I Should Live In Salt

えっとまずはBGM担当、というかバータイムの音楽担当のお知らせです。

@Music Dining ark 2013年6月14日(金)20:00 or 21:00〜

約1時間程度音楽をかけようと思っていますので、何かのついでにでも立ち寄っていただければ!BGMだからと言ってVanityのBGMとかかけてる場合じゃないんだろうな、というのは重々承知しておりますので、何か楽しい飲みのバックグラウンド頑張ります。

で、同じ日に毎回乱入スタイル(Blow Your Mind枠)でやらせていただいているこちらも!

United Vol.3 @diningbase fam 2013年6月14日(金)20:00〜 DOOR/1500yen(1D)

New Wave、Post Punk、Indieのイヴェント第3弾!これは結構ユルいくせにかかるのがとんがってる厄介なイヴェントですが、こちらでもやります。次の日も仕事(というか当日も仕事)なのでそんなにがっつりとは行かないかも知れませんが、ニューウェーヴ番長として頑張ります。

6月にはあと3回ほどDJの機会があるのですが、なんと同日イヴェントはしごがあって同じ日に2か所でやる予定です。もういつ何がどうなるかわからないから、やれるうちにやっとかないと。詳細はまた後日!

ということでただでさえしんどい用件で1泊している間にBTB吉村氏の訃報なんていうとんでもないことを知ってしまって、この2日間は大分大変だった。まだ大変だ。ただ、Yahooコメントってマジ下らないからいらないんじゃないか、という思いを強くしたのだった。書かなきゃ気が済まない人ってのがいるんだろうなあ、病的に。

あーあ。まだBTB引っ張り出して聴く気にならない、というかもう脳内でガンガンに再生しまくっているから聴く必要も今はないのかも知れない。落ち着いたら聴こう。

だから吉村氏も聴いていたようだったThe Nationalの「Trouble Will Find Me」を聴こう。じわじわとブレイクしてきてここに来てのこの傑作は本当の起爆剤になるのだろうなあ、と確信させてくれる凄いアルバムである。持ち前のスケールの大きさはそのままに、今作は小技が冴える、それでいて実にまろやかな作品である。さりげなく変拍子があったり、ミニマルな展開があったり、とかストリングスやらブラスやら打ちこみやら、と実にてんこ盛りなのだけれども結局印象的なのは優しい、美しいメロディと、Matt Berningerの渋く優しい声と、丁寧に韻を踏む歌詞、しかもなんか不安というか落ち着かなさを歌った歌詞、なのである。とにかくメロディのスケールの大きさは相変わらずで、なんかこう、カタルシスを得られるのだけれども、それでいて仰々しくないのだから凄く好感が持てるし、それ故に実に感動的なのである。とくに何か今作はNew Order的な(いや、音的には違うんだけれども)瞬間があったり、相変わらずJamesを思い起こしたり、とどことなくUK的色合いが濃いのかも知れない。そこら辺も含めて実に好みなのだけれども、何だか凄く地味な表現しかできず歯がゆい。でも、そう言えばR.E.M.とかもいなくなってしまった今のアメリカでのこういうロックバンド、しかも人気者、っていうのは凄く頼もしいことなのだ。