの、とは言ったがメンバーのBill Orcuttのソロアルバムは2枚New Way to Pay Old DebtsHow the Thing Sings(2枚とも凶暴なブルーズみたいで最高)同レーベルから出ているし、意外なことではない、かな。しかし音が意外、というかなんじゃこりゃー、と往年のHarry Pussyを知っている人も衝撃の内容、なのである。冒頭Adrisの叫び声が響き渡り、それがコンピューター加工されて変調していきその後は1時間強、アナログ盤4面に渡ってその変調された後の電子発信音のビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーという音が延々続くだけ、なのである。もちろん単なるビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーではなく、ビーー〜〜ーーーーーー=============ーーー・・・ーーーーーー_____________ーーーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜みたいな感じでうねりとか強弱があったりもするのだが、基本ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーである。Lou Reedの「Metal Machine Music」になぞらえてAlan Lichtはライナーで色々書いているけれども、変化はあるにしてあれよりも変化には乏しい感じかも知れない。だからあまり万人にオススメできる感じではない。ただ、64分間ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだけで楽しめる人には超オススメだし、むしろそのビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーの変化を楽しめたり、その陰から立ち上がってくるなんか妄想にすぎない、もしくは幻聴にすぎない音像に興奮出来る人にはオススメである。私?ほら、「Metal Machine Music」大好きなんでね・・・。