Praise The Earth ( Wheels Of Amber And Gold )

GASLIGHT Vol.14 @diningbase fam 2013年8月28日(水)21:00〜\1500(1d)
Act: carl / janko / katz / Masaki Saito/ Masumi Horiya / Morio Kamada / 砂
DJs: sasada/tdsgk
死海 鈴木美範

未体験ゾーンの音楽弾き語り酒場、よろしくお願いいたします!

そして次の日!

Someone Still Loves You Boris Yeltsin 仙台公演@Neo Brotherz 2013年8月29日(木)19:00〜 \2000+1D
Live: SSLYBY, umiuma, Rainpaints, Waikiki Champions
DJ: tdsgk, Ghostworld

アメリカからの、宮崎からの、そして仙台からの強烈ライヴアクトに世界中が恋するGhostworldのDJ、そしておっちゃんDJ!頑張ります!

そして次の日!

United Vol.4 @diningbase fam 2013年8月30日(金)21:00〜 DOOR/1000yen(1D)

New Wave、Post Punk、Indieのイヴェント第4弾!乱入スタイルでわーっととんがった音楽かけに行きます。よろしくお願いいたします!

昨日のAOBA NU NOISE、ご来場の皆さま、ありがとうございました!私は本気で体力の限界で(酒のせいではない)、電車で帰宅(目的駅の一瞬前に寝落ちしたけど何とか無事に降りた)という体たらくで悔しかったのですが、また来月もよろしくお願いいたします!EVOL的には、なんか後半私の10代クラシックスばかりかかる展開になっていて泣きそうになると同時に、もしタイムマシーンあったら高校時代中学時代の自分に会って、これから何とか生き延びたら今君が聴いているThe La'sとかTFCとかThe Wedding PresentとかSonic YouthとかChapterhouseで、依然として40歳近くなってもまだまだわいわいできるんだよ、って教えてあげたくなりました。

AKB48の「恋するフォーチュンクッキー恋するフォーチュンクッキーType B(初回限定盤)って良い曲だな、って思って「ギンガムチェックギンガムチェック(Type-B)(数量限定生産盤)【多売特典生写真無し】以来久々に買ってみた(ブックオフで)。なんか曲は良いのにアレンジが安っぽくてどれもこれも金稼ぎのためにケチってんのかなあ、という感じの曲が続くのう、という思いでずっといたのだけれども、この曲はギターのカッティングやストリングスやブラス(まあ、安っぽいが)やら良い感じでソウル、ディスコっぽいし、メロディは流石職業作曲家が作ってるらしくツボが押さえてあるので、凄く良い。今日だけで10回くらい聴いた。

でも、歌詞がなあ、と思う。否、なんか違和感がある、というか。内容に関しては別にどうでも良いのだけれどもなんかAメロの歌詞ののっけ方、とか聴いていて凄く引っかかる。今日10回聴いたから10回引っかかった。なんなんだろう、別に良いのかなあ。でもこんなにドライな感じで進行して行って、というか深みのないようなバサッとした感じで良いのかなあ・・・。思えば「フライングゲット【多売特典生写真無し】フライングゲット(Type-B)(生写真1種ランダム封入)(通常盤)も凄く好きな曲だったけど歌詞に違和感あって、これまた同様にのっけ方とか、もっと良い表現あるんじゃないのかなあ、と聴くたびに思わせられるのだった。とくにサビの辺りで。誰だよ歌詞作ってんの、と言う元も子もないこと思ったりした。でもそんなの私しか感じてないことなのかも知れないし、大体拙ブログがなんかグダグダアイドルの曲に関して語って、「ちょっと違う視点持ってます」アピールしているように思われるのも癪に触るからまあ、こんなところで終わりにしておこうと思う。でも、本当に曲自体は何かねえ、こういうの嫌いになれる人なんていないと思うんだよなあ、という名曲だと思う。メンバーに関して篠田と大島、という2人が可愛い、ということしか知らない私でも全力で楽しめる。

しかし最近色々なニュースとか読んでもさほど動じなくなっている自分がいて、それはマズいな、と常々思っているのだけれども震災のせいで変に耐性がついてしまったのだろうか。もう太平洋のお魚とか普通に食べられなくなるのか、というレヴェルの汚染水垂れ流しのニュースとか読んで、強い怒りは当然覚えて、でも同時に強い無力感覚えて、それでもって、はあぁあ、とかなってしまって寝る、とかいうのは決して本意ではないのだけれどももしかしたらこういう事態こそが全ての終わりの始まりであって、気持ち悪い右翼の社説読んでも、はー、と溜息しか出なくなったりする、こういう骨抜き状態が一番マズいと思う。だけれど何をどうしたら良いのかわからない、というのって一番フラストレーションが溜まるのであった。

だから個人的には「いつか何とか折り合いがつく日が来るだろう」とか信じ続けるしかないのだけれども、「未来はそんな悪くないよ」とか言われると、何を根拠にやゴルァ!となっちゃうので「恋するフォーチュンクッキー」の歌詞にはやっぱり、うん、違和感あるのだ。

なんつうまとめなのか・・・。Mick Harveyの「Four ( Act Of Love )」を聴く。今年は何気にMick Harveyが昔絡んでいた連中のリリースが多く、Nick Cave And The Bad SeedsPush the Sky AwayやらCrime And The City SolutionAmerican Twilightやら、物凄い力作揃いの年である。で、そんな中3年ぶりのソロアルバムはコンセプトアルバムなのであった。愛と宇宙、という何だか凄いな、という感じのテーマではあるがなんかそこら辺も含めて納得させられる充実ぶりで感動の1枚である。オリジナルとカヴァー織り交ぜて3部構成になっているのだが、The SaintsやRoy Orbison、Van Morrisonやらのカヴァーが切れ目なくオリジナル曲と共に合わさってアルバム全体を作り上げる、というその構成が実に見事で舌を巻く。決して派手なところはないのだけれども、その分逆に凄みがあってちょっとTownes Van Zandtとか辺りに近いんじゃないか、と思わせられる。彼の渋い美声ヴォーカルはここでも全開なのだが、とくに今回ドローン的なものの上でのヴォーカルが多く、それがまた痺れるくらいに格好良いのであった。マルチプレイヤーとしてThe Birthday Party以降脇役に徹して来た彼がフロントに立つようになって、それで徐々にオリジナル曲の占める割合の多いアルバムを作り初めて6作目、ということでもうこれはそろそろ我々もいい加減Nick Cave云々ということは抜きにして、逆に彼と拮抗しうるオーストラリアのシンガーソングライターとして彼のことを認識しても良い頃なのかも知れない。