Gamma Ray

今週土曜日!

Coquettish Murder Girls presents [SALON DE MURDER]@DINING BASE fam(仙台) 2012年11月10日(土)22:00〜 1500yen(1D)
LIVE:
Coquettish Murder Girls+村田学(狂うクルー)/ 菊地良博
DJs: Kuwamann, tdsgk, Kagayama

ノイズとエグイビートの音楽と多分どうしても出てくるロマンテイークな歌ものでお届けすることになると思いますがよろしくお願いいたします!毎回好き勝手やらせていただいてしまって・・・。

そして次の週の日曜日!

「RADICAL 3000」@Club ADD(仙台)2012年11月18日(日)19:00〜¥1000 Genre: NEW WAVE
Guest DJ: T.I.E.D.(After Dark)
DJ:tdsgk(AOBA NU NOISE), B.Toriyama(NATURAL4), 療子(REDRUM)

ニューウェーヴ、と考えられるレコードをかけたおす、でもなんか毎回不気味に盛況なイヴェント!今回も面白いことになりそうですのでよろしくお願いいたします!まあ考えてみればどんなイヴェントでもニューウェーヴ、かけてるんですけどね、多分・・・。

さて、先週金曜日から土曜日にかけてのAOBA NU NOISEイン渋谷、ご来場の皆さま、そしてANNクルーの皆さま、本当にありがとうございました!もうあの渋谷echoの中が一体ここはどこなんだ、そしていつなんだ、というくらいに場所も時代も関係ない最高の友人の皆さまとわいわい出来て大変幸せでした。いや、本当に友達の結婚式でもおそらくここまでではない、というくらいの出会った時期も場所も出会い方も違う友人たちと一気に会う、という経験なんてできないよなあ、とレコードかけながら感動してました。

とくにイヴェント前、わざわざ天狗での会合に誘ってくださったmkさんとはがっつりと色々お話しできて色々爆笑できて本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます!いや、なんか会うのは2回目なのにネット上で色々とやりとりを頻繁にしていたせいか、地元の友人、みたいな勢いでしたなあ・・・。

というか金曜日にドタバタと仕事をやっつけて、上京して、ユニオンで10分くらい買いものして、天狗行って、イヴェントやって、ネットカフェに半ば倒れ込むように入って寝て、代官山行って、帰仙、というド強行スケジュール2日間だったのだが、ふと土曜日にお昼ご飯食べながら、いや、こりゃ普通の38歳がすることじゃねえよなあ、と突然思ったりしたのだった。全く自分では疑わず自然なこととして東京行きを決めてスケジュール組んだのだが・・・。

でも、若いうちは時間も色々あって楽しいこととか面白いことというのは勝手に向こうから舞い込んでくるものだと思うのだけれども、この歳になったらこちらからアプローチしていかないと決してそういうことには出会えないのだから、多少無理しないといけないのだ。だから私は年相応の楽しいことをしているだけなのだ、と帰りの新幹線の中で思いいたったので、うん、そういうことである。個人的且つ勝手な結論:ちょっとした無理なぞしないで得られる楽しいことなんて、少なくとも私にはもうない!のだ!

ということでこれからも身体壊さない程度に楽しいことにアプローチしていく所存である。だから健康第一である。頑張ろう・・・。Aimee Mannの「Charmer」を聴いて頑張ろう。新作である。もう今更映画「マグノリア」で、と言ってもあんまりインパクトがないのかも知れないけれども、世間的にはあの音楽担当でブレイクした彼女である。ソロアルバムももう7枚目か。しかし彼女の、何と言うか何気ないさらりと良いキャッチーなメロディをこれでもかこれでもかと積み重ねていく手法ももう熟練の域である。さらりとしているが故、あらちょっと良い曲だな、というのが最初聴いた時の感想なわけである。でもそれで気になってついつい聴いていくと実はとんでもなく練りに練られた曲だらけ、ということに気付くのである。で、そうなったらもう最後・・・、というアリ地獄のような音楽なのだった。しかも3枚目以降は毎回シンプルな演奏で過不足ないから更に最初の印象はさらりとしているのだが、それ故にじわじわ来る。今作ではアナログシンセの音色が結構インパクト強くてその音色がアルバムをドライヴさせている感がある。加えてAimee嬢(ってもう53歳らしいが!)のいつものクールだけれども決して突き放したような感じではない美声によるヴォーカル、シニカルだったりユーモラスだったりシリアスだったりする歌詞のビタースウィート感も抜けだしがたいものがある。とくに新機軸、というものは見当たらなかったりするけれども、いつもの彼女のアリ地獄は今回も更に深みを増して・・・。