Shine

急な話ですが、今週土曜日にはこちら!

United Vol.5 @diningbase fam 2013年11月30日(土)21:00(?)〜 DOOR/1500yen(1D)

New Wave、Post Punk、Indies、というような大雑把なジャンル分けで語れるようなお馴染みのイヴェント、遂に5回目です。若い方々の楽しい選曲を楽しめる機会なので私も楽しみなのですが、相変わらずの乱入スタイルでうわー、っとやりに行きます。よろしくお願いいたします!

さて、遅くなりましたが日曜日のAOBA NU NOISEにお越しの皆さま、ゲストの皆さま、本当にありがとうございました!いや、Group AもDay And BuffaloもMiila And The Geeksの皆さまもそれぞれ驚愕のライヴで興奮しましたし、何よりも-W-のひっさびさにぐっちょんぐっちょんなフロアとステージの境目皆無のカオスライヴも、乱入者多数具合でなんだか、こういうの久々、と興奮しました!お客さんもゲストさんも皆一様に楽しんでいたし、ちょっとANN、やっぱ良いじゃん、と8年目にしてまたしても思いましたよ。EVOLは久々にどロックンロール大会とか色々あってやってて楽しかったです。何よりゲスト受けが何故か良くて、そうなってくるとちょっと調子に乗ってきちゃうから謙虚に今後もよろしくお願いいたします。大貫亜美とかかけて皆盛り上がっているのを見て、何だかじーんと来たなあ・・・。

ところで皆さんは何を着て寝ていらっしゃるのですか・・・。唐突な質問ではあるが、ふと気になったのである。

私は生まれた家が皆パジャマを着て寝る家だったので、寝る時にはパジャマ、という環境で育った。だからいまだにパジャマを着て寝ている。でも成長する過程で様々な人と出会い見聞を広めていくうちに、どうやらジャージで寝ている人とか、パンツとTシャツという人とか、全裸、という人がいる、ということがわかってきたのである。

というか別に寝る時に何を着るか、という話題ってあまり普通にしないかもしれないし、第一なかなか色々な人の寝る時の恰好とか見る機会って極端に少ない、というか皆無に等しいのではないか、と思う。第一旅行に行けば浴衣だったりするわけだし、日常的に何を着て寝ているのかを観察する機会、ってまず本当にゼロではないか。

でも、寝る時の服のヴァリエーションにどんなものがあるのか、ふと興味を持ったら何だか止まらなくて、私がパジャマを着て寝ようと布団に入っても、皆何を着て寝ているのだろうか、彼は彼女は何着て寝ているのだろうか、と考えると何だか物狂おしい感じになって来て眠りに就くのが遅くなりがちな昨今である・・・、ってこれ変態じゃねえか・・・。

まあ、それは冗談としても(半分本当)、なかなか見ることができないものって凄く気になるものであるなあ。私の数少ない経験から言えば男女問わずパジャマ多め、という結論になりそうなのだが、本当にそうなのだろうか。貴兄貴女の寝る時の服、もしよかったらこっそりとで良いので教えてくれませんか・・・、ってこれこそ変態じゃねえか・・・。

ちなみに何でそんなこと思ったかと言うと私の10年選手のパジャマの膝が擦り切れて、Kurt Cobainジーンズのような破け方な、グランジパジャマになってしまっているのに気付いて、はて他の人々はこうなったりするのかな、と考え始めたのがきっかけである。ちなみにそのグランジのまま着続けていたのだが、いかんせん穿く時にその擦り切れた穴に足を突っ込んでしまって穴は広がる一方で今や膝下が分離してしまいそうな勢いである。しかし、まさかそんなささやかな思いつきが、こんな物狂おしい想像と妄想と考察の地獄絵図になるとは、世の中一寸先は闇、である。

そんな大げさではないけれどもThe Psychedelic Fursの「Book Of Days」を聴く。89年のアルバムである。86年辺りまでのどんどんきらびやかに、どんどん派手に、という路線が88年のベスト盤で一区切りついて、地味ながらもめちゃくちゃ熱のこもった力作がこのアルバムなのである。初期のメンバーVince Elyが復帰して4人組になってプロデューサーも同年にThe Cureの「Disintegration」Disintegration: Deluxe Editionを手掛けたDavid M. Allen、ということで気合入りまくっているのだが、三拍子のナンバーやらストリングスとアクースティックギターのシンプルだけど緊張感溢れるナンバー、とにかくじわじわじわじわ迫ってくる佳曲揃いである。Richard Butlerのざらついた、若干ぶっきらぼうに聴こえなくもないヴォーカルも心なしか熱い気がして、興奮したものだ。これまでのアルバムに必ずあった、どポップでキャッチーなメロディの、いかにもシングル、という感じの曲はないけれどもその分アルバム全体として凄く聴きごたえのある、ファーズの最高傑作(と私が信じて疑わないアルバム)である。原点回帰、とか言いたくなるのだけれども、実はこんなにシンプルでソリッドな音ってファーズの他の作品にはなかったように思うのだけれども・・・。というくらいにどしっとした傑作だけれども結局この後レーベル移籍してアルバムもう1枚出して解散、というのはちょっと寂しかったなあ・・・。こんなにダイナミックなギターバンドとしての姿が楽しめる最高のアルバム作ってくれたのに・・・。とは言え、私が3カ月に1回は必ずいまだに聴いているド名曲「House」1曲のためだけでも聴く価値があるのだ。